タブ: Project Properties (プロジェクト・プロパティー) - Target (ターゲット)

このタブにアクセスするには、次の操作を行います。

インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE ツールバーの [Project Properties (プロジェクト・プロパティー)] ボタンをクリックして、[Project Properties (プロジェクト・プロパティー)] ダイアログボックスを開きます。デフォルトで、[Target (ターゲット)] タブが表示されます。

[Target (ターゲット)] タブを使用して、解析のターゲットタイプを選択および設定します。各ターゲットタイプには特定の設定があります。ターゲットタイプを選択すると、各ペインが有効になり、ターゲットの設定を編集できます。

項目

内容

[Launch Application (起動アプリケーション)] ペイン

解析するアプリケーションを選択および設定します。

このペインは、左ペインで [Launch Application (起動アプリケーション)] を選択すると表示されます。

[Attach To Process (プロセスにアタッチ)] ペイン

解析するプロセスを選択および設定します。このターゲットタイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング解析タイプでのみ利用できます。

このペインは、左ペインで [Attach To Process (プロセスにアタッチ)] を選択すると表示されます。

[Profile System (システムのプロファイル)] ペイン

システム全体の解析を有効にして、システムで実行しているソフトウェアをすべて監視します。

このペインは、左ペインで [Profile System (システムのプロファイル)] を選択すると表示されます。

ペイン: Launch Application (起動アプリケーション)

このペインを使用して、解析するアプリケーションを設定します。

項目

内容

[Application (アプリケーション)] フィールド

解析する実行ファイルのフルパスを指定します。

[Application parameters (アプリケーションのパラメーター)] フィールド

アプリケーションの入力パラメーターを指定します。[Modify (変更)] ボタンをクリックして、ファイルまたはフォルダーを入力として選択します。

[Working directory (作業ディレクトリー)] フィールド

インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE の解析結果を保存するディレクトリーを指定します。

[Inherit system environment variables (システム環境変数を継承)] チェックボックス

システム環境変数とユーザー環境変数を継承して結合します。このチェックボックスをオフにすると、ユーザー環境変数のみ設定されます。

[User-defined environment variables (ユーザー環境変数)] フィールド

アプリケーションの実行に必要な環境変数を設定します。[Modify (変更)] ボタンを使用して、変数を追加、編集、削除します。

[Automatically stop collection after (sec) (秒後にコレクションを自動的に停止)] チェックボックス

ターゲット実行後のデータ収集時間 (秒) を設定します。結果の解析から一部の後処理を除外するときに役立ちます。

[Result location (結果の場所)] オプション

結果ファイルを保存する場所を選択します。デフォルトでは、結果はプロジェクト・ディレクトリーに保存されます。

[Advanced (詳細)] セクションを使用して、ターゲットの詳細な設定を行います。

項目

内容

[Analyze child processes (子プロセスの解析)] チェックボックス

ターゲットプロセスにより起動されたプロセスのデータを収集します。このオプションは、スクリプトを使用してアプリケーションをプロファイルするときに使用します。

[Duration time estimate (継続時間予測)] メニュー

アプリケーションの継続時間を予測します。この値は、収集されるデータのサイズに影響します。継続期間が長いターゲットでは、サンプリング間隔を長くすることで結果サイズを小さくします。ハードウェア・イベントベース解析タイプでは、設定されているサンプリング間隔の値に乗数を適用します。

[Allow multiple runs (複数回の実行を許可)] チェックボックス

ハードウェア・イベントベース収集でより正確な結果が得られるように、ターゲットを複数回実行します。無効にすると、コレクターは単一収集を実行するイベントを多重化するため、結果の精度が低くなります。

[Analyze system-wide (システム全体を解析)] チェックボックス

システムで実行しているすべてのプロセスの解析を有効にします。無効にすると、ターゲットプロセスのみ解析されます。このオプションは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング解析タイプにのみ使用できます。

[Collection data limit, MB (収集データの制限、MB)] ボックス

収集される未処理データの量を制限します。収集されるデータの量が非常に多く処理に時間がかかる場合、このオプションを使用してターゲットの解析を開始します。このオプションは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング解析タイプには使用できません。

結果: インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE は、指定した制限に達するとデータ収集を停止します。

注意アイコン 注意

以下の理由により、結果ディレクトリーに保存されるデータのサイズが指定した制限と完全に一致しないことがあります。

  • インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE はデータサイズを定期的に確認するため、収集されたデータのサイズが制限を超えることがあります。

  • ファイナライズ中に、インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE は未処理のデータとソースおよびバイナリーファイルに関する追加情報をデータベースにロードするため、データのサイズが制限を超えることがあります。

[Slow frames threshold, frames/s (低速フレームのしきい値、フレーム数/秒)]

Slow (低速) と Good (標準) フレームを区別するしきい値を指定します。このしきい値よりも低いフレームレートは Slow (低速) としてマークされます。 このしきい値は、Fast (高速) フレームのしきい値よりも小さい値にする必要があります。

[Fast frames threshold, frames/s (高速フレームのしきい値、フレーム数/秒)]

Good (標準) と Fast (高速) フレームを区別するしきい値を指定します。このしきい値よりも高いフレームレートは Fast (高速) としてマークされます。 このしきい値は、Slow (低速) フレームのしきい値よりも大きい値にする必要があります。

ペイン: Attach To Process (プロセスにアタッチ)

このペインを使用して、解析するプロセスを選択および設定します。このターゲットタイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング解析タイプでのみ利用できます。

項目

内容

[Process name (プロセス名)]

プロセス名で解析する実行ファイルを識別します。

[PID]

プロセス ID (PID) で解析する実行ファイルを識別します。

[Automatically stop collection after (sec) (秒後にコレクションを自動的に停止)] チェックボックス

ターゲット実行後のデータ収集時間 (秒) を設定します。結果の解析から一部の後処理を除外するときに役立ちます。

[Result location (結果の場所)] オプション

結果ファイルを保存する場所を選択します。デフォルトでは、結果はプロジェクト・ディレクトリーに保存されます。

[Advanced (詳細)] セクションを使用して、ターゲットの詳細な設定を行います。

項目

内容

[Analyze child processes (子プロセスの解析)] チェックボックス

ターゲットプロセスにより起動されたプロセスのデータを収集します。このオプションは、スクリプトを使用してアプリケーションをプロファイルするときに使用します。

[Analyze system-wide (システム全体を解析)] チェックボックス

システムで実行しているすべてのプロセスの解析を有効にします。無効にすると、ターゲットプロセスのみ解析されます。

[Collection data limit, MB (収集データの制限、MB)] ボックス

収集される未処理データの量を制限します。収集されるデータの量が非常に多く処理に時間がかかる場合、このオプションを使用してターゲットの解析を開始します。

結果: インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE は、指定した制限に達するとデータ収集を停止します。

注意アイコン 注意

以下の理由により、結果ディレクトリーに保存されるデータのサイズが指定した制限と完全に一致しないことがあります。

  • インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE はデータサイズを定期的に確認するため、収集されたデータのサイズが制限を超えることがあります。

  • ファイナライズ中に、インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE は未処理のデータとソースおよびバイナリーファイルに関する追加情報をデータベースにロードするため、データのサイズが制限を超えることがあります。

[Allow multiple runs (複数回の実行を許可)] チェックボックス

ハードウェア・イベントベース収集でより正確な結果が得られるように、ターゲットを複数回実行します。無効にすると、コレクターは単一収集を実行するイベントを多重化するため、結果の精度が低くなります。

[Duration time estimate (継続時間予測)] メニュー

アプリケーションの継続時間を予測します。この値は、収集されるデータのサイズに影響します。継続期間が長いターゲットでは、サンプリング間隔を長くすることで結果サイズを小さくします。ハードウェア・イベントベース解析タイプでは、設定されているサンプリング間隔の値に乗数を適用します。

ペイン: Profile System (システムのプロファイル)

このペインを使用して、システムのパフォーマンス解析を設定します。

項目

内容

[Automatically stop collection after (sec) (秒後にコレクションを自動的に停止)] チェックボックス

ターゲット実行後のデータ収集時間 (秒) を設定します。結果の解析から一部の後処理を除外するときに役立ちます。

[Result location (結果の場所)] オプション

結果ファイルを保存する場所を選択します。デフォルトでは、結果はプロジェクト・ディレクトリーに保存されます。

[Advanced (詳細)] セクションを使用して、ターゲットの詳細な設定を行います。

項目

内容

[Duration time estimate (継続時間予測)] メニュー

アプリケーションの継続時間を予測します。この値は、収集されるデータのサイズに影響します。継続期間が長いターゲットでは、サンプリング間隔を長くすることで結果サイズを小さくします。ハードウェア・イベントベース解析タイプでは、設定されているサンプリング間隔の値に乗数を適用します。

[Allow multiple runs (複数回の実行を許可)] チェックボックス

ハードウェア・イベントベース収集でより正確な結果が得られるように、ターゲットを複数回実行します。無効にすると、コレクターは単一収集を実行するイベントを多重化するため、結果の精度が低くなります。

[Collection data limit, MB (収集データの制限、MB)] ボックス

収集される未処理データの量を制限します。収集されるデータの量が非常に多く処理に時間がかかる場合、このオプションを使用してターゲットの解析を開始します。このオプションは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング解析タイプには使用できません。

結果: インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE は、指定した制限に達するとデータ収集を停止します。

注意アイコン 注意

以下の理由により、結果ディレクトリーに保存されるデータのサイズが指定した制限と完全に一致しないことがあります。

  • インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE はデータサイズを定期的に確認するため、収集されたデータのサイズが制限を超えることがあります。

  • ファイナライズ中に、インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE は未処理のデータとソースおよびバイナリーファイルに関する追加情報をデータベースにロードするため、データのサイズが制限を超えることがあります。

関連項目


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