コマンドラインからの解析結果の表示について

解析を実行した後、収集した結果を次のように表示することができます。

$ amplxe-cl report|-R <report_type> -result-dir|-r <result-dir>

説明:

amplxe-cl コマンドは、次のレポートを表示することができます。

レポートタイプ

内容

summary

ターゲットのパフォーマンス全体のデータを表示します。

hotspots

CPU 時間を表示します。

wait-time

待機時間を表示します。

hw-events

ハードウェア・イベント・カウントを表示します。

perf

ターゲットの各モジュールのパフォーマンス・データを表示します。

perf-detail

ターゲットの各関数のパフォーマンス・データを表示します。

$ amplxe-cl -report summary -result-dir r001hs

この例は、r001hs の hotspot 解析結果について、ターゲットの経過時間および CPU 時間を表示します。

$ amplxe-cl -report summary -r r002cc

この例は、r002cc のコンカレンシー (平行性) 解析結果について、ターゲットの平均コンカレンシー、経過時間および CPU 時間を表示します。

$ amplxe-cl -R hotspots -r r003hs

この例は、ターゲットのモジュールの CPU 時間を降順で (最も時間のかかるモジュールを最初に) 表示します。

$ amplxe-cl -R wait-time -group-by sync-obj -r r004lw

この例は、r004lw ロックと待機解析結果について、ターゲットの各同期オブジェクトの待機時間を降順で (最も時間のかかるモジュールを最初に) 表示します。

関連項目


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