インテル(R) VTune(TM) Amplifier XE コマンドライン・リファレンスのオプションの説明はすべて、以下の一般的なルールと形式に基づいています。
オプションの説明では、以下の情報が提供されます。
オプションの簡単な説明。
製品: オプションをサポートしている製品名のリスト。
相当する GUI: 統合開発環境 (IDE) でオプションに相当する GUI。相当する GUI がない場合、なしと記述されます。
アーキテクチャー: オプションをサポートしているアーキテクチャーのリスト。設定可能なアーキテクチャー:
IA-32 アーキテクチャー
インテル(R) 64 アーキテクチャー
構文: オプションのコマンドライン構文。
オプションの前には、シングルダッシュ ("-") またはダブルダッシュ ("--") が付きます。
オプション名と値は、スペース (" ") または等号 ("=") で区切ります。
収集を定義するオプションは、解析ターゲットの前に指定します。ターゲットに関連するオプションは、ターゲットの後に指定します。
シングルダッシュで複数のオプションを組み合わせることはできません。例えば、-q と -c オプションを、-qc オプションとして指定することはできません。
オプションには短い名前と長い名前があるものがあります。短い名前は 1 文字です。長い名前はダッシュで区切られた 1 つ以上の単語です。どちらの名前も大文字と小文字を区別します。短い名前と長い名前は同じ意味で使用されます。例えば、レポートを生成するには -report または -R を使用します。
長い名前は短縮することができます。オプションが複数の単語からなる場合、各単語は短縮できますが、単語のダッシュはそのまま残します。下記の -cumulative-threshold-percent オプションの短縮例を参照してください。
正:
-cum-thr-per-c-t-p
誤:
-ctp-threshold-thrper
短縮した名前からオプションを判断できない場合、構文エラーが表示されます。
コマンドラインで -no-<option> を指定して、デフォルトのオプションを無効にすることができます。例えば、解析後にサマリーレポートを表示しないようにするには、-no-summary オプションを指定して amplxe-cl を実行します。
値をカンマで区切るか、オプションを複数回指定して、オプションに複数の値を指定することができます。カンマの前後にスペースがないことを確認してください。下記の例は、r001cc の結果に 2 つのフィルターを適用します。
$ amplxe-cl -R hotspots -filter module=ntdll,module=main.exe -r r001cc
または
$ amplxe-cl -R hotspots -filter module=ntdll.dll -filter module=main.exe -r r001cc
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