インテル® C++ コンパイラー XE 12.0 Linux* 版は Linux* オペレーティング・システムで C および C++ ソースファイルをコンパイルします。コンパイラーは IA-32 とインテル® 64 アーキテクチャーをサポートしています。
次の手順でコンパイラーの使用を開始してください。
ターミナルセッションを開きます。
コンパイラーの環境変数を設定します。
コンパイラーを起動します。
コンパイラーの起動前に環境変数を設定する方法の 1 つとして、コンパイラー環境スクリプト compilervars.sh (または compilervars.csh) を "source" する方法があります。
source <install-dir>/bin/compilervars.sh <arg>
<install-dir> はコンパイラーの /bin ディレクトリーを含むディレクトリー構造で、<arg> は以下に示すアーキテクチャーの引数です。
環境スクリプトにはアーキテクチャーを示す引数を指定します。指定できる引数は次のとおりです。
ia32: IA-32 アーキテクチャー専用のコンパイラーとライブラリー
intel64: インテル® 64 アーキテクチャー専用のコンパイラーとライブラリー
C ソースファイルをコンパイルするには、次のようなコマンドを使用します。
icc my_source_file.c
C++ ソースファイルをコンパイルするには、次のようなコマンドを使用します。
icpc my_source_file.cpp
コンパイルに成功すると、実行ファイルが現在のディレクトリーに作成されます。
Eclipse* でのコンパイラーの開始
最初に Eclipse* をシステムにインストールし設定する必要があります。その後、インテル® C++ コンパイラー XE 12.0 を使用できるよう Eclipse* を設定します。
Eclipse* でアプリケーションをコンパイルする方法については、コンパイラーのドキュメントの「アプリケーションのビルド」を参照してください。「Eclipse*でのアプリケーションのビルド」セクションでは、Eclipse* でインテル® C/C++ コンパイラーを設定し使用するための詳細情報が提供されています。
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