インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE では、データ収集の制御、特定のコードを実行中のマーク設定、標準のシステム API を使用せずに実装されたカスタム同期プリミティブを指定するためのユーザー API が提供されています。API を使用する場合は、以下の操作を行います。
- コードの任意の場所に API 呼び出しを追加します。
- コードをコンパイルして、ユーザー API ライブラリーの静的部分にリンクします。API 呼び出しを有効にするマクロを定義して使用することでコードを再コンパイルできます。マクロを定義しない場合、ランタイム・オーバーヘッドは発生せず、ユーザー API ライブラリーの静的部分にリンクする必要もありません。ランタイムにはスタティック・ライブラリーがロードされ、動的部分が初期化されます。
- パフォーマンス解析を実行します。ユーザーモード・サンプリング/トレース収集の場合は、スタブ・ライブラリーのみがロードされます。それ以外の場合は、コレクターを呼び出すプロキシー・ライブラリーがロードされます。