コールスタックの管理

[Call Stack (コールスタック)] ペインでは、ナビゲーションと情報の設定を行います。

内容

方法

異なるスタック間のナビゲーション

次/前 矢印をクリックして、選択したプログラムユニットのスタックの表示、スタックの割合の予測、パフォーマンスに重大な影響を与えるスタックの特定を行うことができます。

複数のスタックまたはプログラムユニットの情報の表示

[Bottom-up (ボトムアップ)] / [Top-down Tree (トップダウン・ツリー)] ペインで、Ctrl キーを押しながらクリックして、複数のスタックまたはプログラムユニットを選択します。

結果: [Call Stack (コールスタック)] ペインに、選択したスタックのうち最も割合の高いものが表示されます (割合は、選択したすべてのスタックの合計に基づいて計算されます)。選択した項目に関連するすべてのスタックがタブに追加され、次/前 矢印を使用してスタック間を移動できます。

関連するソースファイルを開く

[Call Stack (コールスタック)] ペインで行をダブルクリックします。

結果: ソースファイルが開き、[Source/Assembly (ソース/アセンブリー)] ウィンドウに選択した行の項目を生成するコードが表示されます。

例えば、ロックと待機の解析結果では、Object Creation (オブジェクトの作成) スタックの一番上の項目をダブルクリックすると、関連するソースファイルが開き、対応する同期オブジェクトを作成したソース行が表示されます。

ソースコードが見つからない場合は、手動で探すか、このプログラムユニットの [Assembly (アセンブリー)] ペインを開くことができます。

システム関数を選択すると、利用可能な場合は [Source/Assembly (ソース/アセンブリー)] ウィンドウにそのソースファイルが表示されます。そうでない場合は、そのシステム関数のバイナリーファイルの逆アセンブリーが表示されます。

異なるスタックタイプのデータの表示

ドロップダウン・リスト を使用して、選択したプログラムユニットの表示するスタックタイプを選択します。

例えば、ロックと待機の解析結果で同期オブジェクトを選択した場合は、[Call Stack (コールスタック)] ペインにそのオブジェクトの作成、クローズ、シグナル状態、待機時のスタックを表示するように設定できます。

このオプションは、ロックと待機の解析結果で利用できます。

関連項目


このヘルプトピックについてのフィードバックを送信
 
最新のインテル(R) VTune(TM) Amplifier XE 2011 のヘルプをダウンロード
 

(C) 2010 Intel Corporation. 無断での引用、転載を禁じます。