Microsoft* Visual Studio* 用のインテル® Parallel Debugger Extension は、インテル® C++ コンパイラーの並列コード開発向けのデバッグ用アドオンです。インテルの OpenMP* ランタイム環境に基づいてアプリケーションの並列化を容易にします。
インテル® Parallel Debugger Extension は次のものを提供します。
新しい Microsoft* Visual Studio* ツールバー
Microsoft* Visual Studio* の [デバッグ] メニューの拡張
ツールバーやメニューツリーから呼び出される新しいビューとダイアログ
インテル® デバッガーは次の機能を備えています。
Fortran 95/90 を含む Fortran 言語サポート
アセンブリー言語サポート
開発アプリケーションがアクセスするレジスターへのアクセス
レジスターを変更するビットフィールド・エディター
MMU サポート
共有データの分析や再入可能な関数呼び出しなどの並列デバッグを有効にするには、コンパイラーで並列デバッグ・インストルメンテーションを有効にする必要があります。
並列デバッグ・インストルメンテーションを有効にするには:
Microsoft* Visual Studio* でアプリケーション・プロジェクトを開きます。
メニューから [プロジェクト] > [プロパティ] を選択します。[(プロジェクト名) プロパティ ページ)] ダイアログボックスが表示されます。
並列デバッグチェックを有効にします。
左ペインから [Configuration Properties (構成プロパティー)] > [Fortran] > Fortran > [Debugging (デバッグ)] を選択します。
[並列デバッグチェックを有効にする] で [はい (/debug:parallel)] を選択します。
[OK] をクリックします。
アプリケーションをリビルドします。
インテル® Parallel Debugger Extension で並列デバッグが可能なようにアプリケーションがインストルメントされました。
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