[Bottom-up (ボトムアップ)] ペインのスタックは、[Call Stack (コールスタック)] ペインで提供されるコールスタックに対応しています。ただし、ツリーの分岐の数と [Call Stack (コールスタック)] ペインのスタックの数が必ずしも同じになるとは限りません。[Bottom-up (ボトムアップ)] ペインのスタックは関数ベースですが、[Call Stack (コールスタック)] ペインのスタックは行番号ベースなので、それぞれのビューに表示されるスタックの数は異なることがあります。
例えば以下のスクリーンショットでは、rankomp1 関数に対して [Bottom-up (ボトムアップ)] ペインには 2 つのスタックが表示され、[Call Stack (コールスタック)] ペイン には 3 つのスタックが表示されています。
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[Call Stack (コールスタック)] ペイン でナビゲーション・ボタンを使用してスタックを切り替えると、main 関数から rank 関数が 2 回呼び出されているのが分かります。1 回目は 871 行目 ([Call Stack (コールスタック)] ペインの最初のスタック) で、2 回目は 856 行目 ([Call Stack (コールスタック)] ペインの 3 つ目のスタック) です。 [Bottom-up (ボトムアップ)] ペインでは、この 3 つのスタックが 1 つにまとめられ、CPU 時間の合計が表示されます。例えば、rankomp1 関数の最初のスタックの CPU 時間は、次のように求められます。 22.503s = 20.384s + 2.119s |
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