collect

実行する解析タイプを指定します。

製品

インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE

相当する GUI

Visual Studio* IDE: [Tool (ツール)] > [Options (オプション)] > [Intel VTune Amplifier XE 2011 (インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE 2011)] > [New Analysis... (新しい解析...)]

スタンドアロン: [File (ファイル)] > [New (新規)] > [Analysis... (解析...)]

アーキテクチャー

IA-32 アーキテクチャーおよびインテル(R) 64 アーキテクチャー

構文

-collect <analysis_type>

引数

引数

説明

<analysis_type>

パフォーマンス解析のタイプ。設定可能な値:

アルゴリズム解析

説明

hotspots

最も時間のかかるソースコードを識別します。スタックとコールツリー情報を収集しますが、lightweight-hotspots のようにシステム全体で使用できません。この解析タイプは、ユーザーモード・サンプリング/トレース収集に基づきます。

concurrency

アプリケーションが利用可能な論理 CPU をどのように使用しているか解析して、並列処理による同期のオーバーヘッドが発生している場所を特定し、並列化の可能性のある候補を示します。この解析タイプは、ユーザーモード・サンプリング/トレース収集に基づきます。

lockswaits

アプリケーションがどの同期オブジェクトまたは I/O 操作で待機しているのかを特定して、これらの待機がアプリケーションのパフォーマンスに与える影響を示します。この解析タイプは、ユーザーモード・サンプリング/トレース収集に基づきます。

lightweight-hotspots | lh

最も時間のかかるソースコードを識別します。hotspots のようにスタック情報を収集しませんが、システム全体で使用できます。この解析タイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集に基づきます。

インテル(R) Core(TM)2 プロセッサー・ファミリー向けの解析タイプ

core2_general-exploration

この解析タイプは、高度な解析を行う際に使用します。アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えるハードウェア問題を特定します。この解析タイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集に基づきます。

core2_bandwidth

アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えるメモリーバンド幅問題の場所を特定します。この解析タイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集に基づきます。

core2_bandwidth-breakdown

アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えるメモリーバンド幅問題の場所を特定します。メモリー・トランザクションは、読み取りと書き込みに分割されます。この解析タイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集に基づきます。

core2_memory-access

アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えるメモリーアクセス問題の場所を特定します。この解析タイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集に基づきます。

core2_cycles-uops

アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えるマイクロオペレーション・フロー問題の場所を特定します。この解析タイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集に基づきます。

インテル(R) マイクロアーキテクチャー Nehalem (開発コード名) 向けの解析タイプ

nehalem_general-exploration

アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えるハードウェア問題を特定します。この解析タイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集に基づきます。この解析タイプは、高度な解析を行う際に使用します。

nehalem_cycles-uops

アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えるマイクロオペレーション・フロー問題の場所を特定します。この解析タイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集に基づきます。

nehalem_frontend-investigation

アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えるフロントエンド問題の場所を特定します。この解析タイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集に基づきます。

nehalem_memory-access

アプリケーションのパフォーマンスに影響を与えるメモリーアクセス問題の場所を特定します。この解析タイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集に基づきます。

デフォルト

オフ

収集オプションが指定されていない場合、amplxe-cl コマンドはデータ収集を実行しません。

修飾子

search-dirdiscard-raw-datastart-pausedresume-afteruser-data-dirquietverbose

説明

このオプションは、実行する解析タイプを指定します。

代替オプション

-c

この例は、sample.exe アプリケーションの hotspot 解析を実行して、デフォルトのサマリーレポートを表示します。

$ amplxe-cl -collect hs -- C:\test\sample.exe

関連項目


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