ハードウェア・イベント・スキッド

イベントスキッドは、イベントを発生させるソースコード行と実際にイベントが発生する箇所が異なるイベントの記録です。イベントスキッドは、呼び出し関数イベントが、その関数によって呼び出される関数に記録される場合もあります。

イベントスキッドは、以下に示すような、さまざまな要因により発生します。

インテル(R) プロセッサーは、いくつかのイベントの正確な発生場所をサポートします。これらのイベントは、プリサイスイベントと呼ばれます。

例: Jump 命令および Call 命令の解釈

jmp 命令または call 命令の実行時間内に発生するイベントは、実行フローでは jmp/call 命令から 1 つまたは 2 つはなれていることがあります。この例では、ループの先頭にある mov 命令はループの終わりにある jmp 命令の分岐ターゲットであるため、1.02% には関係ありません。これは、ループの終わりにある jmp 命令のものです。

イベント % 命令

1.02%

top_of_loop: mov ... 
... (any number of lines) 
end_of_loop: jnz <to someplace> 
jmp top_of_loop

関連項目


このヘルプトピックについてのフィードバックを送信
 
インテル(R) ソフトウェア製品ドキュメント・ライブラリー

© 2010 Intel Corporation. 無断での引用、転載を禁じます。