インテル® Cluster Studio XE 2012 Microsoft* Windows* Compute Cluster Server 版

インストール・ガイド

 

 

 

 

© 2011 Intel Corporation.

 

無断での引用、転載を禁じます。

 

資料番号:325976-001JA

 

改訂:20111108

 

Web サイト:http://www.intel.com

 

 

 

 

 

目次

著作権と商標について 4

2...................インテル® ソフトウェアのダウンロードと Microsoft* Windows* Compute Cluster Server (Microsoft* Windows* CCS) でのインストール.6

2.1         Microsoft* Windows* CCS でのインストール 7

2.2         サイレント・インストール・モード.17

2.3         インストール完了後のインテル® Cluster Tools の操作  18

3...................Microsoft* Windows* HPC Server 2008 でのインテル® Cluster Studio XE のアンインストール  24

4...................Microsoft* Windows* CCS でのインストールのハードウェア要件  30

5...................Microsoft* Windows* CCS でのシステム管理者のチェックリスト.31

6...................Microsoft* Windows* CCS でのユーザーのチェックリスト.32

 

 

 

 

 

 

 

改訂履歴

 

資料番号

改訂番号

説明

改訂日

325976-001JA

20111108

ソフトウェア・コンポーネントの変更を反映するようにインテル® Cluster Studio XE 2012 Microsoft* Windows* Compute Cluster Server* 版インストール・ガイドを更新。

2011 年 11 月 8 日

 

著作権と商標について

 

本資料に掲載されている情報は、インテル製品の概要説明を目的としたものです。本資料は、明示されているか否かにかかわらず、また禁反言によるとよらずにかかわらず、いかなる知的財産権のライセンスを許諾するものではありません。製品に付属の売買契約書『Intel's Terms and Conditions of Sale』に規定されている場合を除き、インテルはいかなる責任を負うものではなく、またインテル製品の販売や使用に関する明示または黙示の保証 (特定目的への適合性、商品適格性、あらゆる特許権、著作権、その他知的財産権の非侵害性への保証を含む) に関してもいかなる責任も負いません。
インテルによる書面での同意がない限り、インテル製品は、インテル製品の停止を起因とする人身傷害または死亡を想定して設計されていません。
インテル製品は、予告なく仕様や説明が変更される場合があります。機能または命令の一覧で「留保」または「未定義」と記されているものがありますが、その「機能が存在しない」あるいは「性質が留保付である」という状態を設計の前提にしないでください。これらの項目は、インテルが将来のために留保しているものです。インテルが将来これらの項目を定義したことにより、衝突が生じたり互換性が失われたりしても、インテルは一切責任を負いません。この情報は予告なく変更されることがあります。この情報だけに基づいて設計を最終的なものとしないでください。
本書で説明されている製品には、エラッタと呼ばれる設計上の不具合が含まれている可能性があり、公表されている仕様とは異なる動作をする場合があります。現在確認済みのエラッタについては、インテルまでお問い合わせください。
最新の仕様をご希望の場合や製品をご注文の場合は、お近くのインテルの営業所または販売代理店にお問い合わせください。
本書で紹介されている注文番号付きのドキュメントや、インテルのその他の資料を入手するには、1-800-548-4725 (アメリカ合衆国) までご連絡いただくか、インテルの Web サイトを参照してください。
http://www.intel.com/design/literature.htm

 

インテル・プロセッサー・ナンバーはパフォーマンスの指標ではありません。プロセッサー・ナンバーは同一プロセッサー・ファミリー内の製品の機能を区別します。異なるプロセッサー・ファミリー間の機能の区別には用いません。詳細については、
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor_number/

 

MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4、H.261、H.263、H.264、MP3、DV、VC-1、MJPEG、AC3、AAC、G.711、G.722、G.722.1、G.722.2、AMRWB、Extended AMRWB (AMRWB+)、G.167、G.168、G.169、G.723.1、G.726、G.728、G.729、G.729.1、GSM AMR、GSM FR は、ISO、IEC、ITU、ETSI、3GPP およびその他の機関によって制定されている国際規格です。これらの規格の実装、または規格が有効になっているプラットフォームの利用には、Intel Corporation を含む、さまざまな機関からのライセンスが必要になる場合があります。

 

Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Core、Pentium、VTune、Xeon は、米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。

 

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の表示、商標または登録商標です。

 

Microsoft、Windows、Visual Studio、Visual C++、Windows ロゴは、アメリカ合衆国およびその他の国における Microsoft Corporation の商標または登録商標です。

 

Java は、Oracle と関連会社の登録商標です。

 

最適化に関する注意事項

インテル® コンパイラー、関連ライブラリーおよび関連開発ツールには、インテル製マイクロプロセッサーおよび互換マイクロプロセッサーで利用可能な命令セット (SIMD 命令セットなど) 向けの最適化オプションが含まれているか、あるいはオプションを利用している可能性がありますが、両者では結果が異なります。また、インテル® コンパイラー用の特定のコンパイラー・オプション (インテル® マイクロアーキテクチャーに非固有のオプションを含む) は、インテル製マイクロプロセッサー向けに予約されています。これらのコンパイラー・オプションと関連する命令セットおよび特定のマイクロプロセッサーの詳細は、『インテル® コンパイラー・ユーザー・リファレンス・ガイド』の「コンパイラー・オプション」を参照してください。インテル® コンパイラー製品のライブラリー・ルーチンの多くは、互換マイクロプロセッサーよりもインテル製マイクロプロセッサーでより高度に最適化されます。インテル® コンパイラー製品のコンパイラーとライブラリーは、選択されたオプション、コード、およびその他の要因に基づいてインテル製マイクロプロセッサーおよび互換マイクロプロセッサー向けに最適化されますが、インテル製マイクロプロセッサーにおいてより優れたパフォーマンスが得られる傾向にあります。

 

インテル® コンパイラー、関連ライブラリーおよび関連開発ツールは、互換マイクロプロセッサー向けには、インテル製マイクロプロセッサー向けと同等レベルの最適化が行われない可能性があります。これには、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (インテル® SSE2)、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (インテル® SSE3)、ストリーミング SIMD 拡張命令 3 補足命令 (SSSE3) 命令セットに関連する最適化およびその他の最適化が含まれます。インテルでは、インテル製ではないマイクロプロセッサーに対して、最適化の提供、機能、効果を保証していません。本製品のマイクロプロセッサー固有の最適化は、インテル製マイクロプロセッサーでの使用を目的としています。

 

インテルでは、インテル® コンパイラーおよびライブラリーがインテル製マイクロプロセッサーおよび互換マイクロプロセッサーにおいて、優れたパフォーマンスを引き出すのに役立つ選択肢であると信じておりますが、お客様の要件に最適なコンパイラーを選択いただくよう、他のコンパイラーの評価を行うことを推奨しています。インテルでは、あらゆるコンパイラーやライブラリーで優れたパフォーマンスが引き出され、お客様のビジネスの成功のお役に立ちたいと願っております。お気づきの点がございましたら、お知らせください。

 

改訂 #20110307

 

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2.       インテル® ソフトウェアのダウンロードと Microsoft* Windows* Compute Cluster Server (Microsoft* Windows* CCS) でのインストール

本資料では、インテル® Cluster Studio XE Windows* 版に関して Microsoft* Windows* CCS、Microsoft* Windows* HPC Server 2008、Microsoft* Windows* HPC Server 2008 R2 は同じ意味で使用されています。

 

インテル® Cluster Studio XE 2012 Windows* 版には Visual Studio* 2010 Shell が付属しています。この付属の Visual Studio* 2010 Shell をインストールする場合は、インテル® Cluster Studio XE 2012 をインストールする前に、追加で Microsoft* のソフトウェアをインストールしなければならないことがあります。Visual Studio* 2010 Shell には Microsoft* .NET 4.0 Framework が必要です。まだインストールされていない場合は、次のリンクからインストーラーをダウンロードできます。

 

.NET 4.0 Framework 32 ビットおよび 64 ビット

 

Microsoft* Windows* CCS でのインテル® Cluster Studio XE のインストールには、インストーラー・ウィザードを使用します。インテル® Cluster Studio XE 2012 パッケージは、次のソフトウェア・コンポーネントで構成されています。フォルダー構成は以下のようになります。

 

ソフトウェア・コンポーネント

デフォルトのインストール・ディレクトリー (インテル® アーキテクチャー、Microsoft* Windows* CCS)

インテル® C++ コンパイラー XE 12.1

C:\Program Files (x86)\intel\Composer XE 2011 SP1

インテル® Fortran コンパイラー XE 12.1

C:\Program Files (x86)\intel\Composer XE 2011 SP1

インテル® Inspector XE 2011 Update 6

C:\Program Files (x86)\intel\Inspector XE 2011

インテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ 7.0 Update 5

C:\Program Files (x86)\intel\Composer XE 2011 SP1\ipp

インテル® マス・カーネル・ライブラリー (インテル® MKL) 10.3 Update 6

C:\Program Files (x86)\intel\Composer XE 2011 SP1\mkl

インテル® MPI ライブラリー 4.0 Update 3

C:\Program Files (x86)\intel\icsxe\2012.0.0xx\mpi

インテル® MPI ベンチマーク 3.2.3

C:\Program Files (x86)\intel\icsxe\2012.0.0xx\imb

インテル® Parallel Advisor 2011 Update 3

C:\Program Files (x86)\Intel\Parallel Studio 2011\Advisor

インテル® スレッディング・ビルディング・ブロック 4.0

C:\Program Files (x86)\intel\Composer XE 2011 SP1\tbb

インテル® トレース・アナライザー/コレクター 8.0 Update 3

C:\Program Files (x86)\intel\icsxe\2012.0.0xx\itac

インテル® VtuneTM Amplifier XE 2011 Update 5

C:\Program Files (x86)\intel\VTune Amplifier XE 2011

 

上記の表で、0xx はビルド番号 (例えば 037) を表しています。インテル® Parallel Advisor は、C/C++ アプリケーションのスレッド化専用に設計されており、MPI やハイブリッド並列プログラミング・アプリケーションでは利用できません。インテル® Parallel Advisor をインストールする前に、Microsoft* Visual Studio* 2005/2008/2010 Standard Edition 以上と C++ コンパイラー・コンポーネントがインストールされていなければなりません。

 

注:    インテル® Cluster Studio XE インストーラーは、インストール・プロセスが開始されたホストシステムのインテル® プロセッサーのアーキテクチャーに基づいて、インストール・アーカイブから適切なバイナリー、スクリプト、テキストファイルを自動的に選択します。使用しているインテル® アーキテクチャーに合わせて正しいソフトウェア・コンポーネントを手動で選択する必要はありません。

 

インストール・ディレクトリー (例えば、Microsoft* Windows* CCS の場合は C:\Program Files (x86)\intel) への書き込みに管理者権限が必要でログインアカウントに管理者権限がない場合、クラスターシステムに関連するソフトウェア・パッケージをインストールする際に、システム管理者の協力が必要になります

 

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2.1   Microsoft* Windows* CCS でのインストール

インテル® Cluster Studio XE Microsoft* Windows* CCS 版のインストーラー・パッケージは、次のような名前になります。

 

w_ics_<major>.<update>.<package_num>.exe

 

<major>.<update>.<package_num> は、次のような文字列です。

 

2012.0.xxx

 

<package_num> は、037 のような文字列です。この文字列は、パッケージ番号を表します。

 

例えば、次のような名前です。

 

w_ics_2012.0.037.exe

 

Microsoft* Windows* CCS でインテル® Cluster Studio XE のインストールを開始するには、インストール・パッケージが含まれているフォルダーに移動して、インストーラー・パッケージを実行します。図 2.1 から図 2.9 は、インストール・プロセスの主要な画面を示しています。

 

注:   画面の左側には、インストール・プロセスの現在の処理が表示されます。

 

 

図 2.1 – インテル® Cluster Tools インストーラーの [Welcome (ようこそ)] 画面 – [Next (次へ)] ボタンをクリックしてインストールを開始

 

 

図 2.2 – [End User License Agreement (エンド・ユーザー・ソフトウェア使用許諾契約書)] 画面 – 契約書に同意する場合は [I accept the terms of the license (契約書の内容に同意する)] を選択して [Next (次へ)] ボタンをクリック

 

 

図 2.3 – ライセンスフィルがある場合は、[Choose alternative activation (別のアクティベーションを選択する)] を選択して [Next (次へ)] ボタンをクリック

 

 

図 2.4 – ライセンスファイルがある場合は、[Use the license file (ライセンスファイルを使用する)] を選択して [Next (次へ)] ボタンをクリック

 

 

図 2.5 – ライセンスファイルのフォルダーパスを指定して [Next (次へ)] ボタンをクリック

 

 

図 2.6 – [Full installation (recommended) (フルインストール (推奨))] を選択して [Next (次へ)] ボタンをクリック

 

 

図 2.7 – インストール・オプションの確認画面 – オプションを確認して [Install (インストール)] ボタンをクリック

 

 

図 2.8 – インストール・プロセス

 

 

図 2.9 – インストール完了画面 – [Finish (完了)] ボタンをクリックしてインストールを終了(インストールされるドキュメントについては図 2.13 を参照)

 

デフォルトでは、インテル® Cluster Studio XE のインストールのグローバル・ルート・ディレクトリーは、次のディレクトリーになります。

 

C:\Program Files (x86)\intel\icsxe\<major>.<update>.<package_num>

 

<major><update><package_num> は数値です。例: 2012.0.037

 

フォルダーパス C:\Program Files (x86)\intel\icsxe\<major>.<update>.<package_num> には、以下のテキストファイルがあります。

 

ictvars.bat

 

および

 

icsxesupport.txt

 

各クラスターツール用の環境変数は、

 

ictvars.bat

 

に含まれています。このファイルを実行すると、環境変数が初期化され、クラスターツールを簡単に使用できるようになります。これらの環境変数を自動的に初期化する方法については、「インストール完了後のインテル® Cluster Tools の操作を参照してください。

 

パッケージ ID とパッケージの内容は、

 

icsxesupport.txt

 

に含まれています。カスタマーサポートにお問い合わせいただく際は、icsxesupport.txt の情報をご利用ください。

 

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2.2  サイレント・インストール・モード

インテル® Cluster Studio XE インストーラーのコマンドライン・ウィンドウでは、ユーザーの操作がほとんど必要ないサイレント・インストール・モードを利用できます。多くのノードを含むクラスターにインテル® Cluster Studio XE ソフトウェアをインストールする際に便利です。

 

例えば、Microsoft* Windows* Compute Cluster Server (CCS) または Microsoft* Windows* HPC Server 2008 にサイレント・インストール・モードでインテル® Cluster Studio XE ソフトウェアをインストールするには、以下の操作を行います。

 

1.   クラスターのヘッドノードに移動します。

2.   ライセンスファイルを C:\Program Files(x86)\Common Files\Intel\Licenses フォルダーにコピーします。

3.   コマンドライン・ウィンドウを開いて、インテル® Cluster Studio XE インストーラー・パッケージが含まれているフォルダーに移動します。

4.   コマンドライン・ウィンドウ内で、次のコマンドを実行します。

w_ics_<major>.<update>.<package_num>.exe --silent -a install --eula=accept --output=<logfile>

 

コマンドラインの例を次に示します。

 

w_ics_2012.0.037.exe --silent -a install --eula=accept --output=install.log

サイレントインスールが開始され、自動的に完了します。

ステップ 4 で、コマンドライン・オプション -a はアクションを表します。--silent の後の -a install” は、このアクションがソフトウェア・パッケージのインストールを行うことを意味しています。--output オプションを使用して、インストール・ログ・ファイルの名前を指定しています。

 

Microsoft* Windows* CCS または Microsoft* Windows* HPC Server 2008 を使用しているクラスターで上記のコマンドライン・インターフェイスのインストールを行うと、すべてのインテル® Cluster Studio XE ソフトウェア・コンポーネントが、クラスターのすべての計算ノードとヘッドノードにインストールされます。

 

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2.3  インストール完了後のインテル® Cluster Tools の操作

インストールが完了すると、インテル® Cluster Tools を使用できるようになります。

 

1)  [Build Environment for Intel(R) Cluster Studio XE (インテル(R) Cluster Studio XE 向けビルド環境)] ショートカットをクリックして DOS ウィンドウを開きます。または、

2)  図 2.10 のように、[Start (スタート)] -[All Programs (すべてのプログラム)] - [Intel(R) Software Development Products (インテル(R) ソフトウェア開発製品)] - [Intel(R) Cluster Studio XE 2012 (インテル(R) Cluster Studio XE 2012)] - [Build Environment for Intel(R) Cluster Studio XE 2012 (インテル(R) Cluster Studio XE 2012 向けビルド環境)] を選択します。

 

 

 

 

図 2.10 – [Start (スタート)] - [All Programs (すべてのプログラム)] - [Intel(R) Software Development Products (インテル(R) ソフトウェア開発製品)] - [Intel(R) Cluster Studio XE 2012 (インテル(R) Cluster Studio XE 2012)] - [Build Environment for Intel(R) Cluster Studio XE 2012 (インテル(R) Cluster Studio XE 2012 向けビルド環境)]

 

[Build Environment for Intel(R) Cluster Studio XE 2012 (インテル(R) Cluster Studio XE 2012 向けビルド環境)] を選択すると、図 2.11 のような DOS 画面が表示されます。

 

 

図 2.11 – [Build Environment for Intel(R) Cluster Studio XE 2012 (インテル(R) Cluster Studio XE 2012 向けビルド環境)] を選択すると表示される DOS 画面

 

この DOS 画面で、2.1 で説明したバッチ・スクリプト・ファイル ictvars.bat を実行して、クラスターツールの環境変数を設定します。便利な環境変数の 1 つに、I_MPI_ROOT があります。図 2.11 で、次の DOS コマンドを入力します。

 

set I_

 

文字 I_ で始まるすべての定義済み変数が表示されます。図 2.12 は、このコマンドを実行した結果です。環境変数 I_MPI_ROOT とその値が表示されています。

 

C:\Program Files (x86)\Intel\MPI\4.0.3.007\em64t\bin\..\..

 

注:    この値は、インテル® Cluster Studio XE パッケージをインストールした場所によって異なります。コンパイル中に環境変数 %I_MPI_ROOT% を参照すると便利です。

 

 

 

 

図 2.12 – 環境変数 I_MPI_ROOT とその値 C:\Program Files (x86)\Intel\MPI\4.0.3.007\em64t\bin\..\..

 

これらの環境変数の使用方法については、インテル® Cluster Studio XE 2012 入門ガイドの第 4 章を参照してください。ソースコードを実行ファイルに変換するコンパイルコマンドを DOS 画面から実行できます。また、DOS 画面で mpiexec コマンドを使用して、クラスターのノード上の MPI 実行ファイルを起動することもできます。

 

2.10 を見ると、メニュー項目 [Build Environment for Intel(R) Cluster Studio XE 2012 (インテル(R) Cluster Studio XE 2012 向けビルド環境)] の次にメニュー項目 [Intel(R) Cluster Studio XE 2012 Documentation Map (インテル(R) Cluster Studio XE 2012 ドキュメント・マップ)] があります。[Intel(R) Cluster Studio XE 2012 Documentation Map (インテル(R) Cluster Studio XE 2012 ドキュメント・マップ)] を選択すると、図 2.13 のような画面が表示されます。

 

 

 

図 2.13 – インテル® Cluster Studio XE のドキュメント・インデックス

 

インデックス・ファイルから、FAQ、リリースノート、入門ガイド、インテル® Cluster Studio XE チュートリアルにアクセスできます。このチュートリアルには、最新の情報と説明が含まれています

 

注:   インテル® Cluster Studio XE のベータプログラムには Web ベースのチュートリアルはありません。

 

インデックス・ファイルには、インテル® C++ Compiler XE のドキュメント、インテル® デバッガーのドキュメント、インテル® Fortran Compiler XE のドキュメント、インテル® Inspector XE のドキュメント、インテル® IPP のドキュメント、インテル® MKL のドキュメント、インテル® MPI ライブラリーのドキュメント、インテル® MPI ベンチマークのドキュメント、インテル® TBB のドキュメント、インテル® トレース・アナライザー/コレクターのドキュメント、インテル® VTuneTM Amplifier XE のドキュメントへのリンクも含まれています。

 

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3.Microsoft* Windows* HPC Server 2008 でのインテル® Cluster Studio XE のアンインストール

Microsoft* Windows* HPC Server 2008 でインテル® Cluster Studio XE をアンインストールするには、[Start (スタート)] - [Control Pane (コントロール パネル)] を選択します。

 

 

図 3.1 – Microsoft* Windows* HPC Server 2008 のコントロールパネル

 

[Programs (プログラム)] の [Uninstall a program (プログラムのアンインストール)] アイコンをクリックして、[Programs and Features (プログラムと機能)] 画面 (図 3.2) を表示します。削除するインテル® Cluster Studio XE のバージョンを選択します。

 

 

図 3.2 – [Uninstall or Change a Program (プログラムのアンインストールまたは変更)] 画面でインテル® Cluster Studio XE を選択

 

図 3.2 では、インテル® Cluster Studio XE が選択されています。

[Program and Features (プログラムと機能)] 画面 (図 3.2) の [Uninstall/Change (アンインストール/変更)] ボタンをクリックすると、クラスターのすべてのノードからインテル® Cluster Studio XE のソフトウェア・コンポーネントが削除されます。[Uninstall/Change (アンインストール/変更)] ボタンをクリックすると、次の画面 (図 3.3) が表示されます。

 

 

図 3.3 – インテル® Cluster Studio XE ソフトウェアのアンインストーラー

 

図 3.3 のように、[Remove (削除)] オプションが選択されていることを確認して、[Next (次へ)] ボタンをクリックします。アンインストール・プロセス開始します (図 3.4)。

 

 

 

 

図 3.4 – アンインストール・オプションの確認画面

 

図 3.4 で、画面の下部にある [Remove (削除)] ボタンをクリックします。アンインストールの進行状況 (図 3.5) が表示されます。

 

 

図 3.5 – アンインストールの進行状況

 

すべてのコンポーネントが削除されると、次の画面 (図 3.6) が表示されます。

 

 

図 3.6 – インテル® Cluster Studio XE の [Removal Complete (削除完了)] 画面

 

[Finish (完了)] ボタンをクリックすると、情報が更新された [Programs and Features (プログラムと機能)] 画面が表示されます。

 

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4.     Microsoft* Windows* CCS でのインストールのハードウェア要件

プロセッサー

インテル® Pentium® 4 プロセッサー、

インテル® Xeon® プロセッサー、または

インテル® Core™2 Duo プロセッサー (インテル® 64 アーキテクチャーの例)

 

注:   上記のプロセッサーは同種のクラスターで構成されていることが前提です。

 

ディスク空き容量

100GB のディスク空き容量 (最小)

 

注:    インストール処理中、インストールの中間ファイルを処理するために、約 4GB の一時ディスク容量が必要になります。

 

オペレーティング・システム

 

ディストリビューション

IA-32 アーキテクチャー

インテル® 64 アーキテクチャー

32 ビット・アプリケーション

64 ビット・アプリケーション

Microsoft* Windows* HPC Server 2008

N/A

S

S

Microsoft* Windows* HPC Server 2008 R2

N/A

S

S

 

S = サポート対象

 

RAM

2GB の RAM (最小)

 

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5.     Microsoft* Windows* CCS でのシステム管理者のチェックリスト

インテルのライセンスは、インテル® Cluster Studio XE のソフトウェア・コンポーネントからアクセスできるように、共有リポジトリに配置する必要があります。ライセンスのフォルダーパスは次のようになります。

 

C:\Program Files (x86)\intel\licenses

 

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6.    Microsoft* Windows* CCS でのユーザーのチェックリスト

DOS コマンドライン・セッション内で IA-32 実行ファイルを作成するには、次のコマンドを入力します。

 

ictvars.bat ia32

 

DOS ログインセッションで、DOS コマンドライン・セッションをデフォルトに戻し、インテル® 64 アドレス拡張で実行ファイルを作成するには、次のコマンドを入力します。

 

ictvars.bat

 

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