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インテル® MKL 2017 デベロッパー・ガイド

シングル・ダイナミック・ライブラリーの使用

インテル® MKL シングル・ダイナミック・ライブラリー (SDL) を使用するとリンク行を単純にできます。

SDL を使用するには、リンク行に libmkl_rt.so を指定します。次に例を示します。

icс application.c -lmkl_rt

SDL は、インテル® MKL のインターフェイスとスレッド・ライブラリーを動的に選択します。デフォルトでは、SDL とリンクすると次の設定が使用されます。

インテル® MKL のシーケンシャル・バージョンの使用を含む、ほかのインターフェイスを使用したり、スレッド化設定を変更するには、関数または環境変数を使用して設定を指定する必要があります。詳細は、「インターフェイスとスレッドレイヤーの動的選択」を参照してください。