ワークフローの位置を確認データ収集サイズの制限

ユーザーモード・サンプリング/トレース収集の実行中に、インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE はあらかじめ定義された量のデータを収集し、その量に達するとデータ収集を停止します。これは、大量のデータによりデータ処理が遅くなるのを防ぐためです。例えば、頻繁に競合が発生するアプリケーションでコンカレンシー解析やロックと待機解析を実行した場合、あるいは長いプロファイルの解析を実行した場合に、データ収集が停止することがあります。

通常は、インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE で使用されているデフォルトの設定で十分に問題を特定できます。

デフォルトのサイズ制限を変更するには、次の操作を行います。

  1. インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE ツールバーで [Project Properties (プロジェクト・プロパティー)] ボタンをクリックします。

    [Target (ターゲット)] タブの [Application to Launch (起動するアプリケーション)] ペインが表示されます。

  2. [Advanced (詳細)][Collection data limit, MB (収集データの制限、MB)] を設定します。

    データ収集をターゲットの実行開始から一定の範囲に制限することで、インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE により収集される未処理データのサイズが抑えられ、収集結果を迅速に確認できます。デフォルトの設定はそのままで、サイズ制限に達した後の部分のデータも収集したい場合は、[Start Paused (一時停止状態での開始)] オプションを使用して、ターゲットの実行開始から遅らせて解析を実行します。

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