concurrent_unordered_map テンプレート・クラスと concurrent_unordered_multimap テンプレート・クラスは、前方イテレーター (テーブルを前方にのみ進むことができるイテレーター) をサポートしています。逆イテレーターはサポートしていません。並列操作 (count、find、insert) は、テーブルを指している既存のイテレーターを無効にしません。begin() を使用して取得したイテレーターは、insert が最初の項目の前に項目を挿入すると、最初の項目を指しません。消去 (unsafe_erase) は、消去した要素を指していないイテレーターを無効にしません。
cbegin メソッドおよび cend メソッドは、C++11 の規則に従います。これらのメソッドは、オブジェクトが非定数の場合も const_iterator を返します。
メンバー | 説明 |
---|---|
iterator begin() |
戻り値: マップの最初の項目を指す iterator。 |
const_iterator begin() const |
戻り値: マップの最初の項目を指す const_iterator。 |
iterator end() |
戻り値: マップの最後の 1 つ前の項目を指す iterator。 |
const_iterator end() const |
戻り値: マップの最後の 1 つ前の項目を指す const_iterator。 |
const_iterator cbegin() const |
戻り値: マップの最初の項目を指す const_iterator。 |
const_iterator cend() const |
戻り値: マップの最後の項目の直後を指す const_iterator。 |