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インテル(R) VTune(TM) パフォーマンス・アナライザ 7.2

リリースノート

重要な注意

  • このバージョンをインストールする前に、インテル(R) VTune(TM) パフォーマンス・アナライザの以前のバージョンを必ずアンインストールしてください。詳細は、「インストール」セクションを参照してください。

  • Microsoft* の INTDIA80.DLL ファイルはベータ版です。製品版として利用しないでください。詳細は、「使用上の注意」セクションの「Microsoft .NET テクノロジーのサポート」を参照してください。

  • インテル(R) ソフトウェア開発製品の Web サイト (英語) を開いて、この製品のリリースノートの最新バージョンを入手してください。

  • このバージョンのリリースノートで検索ユーティリティを使用しないでください。

概要

インテル(R) VTune(TM) パフォーマンス・アナライザは、IA-32 および Itanium(R) プロセッサ・ファミリ、Intel XScale(R) テクノロジーを搭載したインテル(R) PXA25x/26x/27x プロセッサ、およびインテル(R) エクステンデッド・メモリー 64 テクノロジー (インテル(R) EM64T) 対応のインテル(R) プロセッサ上におけるコードのパフォーマンスを解析できる、統合パフォーマンス解析とチューニング環境を提供します。

テクニカル・サポートを受けたり、製品のアップデート情報を入手するには、製品の登録が必要です。登録方法は、このリリースノートの「テクニカル・サポートとフィードバック」セクションで説明されています。

インテル(R) ソフトウェア開発製品に関する情報は、http://www.intel.co.jp/jp/developer/software/products/ を参照してください。

新機能

このバージョンには、次のような新機能と拡張された機能が含まれています:

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動作環境

インテル(R) VTune(TM) パフォーマンス・アナライザ 7.2 は、このセクションで説明される要件を満たすシステム上で実行されることを想定しています。対応している開発環境については、この後のサブセクションでも詳しく説明します。

注: インテル VTune アナライザは、ローカルリモート の 2 つのモデルをサポートしています。ローカルモデルは、解析が行われるシステムと解析を行うシステムが同じ、単一システム用です。リモートモデルでは、2 つ目のシステム (リモート・エージェント・システム) にデータコレクター がインストールされ、インテル VTune アナライザがインストールされている制御システムにデータ収集結果が送られ、表示されます。

以下の要件は、ローカル モデルの単一システムおよびリモート モデルの制御 システムに適用されます。リモート モデルのリモート・エージェント・システムの要件については、こちらを参照してください。

最小ハードウェア要件

以下のハードウェア要件は、ローカル 解析の単一システムに適用されます。また、リモート 解析に 2 つ目のシステムを使用している場合、その制御 システムにも適用されます。どちらの場合も、このシステムにインテル VTune アナライザをインストールします。

最小対応プロセッサ:

対応プロセッサ:

  • インテル(R) Celeron(R) プロセッサ

  • インテル Celeron D プロセッサ

  • インテル Itanium プロセッサ

  • インテル Itanium 2 プロセッサ

  • 低電圧版インテル Itanium 2 プロセッサ

  • インテル Pentium 4 プロセッサ エクストリーム・エディション

  • インテル Pentium III プロセッサ

  • インテル Pentium III プロセッサ - S

  • インテル(R) Pentium(R) III Xeon(TM) プロセッサ

  • インテル Pentium 4 プロセッサ

  • インテル Xeon プロセッサ

  • インテル Xeon プロセッサ MP

インテル(R) エクステンデッド・メモリー 64 テクノロジー (インテル(R) EM64T) 対応のインテル(R) プロセッサ。

対応モバイル・プロセッサ:

システムメモリー:

RAM 128MB 以上

空きディスク容量:

注: この追加ハードディスク容量は、インテル VTune アナライザが参照するシステム・ディレクトリの DLL と OCX の更新およびインストールに必要です。インテル VTune アナライザをシステム・ディレクトリを含むドライブ以外 のドライブにインストールする場合でも、システム・ディレクトリを含むドライブ に 20MB 以上の空き容量があることを確認してください。

リモート Linux* マシンのハードウェア要件:

最小ソフトウェア要件

以下のソフトウェア要件は、ローカル 解析の単一システムに適用されます。また、リモート 解析に 2 つ目のシステムを使用している場合、その制御 システムにも適用されます。どちらの場合も、このシステムにインテル VTune アナライザをインストールします。

これらのオペレーティング・システムのフリー (非チェック) バージョン:

注: 以下のすべてのケースで、仮想メモリーのページング ファイル サイズを Microsoft* Windows* が推奨するサイズ以上に設定してください。推奨するサイズ未満のサイズが設定された場合、インテル VTune アナライザが正常に動作しなくなることがあります。

IA-32 プロセッサをサポートしている 32 ビット Windows オペレーティング・システム:

インテル Itanium アーキテクチャ・プロセッサをサポートしている 64 ビット Windows オペレーティング・システム:

インテル EM64T 対応インテル・プロセッサをサポートしている 64 ビット Windows オペレーティング・システム:

コマンドラインのサポート:

インテル VTune アナライザの多くの機能をコマンドラインから利用できます。コマンドライン・インターフェイス用の (OS) ソフトウェア要件は、ローカル モデルの要件とほぼ同じです。

リモート モデルのリモート・エージェント・システムの要件

このサブセクションでは、リモート・サンプリングおよびリモート・コールグラフ・プロファイリングを行う、オプション の 2 つ目のシステム (リモート・エージェント・システム) の要件について説明します。

リモート モデルのリモート・エージェント・システムのハードウェア要件:

制御 システムのハードウェア要件と同じです。詳細は、上記の「最小ハードウェア要件」セクションを参照してください。

インテル(R) DBPXA25x/26x 開発プラットフォーム (Intel XScale(R) テクノロジーを搭載したインテル(R) PXA25x/26x プロセッサに対応)、またはインテル(R) DBPXA27x 開発プラットフォーム (インテル(R) PXA27x プロセッサ B0 以降のシリコンに対応) におけるデータ収集に必要なハードウェア要件は、「VTune(TM) Performance Analyzer Update for Intel XScale(R) Technology Release Notes 」を参照してください。

リモート モデルのリモート・エージェント・システムのソフトウェア要件:

インテル DBPXA25x/26x 開発プラットフォーム (Intel XScale テクノロジーを搭載したインテル PXA25x/26x プロセッサに対応)、またはインテル DBPXA27x 開発プラットフォーム (インテル PXA27x プロセッサ B0 以降のシリコンに対応) におけるデータ収集に必要なソフトウェア要件は、「VTune(TM) Performance Analyzer Update for Intel XScale(R) Technology Release Notes 」を参照してください。

制御 システムで必要なオペレーティング・システム以外にも、いくつかの Linux オペレーティング・システムでリモート解析がサポートされています。

Linux 上のリモート・コールグラフ:

このバージョンのインテル VTune アナライザは、次の 32 ビット・プロセッサ対応の Linux システム上でリモート・コールグラフ・プロファイリングをサポートしています:

  • Red Hat* 7.3

  • Red Hat 9 (+ パッチ ... 下記を参照)

  • Red Hat Advanced Server 2.1 (AS2.1)

  • Red Hat Enterprise Linux 3.0

  • SuSE* 8.2

  • SuSE 9.0

  • SuSE Linux Enterprise Server 8 (SLES 8)

上記のオペレーティング・システムの他に、GLIBC バージョン 2.2.2、2.2.4、2.2.5 または 2.3.2 のいずれかのバージョンが必要です。

Red Hat 9 上でコールグラフを使用するには、次のパッチをインストールする必要があります (注: 新しいバージョンのパッチも使用できます)。パッチは、https://rhn.redhat.com/ (英語) からダウンロードできます。

プロファイルするアプリケーションは、次のいずれかのコンパイラでビルドされていなければなりません:

このバージョンでは、インテル Itanium アーキテクチャ をサポートする Linux システムとして、Red Hat Advanced Server 2.1、Enterprise Linux 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server 8 のみをサポートしています。

Linux 上のリモート・サンプリング:

リモート・サンプリング・データ収集に必要なドライバ:

上記で明示的にサポートされていない Linux カーネル・バージョン用に、リモート・サンプリング・データ収集で必要なドライバをビルドするには、このリリースに含まれている「VTune(TM) Performance Analyzer Driver Kit 」を使用します。

Linux を実行しているシステムのリモート解析用の追加ソフトウェア要件:

対応コンパイラと開発環境

インテル VTune アナライザは、正しいデバッグシンボルが利用可能な場合、次のコンパイラと開発環境を使用して生成されたアプリケーションをサポートします (詳細は、インテル VTune アナライザのオンライン・ヘルプを参照):

Itanium プロセッサ・ファミリ開発環境:

コンパイラ ソースビュー コールグラフ ソース・レベル・チューニング・アシスタント
インテル C++ コンパイラ はい はい はい
Linux 版インテル C++ コンパイラ はい はい いいえ
インテル Fortran コンパイラ はい はい はい
Linux 版インテル Fortran コンパイラ はい はい いいえ
Microsoft* .NET Framework* 1.0 / 1.1/ 2.0 ベータ 1 はい はい いいえ
Microsoft Platform SDK (2003 年 10 月以降のバージョン) はい はい はい
BEA* WebLogic JRockit* 8.1 SP1/SP2、1.4.2 (Windows) および JRockit 1.4.2 (Linux) はい はい いいえ
IBM* JDK* 1.3.1 (Windows および Linux) はい はい いいえ
Sun* JDK* 1.4.1 / 1.4.2 (Linux のみ) はい はい いいえ

インテル VTune アナライザは、Microsoft Platform SDK の 2003 年 10 月バージョンで動作を確認しています。

注: ソース・レベル・チューニング・アシスタントは、デフォルトでは無効です。有効にするには、メインメニューから [Configure] > [Options] を選択して、オプション・ツリーから [Intel(R) Tuning Assistant] > [Source Information] を選択し、オプション [Disable source-based tuning advice] のチェックを外します。

IA-32 開発環境:

コンパイラ ソースビュー コールグラフ ソース・レベル・チューニング・アシスタント
Microsoft* Visual C++* 5.0 / 6.0 / .NET はい はい はい
Microsoft* .NET Framework* 1.0 / 1.1/ 2.0 ベータ 1 はい はい いいえ
Microsoft* Visual C#* はい はい いいえ
Microsoft* Visual J#* はい はい いいえ
インテル C++ コンパイラ はい はい いいえ
Linux 版インテル C++ コンパイラ はい はい いいえ
GNU* Project C/C++ Compiler for Linux* はい はい いいえ
Microsoft* Visual Basic* 5.0 / 6.0 / .NET はい はい いいえ
Borland* C++ Builder* 5.0 はい はい はい
Borland C++ Builder 6.0 はい いいえ いいえ
Delphi* 5.0 / 6.0 はい はい いいえ
IBM JDK 1.3.1 (Windows および Linux)、1.4.0 / 1.4.1 (Linux のみ) はい はい いいえ
Sun JDK 1.4.1 / 1.4.2 (Windows および Linux) はい はい いいえ
BEA WebLogic JRockit 8.1 SP1/SP2 および 1.4.2 (Linux および Windows) はい はい いいえ
Microsoft* Jview* はい はい いいえ
インテル Fortran コンパイラ はい はい はい
Linux 版インテル Fortran コンパイラ はい はい いいえ

注: ソース・レベル・チューニング・アシスタントは、デフォルトでは無効です。有効にするには、メインメニューから [Configure] > [Options] を選択して、オプション・ツリーから [Intel(R) Tuning Assistant] > [Source Information] を選択し、オプション [Disable source-based tuning advice] のチェックを外します。

インテル EM64T 対応 IA-32 プロセッサ開発環境:

コンパイラ ソースビュー コールグラフ ソース・レベル・チューニング・アシスタント
インテル C++ コンパイラ はい はい はい
Linux 版インテル C++ コンパイラ はい いいえ いいえ
Microsoft* .NET Framework* 1.0 / 1.1/ 2.0 ベータ 1 はい はい いいえ
Microsoft Platform SDK (2003 年 10 月以降のバージョン) はい はい はい
Sun JDK 1.4.2 (Linux のみ)、1.5.0 ベータ 2 (Windows および Linux) はい はい (Windows) いいえ

インテル VTune アナライザは、Microsoft Platform SDK の 2003 年 10 月バージョンで動作を確認しています。
※インテル EM64T 上で 32 ビット・アプリケーションのコールグラフ解析はサポートされておりません。サンプリングのみの解析になります。

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インストール

重要な注意

このバージョンをインストールする前に、インテル(R) VTune(TM) パフォーマンス・アナライザの以前のバージョンを必ずアンインストールしてください。リモートデータ収集用に、インテル VTune パフォーマンス・アナライザの以前のバージョンで、Linux* および Intel XScale(R) テクノロジー・ベースのシステム上にインストールされた、データコレクターも同様です。詳細は、「インテル VTune アナライザのアンインストール」セクションを参照してください。

ファイル VTuneAnalyzer7.2_EULA.rtf には、インテル VTune アナライザのライセンス契約書が含まれています。インテル VTune アナライザをインストールするには、インストール中に、このライセンス契約に同意する必要があります。

インストールに関する一般的な注意

Windows* 版インテル VTune アナライザ 7.2 のインストール

インテル VTune アナライザ 7.2 を CD-ROM からインストールするには:

  1. CD-ROM を CD ドライブにセットします。

  2. デフォルト・ブラウザで自動再生ページが表示されたら、左の [Installation] セクションでインテル VTune アナライザを選択します。表示されたページで、[Install Now] ボタンをクリックします。
    自動再生ページが表示されない場合は、[マイ コンピュータ] を開いて、CD-ROM ドライブをダブルクリックし、Autorun.exe をダブルクリックします。

インテル VTune アナライザ 7.2 をインターネットからインストールするには:

  1. Windows システムに適切な自己解凍形式の圧縮ファイルをダウンロードします。

  2. Windows システムにインテル VTune アナライザ 7.2 用の有効なライセンス (*.lic) ファイルがあることを確認します。ない場合は、ライセンス・ファイルを入手します。ライセンス・ファイルの場所は、インストール中に指定します。

    注: インテル VTune アナライザ 7.1 用のライセンスが有効であれば、インテル VTune アナライザ 7.2 用に新しくライセンス・ファイルを入手する必要はありません。

  3. ステップ 1 でダウンロードした自己解凍形式の圧縮ファイルを実行して、InstallShield* Wizard の指示に従います。

  4. 自動再生ページ (Index.htm) が表示されたら、左の [Installation] セクションでインテル VTune アナライザを選択します。表示されたページで、[Install Now] ボタンをクリックします。

Windows システムにインストールする際の注意:

インテル VTune アナライザのアンインストール

  1. [コントロール パネル] を開きます。

  2. [プログラムの追加と削除] (Windows 2000 の場合は [アプリケーションの追加と削除]) を選択します。

  3. [VTune(TM) Performance Analyzer] を選択してから、[削除] ボタンを選択します。

  4. 削除の確認で、[はい] をクリックします。インテル VTune アナライザがインストールしたファイルが削除されます。データベース・ファイル (*.ldb および *.mdb)、サンプリング出力ファイル、およびコールグラフ・インストルメンテーション・ファイルなどのインストール後に作成されたファイルは削除されません。

アンインストールに関する注意:

インストール中に、特定のインテル VTune アナライザ・ファイル (DLL、EXE、および OCX) が登録されます。登録により、様々なエントリが Windows レジストリに追加されます。アンインストール中に、使用されていないファイルの情報はレジストリから削除されますが、いくつかの不必要なレジストリ・エントリが残ってしまうことがあります。これらのレジストリ・エントリは残ったままでも特に問題はありません。どうしても削除したい場合は、手動で削除してください。しかし、レジストリ・エディタの使用を誤ると、重大な問題が発生する可能性があるため、Microsoft は、レジストリ・エディタは自らの責任で使用するように警告しています。詳細は、Microsoft Knowledge Base Article 256986 を参照してください。

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使用上の注意

全般

Java* のサポート

Microsoft .NET テクノロジーのサポート

最大 128 CPU のサンプリング・データ収集および解析

128 CPU のデータ収集は、Windows 上ではサポートされていません。しかし、Linux 版インテル VTune パフォーマンス・アナライザ 3.0 を使用して収集されたサンプルを、インテル VTune アナライザ 7.2 で表示、解析することはできます。プロセス、モジュール、Hotspot、およびサンプリング・オーバー・タイム (SOT) ビューを使用して、データ収集の結果をビジュアルに表示できます。次の操作を行ってください:

  1. Linux 版インテル VTune アナライザ 3.0 ベータ版ビルド 620 またはそれ以降をインストールして、Linux マシンで最大 128 プロセッサのローカル・サンプリングをセットアップします。

  2. ローカル・サンプリング・セッションを実行します。システムでサンプリングを行う CPU を制限するには、オプションの CPU マスキング機能を使用します。例えば、次の vtl コマンドは、CPU 1、4 および 20-25 に対してサンプリングを実行します:
    vtl activity –c sampling –o “-cpu-mask 1,4,20-25”

  3. コマンドライン・ビューア (vtl) を使用して、サンプリング収集結果を開きます。例:
    vtl view –modules –cpu 1,4

  4. Windows 上でインテル VTune アナライザの GUI ビューアを使用してサンプリング・データをビジュアルに表示するには、次の操作を行います:

    1. インテル VTune アナライザ 7.2 を Windows マシンにインストールします。

    2. ステップ 2 で収集した .tb5 ファイルを Windows マシンにコピーします。

    3. インテル VTune アナライザ GUI を開始して、[File] > [Open File] メニューを選択し、コピーした .tb5 ファイルを開きます。

    4. プロセス/モジュール/Hotspot ビューにサンプリング・データを表示します。

    5. 砂時計アイコンをクリックして、プロセス/モジュールのサンプリング・オーバー・タイム (SOT) ビューを表示します。

注: プロセッサ数が非常に多いシステムでサンプリング・データを収集すると、大量のデータが生成されます。キャプチャされるデータの量を減らすには、CPU マスキングを使用します。この機能を使用すると、データを収集するプロセッサを制限することができます。

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既知の制限事項

このセクションでは、次のカテゴリ別に、既知の制限事項について説明します: 全般バッチモードでのパフォーマンス・データの収集サンプリングWindows* リモート・サンプリングLinux* リモート・サンプリングIntel XScale(R) テクノロジー・ベース・システム上の Windows CE リモート・サンプリングWindows 上のコールグラフLinux リモート・コールグラフコマンドライン・インターフェイスカウンターモニタスタティック解析Microsoft* .NET テクノロジーJava*、および チューニング・アシスタント

全般

Itanium プロセッサを使用しているシステム:

Linux マシンへのリモート・エージェントを実行する、Itanium プロセッサを使用しているシステム:

インテル VTune アナライザを使用して、リモートの Linux マシン上で実行しているアプリケーションのパフォーマンスをモニタする場合、/bin/ls のような、アプリケーションの 2 つ目のインスタンスが起動されると、インテル VTune アナライザはハングアップします。これは既知の問題で、現在修正中です。[SCR#15439]

Pentium(R) 4 プロセッサを使用しているシステム:

イベント "Streaming SIMD Extensions Input Assists (TI)" をモニタする場合、アシストに対するすべての要求が実際に処理されるとは限らない点に注意してください。このイベントは、オーバーカウント として知られ、パフォーマンスのペナルティが発生しない、リタイアされていないパスの命令から、アシストに対する要求をカウントします。

64 ビット・オペレーティング・システムがインストールされている、インテル(R) エクステンデッド・メモリー 64 テクノロジー (インテル(R) EM64T) 対応のインテル・プロセッサを使用しているシステム:

バッチモードでのパフォーマンス・データの収集

OLE オートメーション・スクリプト (Visual Basic* または Perl) を使用して、サンプリングとカウンター・モニタ・コレクターを含むアクティビティを実行すると、インテル VTune アナライザに関連するいくつかのプロセスは、スクリプトが終了した後も終了しません。これらのプロセスは、スクリプトが終了した後に、Windows タスク マネージャを使用して安全に終了することができます。タスク マネージャで、次の名前のプロセスを終了してください: VTuneEnv.exevtunecca.exe[SCR#13990]

サンプリング

Windows サンプリング:

Windows リモート・サンプリング:

Linux リモート・サンプリング:

詳細は、xterm の man ページを参照してください。

Intel XScale テクノロジー・ベース・システム上の Windows CE/Linux リモート・サンプリング:

コールグラフ

Windows 上のコールグラフ:

Linux リモート・コールグラフ:

コマンドライン・インターフェイス

カウンターモニタ

ランタイム・ビューを有効にして、1 秒未満の期間でアプリケーションを実行すると、インテル VTune アナライザは不安定になります。これは、[Stop] ボタンが無効になり、[Run] ボタンが有効になっても、ランタイム・ビューでデータ収集が続行され、新しいカウンターの値がチャートに表示されるためです。実行中の ランタイム・ウィンドウが閉じられているかどうかに関係なく、このために新しいアクティビティを起動できないことはありません。この問題を回避するには、ランタイム・ビューを無効にしてください。[SCR#11701]

いくつかの使用上の注意は、カウンターモニタにも当てはまります。

スタティック解析

Microsoft .NET テクノロジー

いくつかの使用上の注意は、Microsoft .NET テクノロジーにも当てはまります。

Java

Java プロファイリングのすべての問題と解決方法は、MRTE_faq.htm ドキュメントを参照してください。

いくつかの使用上の注意は、Java にも当てはまります。

チューニング・アシスタント

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ドキュメント

Widows* 版インテル(R) VTune(TM) アナライザのドキュメントは、オンライン・チュートリアル、RTF 形式、PDF 形式、HTML 形式でそれぞれ提供されています。

チュートリアル

チュートリアルでは、インテル VTune アナライザを使用してアプリケーションのパフォーマンスを最適化する方法について、わかりやすく説明します。このチュートリアルは、次のような目的で作成されています:

チュートリアルを表示するには、[スタート] ボタンをクリックして、[すべてのプログラム] (Windows 2000 の場合は [プログラム]) を選択し、[Intel(R) VTune(TM) Performance Analyzer] > [Getting Started Tutorial] を選択します。

チュートリアルを表示するには、Netscape* Communicator 4.x、Netscape 6.2 またはそれ以降、あるいは Microsoft* Internet Explorer 4 またはそれ以降のブラウザが必要です。Mozilla* を使用している場合、特定のポップアップは動作しません。

オンライン・ヘルプ

インテル VTune アナライザ・オンライン・ヘルプには、インテル VTune アナライザの使用に関するすべての情報が含まれています。このヘルプは HTML Help 1 形式で、HTML Help ビューアで表示することができます。インテル VTune アナライザが Visual Studio* .NET 環境に統合されている場合、Visual Studio .NET ヘルプ・コレクションから、VTune(TM) Performance Tools という名前の Help 2 モジュールを利用可能です。このモジュールは、主要なインテル VTune アナライザの概念をカバーし、HTML Help 1 形式のオンライン・ヘルプ中のトピックへのリンクが含まれています。

オンライン・ヘルプを表示するには、[Help] メニューの項目を選択します。また、次のいずれかの方法で、状況依存ヘルプを表示することもできます:

注: Microsoft Internet Explorer の累積セキュリティ・パッチがインストールされている場合、オンライン・ヘルプ・システムで、alink ボタンのような特定のショートカットが利用できないことがあります。この問題を解決するには、Microsoft Knowledge Base Article 822989 を参照して、必要な更新を行ってください。

RTF および PDF ドキュメント

Windows 版インテル VTune アナライザの RTF ドキュメントは、インテル VTune アナライザのエンドユーザー契約書 (EULA) および Intel XScale(R) テクノロジー用インテル VTune パフォーマンス・アナライザ・アップデートから構成されています。PDF ドキュメントの表示には、Adobe* Acrobat Reader* バージョン 6.0 以降を使用してください。PDF ドキュメントは、次の内容から構成されています:

HTML ドキュメント

Windows 版インテル VTune アナライザの HTML ドキュメントは、このリリースノート、Intel XScale テクノロジー用インテル VTune パフォーマンス・アナライザ・アップデートのリリースノート、Linux* 版インテル VTune パフォーマンス・アナライザ 7.2 リモート・エージェントのインストール方法、およびインテル VTune アナライザ・オンライン・ヘルプから構成されています。

HTML ドキュメントの表示:

製品 CD-ROM に含まれている HTML ドキュメントの表示には、HTML 4.0 をサポートしているブラウザを使用してください。ブラウザ (特に Netscape* および Konqueror*) の以前のバージョンでは、HTML ドキュメントを正しく表示できないことがあります。

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テクニカル・サポートとフィードバック

インテル(R) プレミア・サポートへの登録

本製品で提供されるツールについてのテクニカル・サポートを受けたり、FAQ や製品のアップデート情報を含むテクニカル情報を入手するには、https://premier.intel.com (英語) でインテル・プレミア・サポート・アカウントに登録してください。

注: サポートの登録は、リリース製品かプレリリース製品 (アルファ版、ベータ版など) かによって異なります。http://support.intel.com には、リリース製品の情報のみ含まれています。

アカウントを登録するには、インテル(R) レジストレーション・センタ Web サイト http://www.intel.com/software/products/registrationcenter/ (英語) を開いてください。

パスワードを忘れた場合は、quadsupport@mailbox.intel.com までお問い合わせください。セキュリティ上の理由により、技術的な問題についてはお答えできませんのでご了承ください。

ヘルプとユーザー・フォーラム

インテルでは、チュートリアル、既知の問題点、製品エラッタ、互換性に関する情報や、FAQ への回答をオンラインで提供しています。

インテル(R) ソフトウェア開発製品のテクニカル・サポート

インテル・ソフトウェア開発製品のテクニカル・サポート Web サイト (英語) では、様々な情報を提供しています。

http://www.intel.com/software/products/support/

質問に対する回答、製品を効率的に使用するための情報にアクセスすることができます。

インテル VTune パフォーマンス・アナライザの製品サポート

インテル VTune アナライザの製品サポート Web サイト (英語) では、技術的な問題、FAQ、製品ドキュメントおよび製品エラッタにアクセスすることができます。

http://support.intel.com/support/performancetools/vtune/

インテル VTune パフォーマンス・アナライザのデベロッパ・フォーラム:

インテル VTune アナライザ・ソフトウェアのユーザーは、インテル(R) デベロッパ・サービス・フォーラムの、インテル VTune アナライザ・ソフトウェアに関するフォーラムに参加することができます。これらのフォーラムでは、技術的ではない内容から高度な内容まで、様々な内容をカバーしています。

http://softwareforums.intel.com/ids

フォーラムは管理者によって運営されていますが、機能、使いやすさ、バグへの対処方法、一般的な使用方法など、インテル VTune アナライザに関する内容について発言してかまいません。

問題の送信方法

インテルでは、お客様からのフィードバックを非常に重視しております。インテル・プレミア・サポート Web サイトから問題を送信するには:

  1. https://premier.intel.com (英語) にアクセスします。問題を送信するには、ブラウザで Java* および Java スクリプトを有効に必要があります。

  2. ログイン名とパスワードを入力します。

  3. [Submit] ボタンをクリックします。

  4. 「Confidentiality Statement (機密保護について)」を読み、[I Accept] ボタンを押します。

  5. 左側のナビゲーション・バーの [Submit Issue] リンクをクリックします。

  6. [Product Type] ドロップダウン・リストから [Initiatives, technologies & tools] を選択します。

  7. [Product Name] ドロップダウン・リストから [VTune(TM) Performance Analyzer] を選択し、適切なフィールドにバージョン 7.2 を指定します。

  8. 質問を入力します。ウィンドウの残りのフィールドも記入して、問題箇所の送信を完了します。

    1. 問題、その他ご意見を入力してください。問題の報告の場合は、その問題を再現できるように、できるだけ具体的に説明してください。コンパイラの問題報告の場合は、できるだけコンパイラ・オプションと簡単なテストコードを追加してください。

    2. システム構成情報を入力します。オペレーティング・システムの名前、バージョン、ビルド番号、インストールしたアプリケーションの名前とバージョンなど、問題点の特定に役立つと思われるすべての情報が含まれていることを確認してください。

テクニカル・サポートでは、通常、1 営業日以内に回答をお送りしております。

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追加情報

関連製品とサービス

インテル(R) Itanium(R) およびインテル Itanium 2 プロセッサ・ベースのシステムにおけるアプリケーションの最適化に関する情報は、次のドキュメントを参照してください:

インテル(R) ソフトウェア開発製品の詳しい情報については、http://www.intel.com/software/products/ を参照してください。その他の情報は、次の製品関連サイトを参照してください:

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著作権と商標