インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー 9.1
Linux* 版
リリースノート
目次
概要
新機能と主な機能
パッケージの内容
動作環境
インストール
使用上の注意
JIT プロファイリング API のサポート
サンプリング・データを収集するアクティビティー内での CPU 単位のバッファリング使用
既知の制限事項
テクニカルサポート
ドキュメント
追加情報
著作権と商標について
概要
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー 9.1 Linux 版は、グラフィカル・ユーザー・インターフェイスとコマンドラインにより、アプリケーション・コードのパフォーマンス・ボトルネックや Hotspot を検出する機能を提供します。IA-32、インテル® 64 または Itanium® プロセッサー・ベースのシステム上で動作する Linux アプリケーションのパフォーマンス・データを収集、解析、表示することができます。
VTune™ アナライザーが Eclipse* 環境に統合されている場合、次のデータ収集機能を利用できます。
- サンプリング: IA-32 システム、インテル® 64 対応システム、Itanium® プロセッサー・システム (それぞれのマルチプロセッサー・システムも含む) に対応した、システム全体を対象とする基本的な非侵入的プロファイリング機能。
- コールグラフ: IA-32 システム、インテル® 64 対応システム、および Itanium® プロセッサー・システムに対応した、アプリケーション・フローと親子関係を収集する侵入的プロファイリング機能。
インテル® ソフトウェア開発製品の詳しい情報については、http://www.intel.co.jp/jp/software/products/index.htm を参照してください。
新機能と主な機能
機能 |
利点 |
JIT プロファイリング API サポート |
VTune™ アナライザーは、ランタイムに生成され解釈されるコードのプロファイリングをサポートするようになりました。詳細は、jit_profile_API.pdf (英語) を参照してください。 |
GNU* debuglink のサポート |
VTune™ アナライザーは、モジュールとともに、または個別ファイルとして保存された、Linux OS モジュールのデバッグ情報をサポートします。デバッグ情報ファイルを対応するモジュールとともに格納するか、またはシンボルファイルの検索ディレクトリー・リストにデバッグ情報ファイルを含むディレクトリーへのパスを指定できます。
|
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー・リーダー/ライター API (TBRW) のサポート |
この API を使用すると、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーと互換性のあるオンディスク・フォーマットのデータを永続的に読み書きできます。詳細は、TBRW.pdf (英語) を参照してください。 |
最新のインテル® プロセッサーのサポート |
インテル® Xeon® プロセッサー 53xx 番台、インテル® Xeon® プロセッサー 5100 番台、インテル® Xeon® プロセッサー 30xx 番台、インテル® Xeon® プロセッサー 32xx 番台、インテル® Core™2 Duo プロセッサー、インテル® Core™ Duo プロセッサー、インテル® Core™ プロセッサー、インテル® Itanium® プロセッサー 9000 系を含む、最新のインテル® プロセッサーをサポートします。 |
インテル® Core™ Duo プロセッサーをチューニングする新しいイベント |
新しいイベントでは、並列化、バスとキャッシュのコア共有、スレッド間の変更されたデータの共有を測定します。これにより、スレッド化の向上、バスとキャッシュのマルチコア共有のチューニング、およびキャッシュライン利用の最適化が可能です。 |
インテル® コンパイラーの最適化レポートで必要な情報を入手 |
インテル® コンパイラーの最適化レポートには、役立つ情報が豊富に含まれています。ただし、問題は、最も関心のあるほんの 3 行が何 MB もの大きなファイルの中に埋もれ、探し出すのが困難なことです。しかし、VTune™ アナライザーを使用すれば簡単です。Hotspot の位置を確認したら、そのコード行を選択して、最適化レポートのボタンを押します。VTune™ アナライザーは、レポートをフィルタリングして、選択したコードに関連するレポート部分を表示します。コンパイラーが行った処理を参照でき、パフォーマンスを大幅に向上させることが可能なプラグマを簡単に選択することができます。 |
インストールの向上 |
インストール処理の向上により、登録やインストールがより簡単になりました。非インタラクティブ・インストール用のオプションが追加されています。このオプションを使用すると、設定ファイルで定義された設定を使用して、複数のシステムでインストールを行うことができます。 |
サンプリング・オーバー・タイム・ビュー |
サンプリング・オーバー・タイム・ビューを使用すると、アクティビティー・データ収集でサンプリングされたイベントを収集した順序で表示できます。この機能を使用することで、特定の時間内に発生した Hotspot を見つけることができます。 |
インテル® Itanium® アーキテクチャー上の命令別のイベント |
命令のフィルタリングでは、特定の命令コードで発生するイベントのみを収集することができます。これにより、クリティカルなときに発生するイベントを切り分けるのに役立ちます。 |
分岐とコール・ナビゲーションが簡単に |
メニューをクリックするだけで、直ちに逆アセンブリー内の分岐を表示します。場所を探す手間をかけることなく、[Go to target (ターゲット)] を選択するだけで、画面がスクロールします。 |
コールグラフ処理速度の向上 |
Java* コードまたはネイティブコードを選択してプロファイルし、ランタイム・パフォーマンスを向上させることができます。チューニングするモジュールのみでデータを収集することにより、オーバーヘッドが減少し、ランタイム・パフォーマンスが向上します。 |
Ubuntu* 8.04、Debian* 4、Fedora* 9 を含む新しいオペレーティング・システムのサポート |
サポートされているオペレーティング・システムの一覧は、「サポートされているディストリビューション」を参照してください。 |
インテル® Itanium® アーキテクチャー上でネイティブに動作! |
ボトルネックの検出が簡単に |
1 つのシンプルなダイアログボックスを使用するだけで、最も時間を費やしている関数の上位 5 位のリストを入手できます。関数名をワンクリックするだけで、ソースが表示され、最も時間を費やしているコード行が表示されます。これにより、パフォーマンスのボトルネックを簡単に素早く見つけることが可能です。VTune™ アナライザーは、Linux で最も一般的に使用されている開発環境である Eclipse に統合されます。新しい Eclipse 3.1 には、状況依存のヒントペインが含まれ、重要なヒントや説明に効率良くアクセスできます。 |
イベント比率 |
[Clockticks (Clocktick の回数)/Retired Instruction (リタイアした命令)] などの比率が、シングルイベントのみよりも、測定基準として役立つことがよくあります。定義済みの比率やカスタム比率を作成できます。 |
複数行の列ラベルと表示レイアウトの向上 |
列ラベルと表示レイアウトが改良され、適切な情報を素早く簡単に参照できます。 |
新しい「入門ガイド」 |
VTune™ アナライザーの 3 つの主な解析フローのクイックツアーで、素早く、効率良く製品を使用できるようになります。 |
主な製品機能 |
マルチユーザー・コールグラフと大規模システムのサポート |
マルチユーザー・コールグラフとサンプリングにおける CPU 単位のバッファリング機能の追加により、大規模システムのサポートが向上しました。マルチユーザー・コールグラフにより、複数のユーザーが大規模リソースを共有して、同時にパフォーマンス・テスティングを行うことができます。CPU 単位のバッファリングにより、大規模な HPC システムでサンプリングを正確に行うことができます。 |
読み取り専用ファイルシステムのサポート |
セキュア環境でのパフォーマンス・チューニングが大幅に簡単になりました。コールグラフでは、読み取り専用ファイルシステムを持つセキュアシステムを解析できます。 |
大規模なアプリケーションおよび小規模なアプリケーションにも対応 |
VTune™ アナライザーは、大規模な実行ファイル (100MB+) に対しても安定したソリューションを提供します。何十万という関数で設計された大規模なアプリケーションも、VTune™ アナライザーで解析が可能です。 |
再コンパイル不要 |
VTune™ アナライザーは、既存のバイナリーで作業できます。プロファイリング用に再コンパイルしたり、ビルドスクリプトの変更が必要な従来のインストルメント済みプロファイラーとは異なり、VTune™ アナライザーを通常のプロダクション・ビルドで実行するだけで済みます。 |
システム全体を対象にしたイベントベースのサンプリング |
ほんのわずかなオーバーヘッド (通常、5% 未満) でプログラムが最も時間を費やす場所を正確に特定します。 |
コールグラフ |
呼び出しシーケンスを特定し、クリティカル・パスを検出します。ただし、オーバーヘッドが高くなります。 |
サンプリングとコールグラフの両方 |
他製品とは異なり、VTune™ アナライザーはサンプリングとコールグラフの両方の解析ツールを提供します。主にコールグラフの解析を計画した場合でも、最初にサンプリングを実行することにより、解析が必要なモジュールを特定できるため、オーバーヘッドは解析が必要なモジュールに対してのみです。大規模なプロジェクトでは、サンプリングは重要です。サンプリングは、"loopy" (ループ的な) コードの解析にたいへん役立ちます。コールグラフは、通常 "branchy" (分岐的な) コードに役立ちます。そのため、両ツールを併用することで、正確な解析を行うことが可能です。 |
命令コード・マッチング |
イベントの選択だけでは、不十分な場合があります。これは、イベントはクリティカルであるなしにかかわらず発生するためです。インテル® Itanium® アーキテクチャーでは、命令コード・マッチングにより、特定の命令コードで発生するイベントのみを収集することができます。これにより、不十分なプリフェッチやメモリー・アライメントなどの問題を切り離すことができます。 |
NUMA (Non-uniform memory architecture) サポート |
サンプリング・データが、ローカル CPU メモリーに格納されるようになり、システム・バス・トラフィックを最小限に抑えます。これは、システムバスのサチュレーションを防ぎ、テスト中のシステムの処理が遅れるのを防ぐのに重要です。 |
強化された CPU マスキング |
多数のプロセッサーを使用したシステムの場合、通常、そのうちの数個の CPU からのデータのみを収集することが多いでしょう。CPU マスキングで、すべてのプロセッサーや割り当てられたプロセッサーのみ、または指定のプロセッサーのみなど、データを収集する正確な場所を制御することができます。この機能により、収集が必要なデータ量の大幅な削減が可能です。 |
[Source (ソース)] ビューからソースエディターにアクセス |
パフォーマンスの問題は、ソースビューで確認し、そのままソース変更が可能です。ファイルを参照して、必要な行を探す代わりに、メニューをシングルクリックするだけでファイルが開き、変更や選択した行にスクロールすることができます。 |
イベント・エイリアシング |
カスタムイベントの内容がわかるように、 イベント・エイリアシングを使用して、カスタムラベルを作成できます。 |
インライン関数のチューニング |
ソースおよびアセンブリー・ビューで、インスタンス固有のイベントカウントでインラインコードをチューニングします。 |
Hotspot ナビゲーション |
最も重要な Hotspot を表示したり、次の重要な行にジャンプできます。イベントの列をクリックして、ナビゲートするイベントを選択し、[Min (最小)] アイコン、[Max (最大)] アイコン、[Next (次へ)] アイコンをクリックして、素早く Hotspot を参照します。 |
ソースビューおよびアセンブリー・ビューの向上 |
大きなファイルで従来よりも 10 倍以上の速さでソースビューやアセンブリー・ビューを開いたり、スクロールできるようになりました。 |
サポートしている Linux ディストリビューションと Linux JVM の一覧は、この後の「動作環境」セクションを参照してください。
パッケージの内容
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー Linux 版には、次のコンポーネントが含まれています。
-
サポートされている Linux 用の Eclipse パッケージ。
-
Eclipse 環境に統合された VTune™ アナライザー Linux 版のグラフィカル・ユーザー・インターフェイス (GUI)。
-
IA-32 システム、インテル® 64 システム、および Itanium® ベースのシステムに対応した VTune™ アナライザー Linux 版のコマンドライン・インターフェイス。コマンドライン・インターフェイスには vtl、スタンドアロン・ビューアー、およびデータ収集を個別に制御する ActivityController が含まれます。
- EntireX DCOM for Linux。
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー・ドライバー・キット。
- サポートされているディストリビューション用のカーネルモジュール
(リストを参照)。
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー用リモート・エージェント。
- IA-32 システム、インテル® 64 対応システム、および Itanium® ベースのシステム上で結果を表示するスタンドアロン・ビューアー。
- 製品ドキュメント。VTune™ アナライザーのドキュメント・インデックス、インストール・ガイド、管理者用ガイド、README、マニュアルページ、ユーザーズ・ガイド、リファレンス、Eclipse との統合環境に関するヘルプ、VTune™ アナライザー・ビュー・ヘルプ (HTML)、入門ガイド (Web ベースのチュートリアル)、リリースノートが含まれます。
動作環境
このセクションでは、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーの各種コンポーネントをインストールするのに必要なプロセッサー、メモリー、およびオペレーティング・システムについて説明します。
対応プロセッサー
VTune™ アナライザーの各種コンポーネントをインストールするのに必要なプロセッサーは次のとおりです。表の各列の説明は次のとおりです。
- プロセッサー: 対応プロセッサーのリスト。
- Eclipse との統合 (vtlec): Eclipse 環境に統合される VTune™ アナライザーに対応するプロセッサー。
- コマンドライン・インターフェイス (vtl): VTune™ アナライザーのコマンドライン・インターフェイスに対応するプロセッサー。
- RDC (vtserver): VTune™ アナライザーのリモート・データ・コレクター (RDC) に対応するプロセッサー。
プロセッサー | Eclipse との統合 (vtlec) |
コマンドライン・インターフェイス (vtl) | RDC (vtserver) |
モバイル |
インテル® Atom™ プロセッサー | - |
SEP | - |
モバイル インテル® Pentium® 4 プロセッサー - M |
+ | + |
+ |
インテル® Pentium® M プロセッサー | + |
+ | + |
インテル® Celeron® M プロセッサー | + |
+ | + |
インテル® Celeron® D プロセッサー | + |
+ | + |
インテル® Celeron® プロセッサー | + |
+ | + |
デスクトップ |
インテル® Core™2 Quad プロセッサー | + |
+ | + |
インテル® Core™2 Extreme プロセッサー |
+ | + |
+ |
インテル® Core™2 Duo プロセッサー | + |
+ | + |
インテル® Core™ Duo プロセッサー | + |
+ | + |
インテル® Core™ Solo プロセッサー | + |
+ | + |
インテル® Pentium® プロセッサー・エクストリーム・エディション | + |
+ |
+ |
インテル® Pentium® 4 プロセッサー・エクストリーム・エディション |
+ | + |
+ |
インテル® Pentium® 4 プロセッサー | + |
+ | + |
HT テクノロジー インテル® Pentium® 4 プロセッサー |
+ | + | + |
ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (SSE3) 対応インテル® Pentium® 4 プロセッサー |
+ | + | + |
サーバー |
インテル® Xeon® プロセッサー 5x00 系 |
+ | + | + |
インテル® Xeon® プロセッサー 7xxx、5xxx、3xxx 番台 |
+ | + |
+ |
インテル® Xeon® プロセッサー MP 73xx 番台 |
+ | + |
+ |
インテル® Xeon® プロセッサー MP | + |
+ | + |
インテル® Xeon® プロセッサー 32xx 番台 |
+ | + |
+ |
インテル® Xeon® プロセッサー | + |
+ | + |
インテル® 64 対応インテル® Xeon® プロセッサー | + |
+ |
+ |
インテル® Pentium® D プロセッサー |
+ |
+ |
+ |
インテル® Pentium® 4 プロセッサー | + |
+ | + |
インテル® Itanium® プロセッサー 9000 系 |
+ |
+ | + |
低電圧版 インテル® Itanium® プロセッサー |
+ | + |
+ |
インテル® Itanium® プロセッサー | + |
+ | + |
システムメモリーと空きディスク容量
このセクションでは、VTune™ アナライザーを使用するのに必要なシステムメモリーと空きディスク容量について説明します。VTune™ アナライザーで必要なシステムメモリーと空きディスク容量よりも、チューニングするアプリケーションで必要なシステムメモリーと空きディスク容量の方が大きいことがある点に注意してください。この場合、VTune™ アナライザーとデータ収集に加えて、アプリケーションの実行に十分なシステムメモリーと空きディスク容量が必要になります。
コールグラフ・コレクターを使用してアプリケーションでデータを収集する場合、アプリケーションは通常の実行時よりも多くのシステムメモリーを必要とします。
システムメモリー
VTune™ アナライザーを実行するのに必要なシステムメモリーは次のとおりです。
VTune™ パフォーマンス・アナライザーのインターフェイス |
RAM |
スワップ容量 |
コマンドライン |
256MB |
256MB |
Eclipse との統合環境 |
512MB |
512MB |
空きディスク容量
VTune™ アナライザーを実行するのに必要な空きディスク容量は次のとおりです。
コンポーネント |
IA-32 システム |
インテル® 64 対応システム |
Itanium® ベースのシステム |
tar ファイルとその展開ファイル、およびインストールされるすべてのコンポーネント |
902MB の使用可能な空きディスク容量 |
918MB の使用可能な空きディスク容量 |
617MB の使用可能な空きディスク容量 |
EntireX DCOM for Linux* 用の /opt/sag ディレクトリー (インストール時に作成される) |
41.3MB |
45.4MB |
57.2MB
|
Eclipse と JRockit* のコンポーネント
(/opt/intel/eclipsepackage/3.2.1/eclipse と
/opt/intel/eclipsepackage/3.2.1/jrockit-jre1.5.0_10) |
117.8MB |
117.8MB |
142.1MB |
対応オペレーティング・システム
このセクションでは、VTune™ アナライザー Linux 版の対応オペレーティング・システムについて説明します。
Linux コマンドラインとグラフィカル・ユーザー・インターフェイスの対応オペレーティング・システム
注意:
以下に示すサポートされている Red Hat* と SuSE* ディストリビューション上でデフォルトのカーネルを使用していない場合は、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー・ドライバー・キットを使用して、カスタムカーネル環境で利用できるドライバーをコンパイルしてください。インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー・ドライバー・キットは、VTune™ アナライザーに含まれていますが、インテル® プレミアサポートから入手することもできます。インテル® プレミアサポートについての詳細は、「テクニカルサポート」セクションを参照してください。
サポートされている Linux ディストリビューション
VTune™ アナライザー Linux 版は、次の Linux ディストリビューションをサポートしています。表中の RDC とは、サポートがリモートデータ収集を介した場合に限定されていることを示します。Linux システムでサポートされているカーネルバージョンは、特に明記されている場合を除いて、ユニプロセッサー・システム (UP) とマルチプロセッサー・システム (SMP) の両方で利用可能です。
オペレーティング・システム |
カーネルバージョン |
IA-32 |
インテル® 64 |
Itanium® ベース・システム |
Red Hat Enterprise Linux* 3 Update 9 |
2.4.21-50.EL
|
+ |
+ |
+ |
Red Hat Enterprise Linux 4 Update 7 |
2.6.9-78.EL
|
+ |
+ |
+ |
Red Hat Fedora* 8 および 9 |
2.6.25-14.fc9 |
+ |
+ |
|
Red Hat Enterprise Linux 5 Update 2 |
2.6.18-92.el5 |
+ |
+ |
+ |
SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9.0 (Service Pack 4 まで) |
2.6.5-7.308 |
+ |
+ |
+ |
SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 10.0 (Service Pack 2 まで) |
2.6.16.60-0.21 |
+ |
+ |
+ |
SuSE Linux 10 |
2.6.13-15 |
+ |
+ |
+ |
SGI* Pro Pack* 4.0 (Service Pack 3 まで) |
2.6.5-7.244-sn2 | | |
+ |
SGI Pro Pack 5.0 |
2.6.16.21-08 | | |
+ |
Debian* 4† |
2.6.18-4 |
+ |
+ |
+ |
Ubuntu* 7.10 および 8.04†† |
2.6.24-16-generic |
+ |
+ |
|
Asianux 3.0 |
2.6.18-9.10AX |
+ |
+ |
+ |
MontaVista* Linux Carrier Grade Edition 4* |
2.6.10 |
RDC |
| |
†インテル® 64 対応システムで実行されている Debian 4 では、Eclipse ベースの VTune™ アナライザー GUI はサポートされていません。ただし、コマンドライン・インターフェイスはサポートされています。これは、このディストリビューションに 32 ビット GTK 2.0 パッケージの stable バージョンが含まれていないためです。この制限は、32 ビット GTK 2.0 パッケージの 'testing' パッケージをインストールして回避できます。具体的には、'ia32-libs-gtk' パッケージをインストールして、'libc6-i386' パッケージをアップデートします。システムで通常 32 ビットのプログラムを実行しない場合、これらのパッケージをインストールしアップデートしても問題ありません。
注意: アップデートの際、依存関係にあるパッケージが必要になることがあります。次のコマンドを使用してパッケージをインストールしアップデートします。
apt-get install ia32-libs-gtk
apt-get install libc6-i386
apt sources.list ファイルで 'testing' リポジトリーを指すようにします。詳細は、apt-get のヘルプを参照してください。[SCR #31616]
††Ubuntu* 7.10 および 8.04: インテル® 64 対応システム上で実行されている x86_64 バージョンの Ubuntu で VTune™ アナライザーを使用するには、ia32-libs パッケージが必要です。Ubuntu ディストリビューションの標準設定では ia32-libs パッケージは含まれていません。VTune™ アナライザーのインストールを行う前に、次のコマンドを使用して、universe Ubuntu* リポジトリーからパッケージをインストールしてください。
apt-get install ia32-libs
apt sources.list ファイルで 'universe' リポジトリーを指すようにします。詳細は、apt-get のヘルプを参照してください。
VTune™ アナライザー Linux 版は、業界標準のオブジェクト・コード・フォーマット (ELF、STABS、DWARF など) に準拠したすべてのコンパイラーをサポートしています。
例えば、次のコンパイラーを使用してビルドされたアプリケーションをサポートしています。
- GCC*: 2.96、3.2、3.3、3.4、4.0、4.1.2
- インテル® C++ コンパイラー: 8.0、8.1、9.0、9.1、10.0
- インテル® Fortran コンパイラー: 8.0、8.1、9.0、9.1、10.0
Linux リモート・データ・コレクターのオペレーティング・システム要件
製品リリースノートの対応オペレーティング・システムのセクションを参照してください。
Java 開発キット (JDK*)
Eclipse 環境に統合された VTune™ アナライザーは、次の JDK で操作がテストされています。
VTune™ アナライザーは、次の JDK でプロファイリングがテストされています。これらの JDK は最新のリリースを使用してください。
IA-32 システムの場合:
- Sun* J2SE 5.0 および 6
- IBM* JDK 1.4.2 および 5.0
- BEA JRockit 1.4.2、5.0 および 6
Itanium® ベースのシステムの場合:
- IBM JDK 1.4.2
- BEA JRockit 1.4.2 および 5.0
インテル® 64 対応システムの場合:
- Sun J2SE 5.0 および 6
- BEA JRockit 5.0 および 6
注意:
インテル® 64 対応の Red Hat Enterprise Linux 4.0 で、VTune™ アナライザーを BEA JRockit 1.5.0 で実行すると、VTune™ アナライザーは Eclipse でクラッシュします。この問題は、次のいずれかの方法で回避できます。
- Red Hat Enterprise Linux 4.0 用のエラッタカーネルをインストールします。
- Red Hat Enterprise Linux 4.0 U1 を使用します。
- Sun JVM 1.5.0 を使用します。
異なるアーキテクチャーでのコールグラフ・サポート
|
VTune™ アナライザー 9.1 Linux 版 |
|
ローカル |
リモート・データ・コレクター
(Linux) |
IA-32 |
○ |
○ |
インテル® 64 |
|
64 ビット・アプリケーション |
○ |
○ |
32 ビット・アプリケーション |
○ |
○ |
インテル® Itanium® アーキテクチャー |
64 ビット・アプリケーション |
○ |
○ |
IA-32 アプリケーション |
X |
X |
インストール
「インストール・ガイド」
(<installdir>/INSTALL.txt)
を参照してください。
使用上の注意
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー Linux 版の起動
このセクションでは、Eclipse と統合された環境において、またはコマンドライン・インターフェイスを使用して、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー Linux 版の起動方法について説明します。
注意:
VTune™ アナライザーを起動するには、USER 環境変数が定義されていなければなりません。USER 環境変数は、通常ログイン時に定義されます。
注意:
X サーバーを使用して Linux システムをリモートから操作する際に最高のパフォーマンスを引き出すには、X サーバーが効率的なフォントのアンチエイリアス処理 (Hummingbird* Exceed* X Server v10 以降) をサポートしていることを確認してください。
注意:
Eclipse GUI を VTune™ アナライザー 3.x、8.x Linux 版から使用したことがある場合は、VTune™ アナライザー 9.1 Linux 版の Eclipse GUI を実行する前に、.eclipse ディレクトリーを $HOME ディレクトリーから削除してください。
統合された Eclipse 環境で、次のコマンドを使用して VTune™ アナライザーを起動します。
$ <install_dir>
/bin/vtlec
説明:
<install_dir>
はインストール・ディレクトリーです。デフォルトのインストール・ディレクトリーは /opt/intel/vtune
です。
注意:
VTune™ アナライザーのプロジェクトは、Eclipse のワークスペース内に保存されます。ワークスペースの場所は、vtlec
の起動時に設定されます。デフォルトでは、ワークスペース・ディレクトリーは現在のディレクトリーに作成されます。-data
オプションを使用すると、別の場所にワークスペース・ディレクトリーを指定することができます。
次の例は、workspace という名前のワークスペースを /home/MyProj ディレクトリーに作成します。VTune™ アナライザーのプロジェクト・ファイルはすべて、このワークスペース・ディレクトリー内に保存されます。
$ cd /home/MyProj
$ /opt/intel/vtune/bin/vtlec
現在のディレクトリーが MyProj ではなく、vtlec を起動して上記のセッションで作成されたプロジェクト・ファイルを表示したい場合は、次のコマンドラインを使用します。
$ /opt/intel/vtune/bin/vtlec -data /home/MyProj
Eclipse のヘルプを表示するには、[Help (ヘルプ)] - [Help Contents (ヘルプ目次)] を選択します。VTune™ パフォーマンス・ツールの情報を含むブック (VTune™ パフォーマンス環境、VTune™ パフォーマンス・アナライザー、VTune™ パフォーマンス・アナライザー・リファレンス) が表示されます。vtlec
コマンドラインに追加可能な Eclipse オプションに関する詳細は、
[ワークベンチ・ユーザー・ガイド] - [タスク] - [Eclipse の実行] を参照してください。
Eclipse の JVM 引数を変更するには、次のように Eclipse に標準装備されている
-vmargs
コマンドライン・オプションを使用します。次のコマンドを入力します。
vtlec [platform options] [-vmargs [Java VM arguments]]
注意:
-vmargs
は、コマンドライン上の最後のオプションでなければなりません。
vtl コマンドラインの使用
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーのコマンドライン・バージョンを使用するには、次のコマンドを使用します。
$ <install_dir>/bin/vtl
ここで、<install_dir> はインストール・ディレクトリーです。デフォルトのインストール・ディレクトリーは /opt/intel/vtune です。
Pause/Resume API と Stop/Start API の使用
Start/Stop API (サンプリングのみ) と Pause/Resume API を使用して、アプリケーションからデータ収集を開始し、コードの特定部分だけをプロファイルします。詳細は、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーのユーザーズ・ガイドを参照してください。VTune™ アナライザーのユーザーズ・ガイドは、/<install_dir>/doc/users_guide/index.htm
からアクセスできます。/<install_dir>
はインストール・ディレクトリーです。デフォルトのインストール・ディレクトリーは /opt/intel/vtune
です。
サンプリング・オーバー・タイム・ビューの使用
VTune™ 9.0 Linux 版 Update 4 では、 サンプリング・オーバー・タイム・ビューの新機能が追加されました。サンプリング・オーバー・タイム・ビューを使用すると、データ収集でサンプリングされたイベントを収集した順序で表示できます。 選択したプロセス/スレッド/モジュールでサンプリング・オーバー・タイム・ビューを起動できます。この機能はデフォルトでは無効です。有効にするには、VTUNE_OVER_TIME 環境変数を設定します。サンプリング・オーバー・タイム・ビューを開くには、サンプリング・ツールバーのサンプリング・オーバー・タイム・ビュー・アイコンを使用してください。
大規模な HPC マルチプロセッサー・システムにおけるサンプリング・データ収集および解析
このセクションでは、vtl コマンドラインを使用した、大規模なマルチプロセッサー・システムのサンプリング・データ収集および解析における本リリースの活用方法を説明します。
注意:
128 コア以上の大規模なシステムで使用する予定の場合、購入前にお問い合わせください。システムに応じて個別に対応させていただきます。
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー 9.1 Linux 版をインストールして、Linux マシンでプロセッサーのローカル・サンプリングをセットアップします。
- サンプリング・コレクターを持つアクティビティーを作成して実行します。システムでサンプリングを行うプロセッサー数を制限するには、オプションの CPU マスキング機能を使用します。例えば、次の vtl コマンドは、プロセッサー 1、4 および 20-25 に対してサンプリングを実行します。
vtl activity –c sampling –o "-cpu-mask 1,4,20-25"
- コマンドライン・ビューアー (vtl) を使用して、サンプリング収集結果を開きます。
例:
vtl view –processes –cpu 1,4
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー 8.0 (Windows* 版) を使用して、プロセス、モジュール、Hotspot、およびサンプリング・オーバー・タイム (SOT) ビューで、サンプリング・データ収集の結果をビジュアルに表示できます。Windows 上で GUI ビューアーを使用してサンプリング・データをビジュアルに表示するには、次の操作を行います。
- Windows オペレーティング・システム上に VTune™ アナライザー 8.0 以降をインストールします。
- ステップ 2 で収集した
.tb5
ファイルを Windows マシンにコピーします。
- VTune™ アナライザー 8.0 を起動して、[File (ファイル)] - [Open File (ファイルを開く)] メニューコマンドを使用して
.tb5
ファイルを開きます。
- プロセス/モジュール/Hotspot ビューにサンプリング結果を表示します。
- 砂時計アイコンをクリックして、プロセス/モジュールのサンプリング・オーバー・タイム (SOT) ビューを表示します。
注意:
プロセッサー数が非常に多いシステムでサンプリング・データを収集すると、大量のデータが生成されます。 データ量はサンプリング・レートによって著しく影響を受けます。まず、サンプリング間隔の値を増やし、次に CPU マスキングを使用して収集されるデータの量を減らします。CPU マスキングを使用すると、データを収集するプロセッサーを制限することができます。
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーと EntireX DCOM for Linux によって開始されるプロセス
VTune™ アナライザーは、インストール中に開始され停止されるデーモンを使用します。インストール中、システムの再起動時にデーモンの自動スタートアップ (推奨されるデフォルトの動作) を選択するよう求められます。
システム管理者は、次のいずれかのコマンドを root として発行することにより、デーモンを手動で停止または開始することができます (この操作を行う前に、su
- を使用して root としてログインしてください)。
$ /etc/rc.d/init.d/ntd stop
(RedHat ベースおよび SuSE ベースのシステムの場合)
$ /etc/rc.d/init.d/ntd start
システムが RedHat ベースまたは SuSE ベースでない場合は、システム管理者は次のコマンドを使用してください。
$ /etc/rc.d/init.d/ntdwrapper stop (Turbo Linux 10 およびその他の場合)
$ /etc/rc.d/init.d/ntdwrapper start
通常、dcom start
スクリプトによって約 13 個のプロセスが開始されます。必要に応じて、プロセス数を増やすことができます。現在サーバーで実行しているプロセスの数を表示するには、次のコマンドを使用します。
$
ps -u vtunesag | wc -l # shows number of processes
JIT プロファイリング API サポート
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーの JIT (Just-In-Time) プロファイリング API は、実行時に生成されたコードをプロファイルする機能を提供します。この API により、実行時に生成されたコードを、VTune™ アナライザーで利用可能なサンプリングとコールグラフ両方のプロファイラーで解析することができます。API の詳細は、jit_profiling_API.pdf (英語) を参照してください。
- JIT プロファイリング・サポートを有効にするには、
ENABLE_JITPROFILING
環境変数を 1 に設定してください。
- Windows OS の場合:
set ENABLE_JITPROFILING=1
- Linux OS の場合:
export ENABLE_JITPROFILING=1
- Linux OS では、JIT プロファイリングはコマンドライン・インターフェイス (vtl) でのみ使用できます。次のように、jitprofiling オプションを指定してください。
- コールグラフ解析:
vtl activity <activity_name> -c callgraph -o jitprofiling -app <application_name> run
- サンプリング解析:
vtl activity <activity_name> -c sampling -o jitprofiling -app <application_name> run
- リモート Linux OS システムで JIT プロファイリングを実行するには、vtserver を起動するシェルで
BISTRO_COLLECTORS_DO_JIT_PROFILING
環境変数を定義してください。
例: export BISTRO_COLLECTORS_DO_JIT_PROFILING=1
サンプリング・データを収集するアクティビティー内での CPU 単位のバッファリング使用
CPU 単位のバッファリング機能を使用して、プロセッサー数の多いシステムでサンプリング結果の質を向上できます。この機能は、SGI Altix Pro Pack 4 Service Pack 3 システム、および SGI Altix Pro Pack 5 システムで自動で有効になります。
CPU 単位のバッファリングをオン/オフにする
CPU 単位のバッファリングを手動で有効にするには、VTune™ アナライザーを起動する前に、SEP_PERCPU_BUFFER=1 を設定します。
CPU 単位のバッファリングを手動で無効にするには、VTune™ アナライザーを起動する前に、SEP_PERCPU_BUFFER=0 を設定します。
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー・プロセスの優先順位の調整
サンプリング収集中、データはカーネル内バッファーに格納されます。バッファーがいっぱいになると、VTune™ アナライザーはデータをディスクにフラッシュします。この処理が行われている間は、VTune™ アナライザーはサンプル収集を行いません。サンプルの損失を最小限に抑えるため、サンプリング中は、VTune™ アナライザーを通常よりも高い優先度で実行する必要があります。
プロセスの優先順位を調整するには、VTune™ アナライザーを起動する前に SEP_PRIORITY 環境変数を設定します。この変数の有効な範囲は、-20~19 の値です。負の値は優先度が高く、サンプルミスが少ないことを意味します。正の値は優先度が低く、サンプルミスのリスクが高まります。0 は、若干のサンプルミスの可能性があることを意味します。SEP_PRIORITY の値が、この範囲外である場合、-1 の値が使用されます。
既知の制限事項
このセクションでは、インストールの制限、一般的な制限、サンプリングの制限、コールグラフの制限、オンラインヘルプの制限などのカテゴリー別に既知の制限事項とその対応方法について説明します。
インストールの制限
- root ユーザーを含むすべてのユーザーに、新規のユーザーやグループをシステムに追加する許可が与えられていない場合 (NIS を使用する場合を除く)、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーのインストールは失敗することがあります。この場合、NIS ユーザーの "vtunesag" と NIS グループの "vtunesag" を次のパラメーターを使用して作成する必要があります。
$ groupadd -g 28888 vtunesag
$ useradd -u 28888 -g vtunesag -r -s /bin/false -d /sbin vtunesag
その後、VTune™ アナライザーを再インストールしてください。[SCR #27637] -
VTune™ アナライザー Linux 版のリモート・データ・コレクター (vtserver
) を使用して、ファイアウォール環境でアプリケーションのプロファイルを行うには、次の操作を行います。
- VTune™ アナライザーを実行する前に
VTUNE_RDCPORT_IN
環境変数を設定します。
例: set VTUNE_RDCPORT_IN=55555
vtserver は、設定されたポートとその上の 9 つのポートに対してのみ callback 接続を行います。
- ネットワーク管理者は、外部接続用に 10 ポートを確保しなければなりません。この例では、次のポートを使用しています: 55555-55564
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー 9.1 Linux 版は、インテル® 64 対応システム上で動作する 32 ビット・バージョンの Eclipse 3.2.1 にのみ統合できます。64 ビット・バージョンの Eclipse との統合はサポートされていません。[SCR #25119]
- ネットワーク・ファイル・システム (NFS や AFS など) に
vtl
ソフトウェアをインストールする場合、ネットワーク・ファイル・システムの設定によっては、セキュリティ関連のエラーが表示されることがあります。この問題が発生した場合、まず最初にソフトウェアをローカル (デフォルトでは、/opt/intel
および /opt/sag
ディレクトリーと、そのサブディレクトリー) にインストールしてから、インストール完了後、ソフトウェアを共有ドライブに置いてください。その後、ローカル・ディレクトリーからネットワーク・ディレクトリーを指す、シンボリック・リンクを作成する必要があります。[SCR #13717]
- インストール中に、スペースを含むインストール・パスを入力すると、インストールに失敗します。[SCR #14544]
- Eclipse 環境に統合されるインテル® C++ コンパイラー 8.1 をインストールし、次に Eclipse 環境に統合される VTune™ アナライザーをインストールして、vtlec を実行しようとすると、vtlec は起動しません。vtlec を起動する前に、次の環境変数を設定する必要があります。
OTHER_JVM_BINDIR=JVM/bin ディレクトリー
(デフォルトでは "/opt/intel/eclipsepackage/3.1.1/eclipse") および OTHER_ECLIPSE_BIN=VTune™ アナライザー用の Eclipse バイナリーファイル
(デフォルトでは "/opt/intel/eclipsepackage/3.1.1/eclipse")。[SCR #23917]
- VTune™ アナライザー 9.1 Linux 版には Eclipse version 3.2.1 以降が必要です。古いバージョンの Eclipse では正しく動作しません。
- インテル® コンパイラー 9.0 およびそれ以前バージョンでは、古いバージョンの Eclipse がインストールされます。このため、VTune™ アナライザーのインストール時に別のバージョンをインストールするオプションを選択する必要があります。古いバージョンの Eclipse とは統合しないでください。
- 古いバージョンの Eclipse を必要とするツールをインストールしている場合は、VTune™ アナライザー Linux 版用に別のバージョンの Eclipse をインストールする必要があります。
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーは、SuSE Linux Enterprise Server 9.0 でクラスター・ファイル・システムの Linux カーネルをサポートしていません。[SCR #24811]
一般的な制限
- アライメントの合っていないアクセスメッセージは、VTune™ アナライザー・バイナリーのコンパイルに関する問題が原因で、データ収集やユーザー・アクティビティーには影響ありません。
- インテル® コンパイラーは、一部の最適化フェーズ (例: IPO、HLO、PGO) で行番号情報を生成しないことがあります。この場合、VTune™ アナライザーでは、ユーザーがソースビューで特定の範囲を選択したとしても、ソースファイル全体の OptReport が表示されます。[SCR #28908]
- VTune™ アナライザーは、2GB を超えるファイルをパックできません。ただし、データを圧縮することにより対応できる場合があります。この機能は、global-options を使用して設定できます。[SCR #29391]
- オンラインヘルプを使用する際、次のようなメッセージが表示されることがあります。"Could not launch external Web Browser for http://127.0.0.1:57399/help/index.jsp (http://127.0.0.1:57399/help/index.jsp の外部 Web ブラウザーを起動できません)" このエラーが表示された場合は、ブラウザーのプロキシー設定でアドレス 127.0.0.1 がプロキシーの例外リストにあることを確認してください。[SCR #26760]
- 標準準拠ではないすべての GTK IM モジュール (Red Flag Linux 5.0 DC の SCIM など) は無効にされ、Eclipse 起動後は実行されません。これは、SCIM の不具合 #1502121 (SCIM が原因のクラッシュ (C++ ABI の問題)
http://sourceforge.net/tracker/index.php?func=detail&aid=1502121&group_id=108454&atid=650539) によるものです。
この問題は、SCIM ライブラリーと VTune™ アナライザー・ライブラリー間の C++ ランタイムの競合が原因で発生し、Eclipse がクラッシュすることもあります。
これは、SCIM の STL シンボルのバージョン管理が不正なため、VTune™ アナライザー側では修正できません。修正された SCIM パッケージを http://www.asianux.com/tsn/ からダウンロードしてインストールできます。修正パッケージをインストールした後、または別の GTK IM モジュールを有効にした後、次にように VTUNE_ENABLE_SCIM 環境変数を設定して、SCIM を有効にします。
$ export VTUNE_ENABLE_SCIM=yes
その後、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーを再実行します。[SCR #27259]
- VTune™ アナライザー Linux 版のすべての結果ビューアーでは、コンテキストメニューの [新規エディター] オプションおよび Eclipse の [ウィンドウ] メニューの同オプションを使用しないでください。これらのオプションを選択すると、ビューアーが正しく機能しなくなる可能性があります。[新規エディター] は Eclipse の機能で、VTune™ アナライザー Linux 版では、この機能はサポートされていません。[新規エディター] を選択した場合は、VTune™ アナライザーを終了して、再度開いてください。[SCR #26209]
- インテル® 64 対応システムおよび IA-32 システムの Mandriva 10.2 Linux で、VTune™ アナライザーを BEA JRockit 1.5.0 で実行すると、Eclipse 内で VTune™ アナライザーがクラッシュすることがあります。この問題を回避するには、Sun JRE v5.0 (32 ビット) をインストールして、OTHER_JVM_BINDIR 環境変数の JRE のパスを Sun の JVM ディレクトリーに指定してください。[SCR #27182]
- フローティング・ライセンス・ファイルを使用する場合、サポートされている IA-32 システムまたは Itanium® ベース・システムに FLEXlm* サーバーをインストールしてください。FLEXlm サーバーは、Red Hat Enterprise Linux 4.0、SuSE Linux Enterprise Server 9、または同等のカーネルで GLIBC がインストールされた Linux ディストリビューションを搭載する Itanium® ベース・システムをサポートしていません。インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーを、Red Hat Enterprise Linux 4.0 または SuSE Linux Enterprise Server 9 搭載の Itanium® ベース・システムにインストールする場合、FLEXlm が対応するオペレーティング・システムおよびアーキテクチャー上で実行されていれば、ライセンス・チェックアウトは正常に行われ、ライセンスファイルは VTune™ アナライザーがインストールされているシステムにコピーされます。ライセンス環境のセットアップ方法に関する詳細は、FLEXlm ユーザーズ・ガイド (flex_ug.pdf) を参照してください。このガイドは、インテル® ソフトウェア開発製品 の Web サイトで入手できます。[SCR #25212]
- VTune™ アナライザー Linux 版では、現在のポリシーが "Targeted" ポリシーの場合、SELinux (国家安全保障局 (NSA) の SELinux プロジェクトによる新しいセキュリティー拡張モジュール) をサポートします。 そうでない場合は、Red Hat Fedora Core 4 などの新しい Linux ディストリビューションで VTune™ アナライザーを起動すると、"cannot restore segment prot after reloc: Permission denied" といったエラーメッセージが表示されます。SELinux は、次の操作により無効にすることができます。
- /etc/sysconfig/selinux ファイルに "SELINUX=disabled" 行を設定する
- "selinux=0" カーネル引数を lilo.conf ファイルまたは grub.conf ファイルに追加する
[SCR #26525, #26745]
- Java プロファイリングは、BEA JRockit 1.5.0_04 でクラッシュすることがあります。これは、JDK により、JIT コンパイルされた関数のアドレスに対し誤ったアドレスが送られるためです。Java プロファイリングは、この問題が起こらない次の JRockit バージョンで行うようにしてください。
- IA-32 システム上の BEA JRockit 1.5.0_02 および 1.5.0_08
- インテル® 64 対応システムおよび Itanium® ベース・システム上の BEA JRockit 1.5.0_02
[SCR #27068, #27228]
- 製品のインストール後、使用中に "Error: NTD is not running at the moment, please start it before using NT services" というエラーメッセージが表示され、ntd サービスを再起動しても、"User vtunesag" 用にパスワードを作成するよう求めるメッセージと、"`vtunesag:vtunesag': invalid user" というエラーメッセージが表示される場合、製品をアンインストールして再度インストールしてください。製品のアンインストール方法に関する詳細は、<installdir>/INSTALL.txt にある「インストール・ガイド」を参照してください。
- Java は実行時に動的にコンポーネントを生成することがあります。その結果、動的に生成されたコードに関連付けられる実行可能なモジュールがないため、高い割合のサンプル (>5%) が Other32 擬似モジュールに起因することがあります。生成されるコードは、JVM インプリメンテーションにのみ関係があり、Java プログラミング言語には関係がありません。Java 開発者は、Other32 擬似モジュールにあるサンプルを無視し、java.jit モジュールにあるコンパイルされた Java コードに焦点を絞ると良いでしょう。[SCR #24897]
- BEA JRockit 1.5.0_06 システムでは、実行中に JIT コンパイルされた関数に対し誤ったアドレス範囲をレポートします。そのため、サンプルの約 30% くらいまでが Other32 擬似モジュールに起因することがあります。Java プロファイリングは、この問題が発生しない BEA JRockit 1.5.0_08 などの BEA JRockit バージョンで行うと良いでしょう。[SCR #29439]
- インテル® 64 対応システムの Red Hat Enterprise Linux 4.0 で、VTune™ アナライザーを BEA JRockit 1.5.0 で実行すると、Eclipse 内で VTune™ アナライザーがクラッシュすることがあります。この問題は、ウィザードの最後で [Modify Activity before running (実行する前にアクティビティーを修正)] チェックボックスをオンにすると発生します。次のいずれかの方法でこれを回避できます。
- Red Hat Enterprise Linux 4.0 用のエラッタカーネルをインストールします。
- Red Hat Enterprise Linux 4.0 U1 を使用します。
- Sun JVM 1.5.0 を使用します。
[SCR #24369]
- Eclipse 3.1.1 は、BEA JRockit 1.5.0 と Red Hat Enterprise Linux 4.0 を実行している IA-32 システムでハングアップすることがあります。この問題を回避するには、Sun JRE v5.0 (32 ビット) をインストールして、OTHER_JVM_BINDIR 環境変数の JRE のパスを Sun の JVM ディレクトリーに指定してください。[SCR #24524]
- VTune™ アナライザーをアンインストールして再インストールした場合、"An error has occurred. See error log for more details" というエラーメッセージが表示されることがあります。アンインストール後に、$HOME/.eclipse ディレクトリーを削除してください。[SCR #24141, 26740]
- 古いバージョンの Eclipse で作成されたワークスペースを開くと、エラーメッセージが表示されることがあります。これは 一般的な Eclipse の問題で、eclipse.org により、将来のバージョンで対応されると思われます。このエラーメッセージは、Eclipse ワークスペースを最初に開くときのみ表示されます。[SCR #24203]
- VTune™ アナライザーの評価版には、既存のプロジェクトを開く、プロジェクトを保存する、"パックして実行" ファイルを作成またはアンパックする以外は、商用版のすべての機能が含まれています。評価版から商用版へ変更する際に、製品の再インストールは必要ありません。INTEL_LICENSE_FILE 環境変数で指定されているディレクトリー (デフォルトでは /opt/intel/licenses) に、商用版のライセンスファイルをコピーしてください。
インテル® 64 対応システム上で 32 ビット版の Eclipse パッケージを使用する場合は、32 ビット・パッケージと 64 ビット・パッケージを確実に共存できるようにするために、x86_64 ディストリビューションから 32 ビット・パッケージをインストールする必要があります。ただし、Mandrake Linux 10.2 x86_64 ディストリビューションには、この 32 ビット・パッケージが含まれていないため、 Mandrake Linux 10.2 x86 ディストリビューションから 32 ビット・パッケージをインストールしてください。
- チューニング・プロジェクトのみを含む Eclipse プロジェクトのインポートでは、[Tuning Browser (チューニング・ブラウザー)] ポップアップ・メニューの [Pack and Go (パックして実行)] オプションと [Unpack (アンパック)] オプションを使用する必要があります。[SCR #20550]
チューニング・プロジェクトとその他のアイテムを含む Eclipse プロジェクトでは、次の手順に従います。
- Eclipse でプロジェクトを選択し、[File (ファイル)] - [Export (エクスポート)] を選択します。
ウィザードに従って、プロジェクトをエクスポートします。エクスポートするファイルを指定する際に、.vtproject.data ディレクトリーの選択を解除します。
- [Tuning Browser (チューニング・ブラウザー)] でプロジェクトまたはアクティビティーを右クリックして、ポップアップ・メニューから [Pack and Go (パックして実行)] を選択します。a .vxp ファイルが作成されます。
- エクスポートされた Eclipse プロジェクトを新規ワークスペースにインポートします。チューニング・プロジェクトのクリアを確認するメッセージが表示されたら、[Yes] を選択します。
- [Tuning Browser (チューニング・ブラウザー)] で右クリックして [Unpack... (アンパック)] を選択します。
バックされた VTune™ アナライザーのプロジェクト (.vxp ファイル) を、空の VTune™ アナライザーのプロジェクトにアンパックします。VTune™ アナライザーのプロジェクト名は、Eclipse プロジェクトの名前と同じです。
- Eclipse のコピー/貼り付け操作は、正しく動作しないことがあります。この問題を解決するには、次のいずれかを行います。[Ctrl+Insert] でコピーして [Shift-Insert] で貼り付けるか、または一旦ファイルにコピーしてから Eclipse に貼り付けます。サードパーティ製のツールを使用することもできます。[SCR #20768]
- この製品で提供されている HTML ドキュメントは、最新の HTML 4.0 規格に準拠しているブラウザー用にデザインされています。以前のブラウザーを使用すると、ページを正しく表示できないことがあります。HTML ドキュメントを正しく表示するには、ブラウザーを最新バージョンにアップグレードしてください。[SCR #17614]
- チュートリアルのフラッシュ・ムービーは、Mozilla 1.4 ブラウザーでは正しく動作しません。アニメーションを表示するには、推奨ブラウザーを使用してください。[SCR #19723]
- GTK Eclipse で状況依存ヘルプにアクセスするには、[Shift] + [F1] キーを押してください。
- Macromedia* Flash* プレーヤー (Web ベースのチュートリアルの表示に必要) は、Itanium® アーキテクチャーでは利用できません。チュートリアルのアニメーション部分を表示するには、32 ビット版のブラウザーを使用してください。
- *
.tb5
および *.vxp
ファイルを使用する場合、それらのファイルが VTune™ パフォーマンス・ツールで作成されたことを確認してください。そうでない場合、深刻な問題が発生します。[SCR #20450]
- VTune™ アナライザーを Itanium® プロセッサー上で実行すると、次のようなメッセージが表示されます: "Unaligned access to: 0xxxxxx ip:0xxxxxx"。これは、Linux カーネルの警告メッセージです。
警告を無効にする方法については、ここを参照してください。[SCR #22433]
- DNS、NIS、NIS+ が未設定のネットワークで 'nscd' デーモンと並列に起動された場合、リモートシステムのコールグラフ・プロファイリングは正しく機能しません。この問題を回避するには、これらのサービスを設定するか、'nscd' デーモンを停止してください。[SCR #20330]
- リモートシステム上の利用可能なデータコレクターのクエリーを実行すると、プロキシーコレクターが結果に含まれます。これは、データ収集には使用できる可能性がありますが、リモートホスト上で物理的に使用できるとは限らない点に注意してください。[SCR #19905]
- Itanium® プロセッサー・ファミリー向けディストリビューションでは、カーネルで 32 ビット・アプリケーションのサポートを有効にしてください。有効にしないと、"cannot execute <binary name>" という警告メッセージが表示されます。
- Linux ホスト上では、Intel XScale® テクノロジー対応システム上で収集された .rsf ファイルおよび .rmf ファイルを、BuildTbxXSC.exe ユーティリティーを使用して .tb5 ファイルに変換することはできません。[SCR #24677]
- VTune™ アナライザーが異常終了する原因として可能性が高いのは、ワークスペースがロックされた状態である場合です。異常終了した後で、VTune™ アナライザーを起動すると、"Workspace in use, choose a different one. (ワークスペースが使用中です。別のワークスペースを選択してください。)" というエラーメッセージが表示されます。ワークスペースのロックを解除するには、ワークスペース・ディレクトリーの .metadata/.lock ファイルを削除します。[SCR #26042]
- ダイナミック・ヘルプで、連続して「About (概要)」セクションの折りたたみと展開を行うと、「About (概要)」セクションの状況依存トピックが表示されなくなります。これは、プリファレンス、コールグラフ・アクティビティーの設定ダイアログ、サンプリング・アクティビティーの設定ダイアログなどで発生します。この問題の発生を防ぐため、「About (概要)」セクションのクリックによる項目の折りたたみは避けてください。[SCR #25831]
-
インテル® 64 対応システムで実行されている Debian 4 では、Eclipsen ベースの VTune™ アナライザー GUI はサポートされていません。ただし、コマンドライン・インターフェイスはサポートされています。これは、このディストリビューションに 32 ビット GTK 2.0 パッケージの stable バージョンが含まれていないためです。この制限は、32 ビット GTK 2.0 パッケージの 'testing' パッケージをインストールして回避できます。具体的には、'ia32-libs-gtk' パッケージをインストールして、'libc6-i386' パッケージをアップデートします。システムで通常 32 ビットのプログラムを実行しない場合、これらのパッケージをインストールしアップデートしても問題ありません。
注意: アップデートの際、依存関係にあるパッケージが必要になることがあります。次のコマンドを使用してパッケージをインストールしアップデートします。
apt-get install ia32-libs-gtk
apt-get install libc6-i386
apt sources.list ファイルで 'testing' リポジトリーを指すようにします。詳細は、apt-get のヘルプを参照してください。[SCR #31616]
サンプリングの制限
-
インテル® C++ コンパイラーでコンパイルされた Red Flag 5.0 DC カーネル用に VTune™ アナライザー・ドライバー・キットのドライバーをビルドするには、インテル® C++ コンパイラーのランタイム・ライブラリーを提供する icclibs rpm をインストールする必要があります。[SCR #27206].
- サンプリング・アクティビティー中にダイナミック・ヘルプのインデックス処理が行われると、Eclipse でのサンプリング収集処理が遅くなることがあります。インデックス処理が終了するまで待ってからサンプリング・アクティビティーを実行して、この問題を回避してください。[SCR #27782]
- 連続した CPU 番号 ("cat /proc/cpuinfo" で参照できる番号) が設定されていない場合、カーネルでのサンプリングはサポートされません。[SCR #28550]
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー 9.0 Linux 版のクライアントは、VTune™ アナライザー 8.0 Linux 版の vtserver とは互換性がありません。この設定を使用してデータを収集しようとすると、"Remote agent on the remote system is incompatible with this version of the VTune Performance Analyzer. (リモートシステムのリモート・エージェントはこのバージョンの VTune™ パフォーマンス・アナライザーとは互換性がありません)" というエラーメッセージが表示されます。この問題を回避するため、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー 9.0 Linux 版のリモート・エージェントがリモートマシンにインストールされていることを確認してください。また、 VTune™ アナライザー 8.0 Linux 版のクライアントも、VTune™ アナライザー 9.0 Linux 版の vtserver とは互換性がありません。[SCR #25992]
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー 8.0 Windows 版のリモート・データ・コレクターをインテル® 64 対応システムにインストールした後、VTune™ アナライザー 9.0 Linux 版でサンプリングを行うと、"Could not connect to remote machine 127.0.0.1. (リモートマシン 127.0.0.1 に接続できません)" というエラーメッセージが表示されます。この問題の回避策はありません。インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー 8.0 Windows 版パッケージのリモート・データ・コレクターをインテル® 64 対応システムにインストールしないでください。[SCR #26556]
- Itanium® ベース・システムでオリジナルの TuboLinux10 に含まれているような古い Linux カーネルを使用している場合、サンプリングは動作しません。これらのカーネルには VTune™ アナライザーなどのツールで PMU を設定するために必要なメカニズムが提供されない古いバージョンの Perfmon2 が含まれているため、VTune™ アナライザーはパフォーマンス・データを収集できません。PMU を設定可能な新しいバージョンの Perfmon2 にアップデートしてください。[SCR #31115]
- VTune™ アナライザーは、IA-32 の Red Hat Fedora Core 2 で、インテル® Fortran コンパイラー 9.0 Linux 版を使用してビルドされたアプリケーションのモジュール名を認識できません。 この問題を解決するには、インテル® Fortran コンパイラー 9.0 Linux 版を使用してください。[SCR #24720]
- サンプリング・アクティビティーの実行時に十分な空きディスク容量がない場合、Eclipse はクラッシュすることがあります。アクティビティーを実行する前に、本リリースノートの「必要な空きディスク容量」セクションで指定されている、十分な空きディスク容量があることを確認してください。[SCR #25239]
- 十分な空きディスク容量がない場合、サンプリング結果を表示できないことがあります。アクティビティーを実行する前に、本リリースノートの「必要な空きディスク容量」セクションで指定されている、十分な空きディスク容量があることを確認してください。[SCR #25240]
- インテル® Itanium® プロセッサー 9000 系ベース・システムで Asianux 2.0 (カーネル 2.6.9-11.24AX) を使用している場合、サンプリングは動作しません。インテル® Itanium® プロセッサー 9000 系ベース・システムのサンプリングをサポートしている新しいカーネルにアップグレードしてください。[SCR #27085]
- BEA JRockit 1.4.2 とともにサンプリングを実行すると、50% を超えるオーバーヘッドが発生します。この問題を解決するには、Java プログラムに次のコマンドライン・オプションを追加します (この操作は、BEA JRockit 1.5.0 では必要ありません)。
-Xjvmpi::allocs=off,monitors=off,entryexit=off -Xgc:gencon
[SCR #22551]
- Java アプリケーションのリモート・サンプリング・セッションを実行する場合、収集したデータを解析する前に、リモートホストで vtserver がセットアップされ実行されていなければなりません。そうでない場合、アクティビティー結果のソースビューを表示する際に、Eclipse がクラッシュすることがあります。[SCR #22141]
- Linux 2.6 カーネル上でサンプリングを実行するには、カーネルでプロファイリング・サポートが有効になっていなければなりません。Red Hat Fedora Core 2 や Core 3、Red Hat Enterprise Linux 4.0 など、一部の IA-32 UP カーネルでは、プロファイリング・サポートが有効になっていません。そのようなカーネルを使用している場合、プロファイリング・サポートが有効な IA-32 SMP カーネルを代わりに使用することを推奨します。IA-32 SMP カーネルは通常、Linux ベンダーのインストール CD に含まれています。カーネルを起動後、デフォルトのサンプリング・ドライバー (利用可能な場合) を使用するか、または VTune™ アナライザー・ドライバー・キットを使用してサンプリング・ドライバーをビルドします。詳細は、<installdir>/vdk/src/README を参照してください。
- 高レベルの最適化 (-O3) オプションを使用してバイナリーをコンパイルする場合、インライン関数のサンプリング・イベント統計を表示する際に、イベント合計が [Hotspot (ホットスポット)] ビューのイベント合計と [Source (ソース)] ビューで異なることがあります。[SCR #23257, 24924] インテル® コンパイラー 9.0 を使用する場合、(mIPOPT_ninl_debug_info=F コンパイラー・オプションを指定して) インラインをオフにするか、(-debug inline-debug-info オプションを指定して) インライン関数に関連したデバッグ情報の生成を明示的にオンにする必要があります。
- カーネル 2.6.9 ベースの SMP システム (例えば、Red Hat Enterprise Linux 4.0) 上でリモートデータ収集を行う場合、VTune™ アナライザーよりアプリケーションを起動すると、[Process (プロセス)] ビューの結果でアプリケーション名の代わりに “/bin/bash” と表示されることがあります。この結果を [Module (モジュール)] ビューで表示すると、アプリケーション名が表示され、さらにドリルダウンすることができます。[SCR #24977]
- デフォルトでは、データ収集の期間は 20 秒です。デフォルトの期間を変更するには、次のいずれかの設定オプションを使用します。
- 統合 Eclipse プラットフォーム環境ウィザードで、[Stop Collection (サンプリングを停止)] を設定する。
vtl activity -d
オプションを使用して、アクティビティーの期間を設定する。
vtl global-options activity-duration
オプションを使用して、デフォルトの期間を設定する。
- "一度に 1 ユーザーのみ" サンプリングを行うことができます。同じシステム上で、同時にサンプリング・アクティビティーを設定して実行することはできません。
- インタラクティブ・コンソール・アプリケーションを
vtl
コマンドと一緒に使用すると、問題が発生することがあります。以下の状態にならないようにしてください。
- 同じアクティビティーに複数のインタラクティブ・コンソール・アプリケーションを実行する。
- インタラクティブ・コンソール・アプリケーションを実行して、Don't terminate when done collecting (収集完了時に終了しない)] オプションを選択する。
vtl
によって終了されたときにターミナル設定を正しくクリーンアップしないインタラクティブ・コンソール・アプリケーションを実行する。
- SIGTERM を受信したときに終了しないインタラクティブ・コンソール・アプリケーションを実行する。
- サンプリング収集アクティビティーがスタックした場合、VTune™ アナライザーのプロジェクトが含まれているディスクに空き容量があるかどうかを確認してください。空きディスク容量がない場合、VTune™ アナライザーは突然ハングアップします。空きディスク容量を増やしてアクティビティーを再実行してください。
- サンプリング収集における CPU 単位のバッファリングは、次の Linux ディストリビューションでテストされています。
SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9.0 Service Pack 3、SGI Pro Pack* 4.0 SP3、SGI Pro Pack* 5.0。
-
起動する Linux アプリケーションが、標準入力 (stdlin) からユーザーの入力が必要なコマンドライン・プログラムの場合、このアプリケーションは vtserver から直接起動できません。推奨する別の方法を次に示します。
a. コマンドライン・プログラムを Linux システムで (vtserver から起動しないで) 手動で実行する。
b. Linux システムが X Window を実行しており、vtserver が $DISPLAY にアクセスしている場合、コマンドライン・プログラムは xterm から間接的に起動できます。[Application/Module Profile Configuration] ダイアログボックスで、起動するリモート・アプリケーションを次のように指定します。
Filename: /usr/bin/X11/xterm
コマンドライン引数: –e /path/to/command-line/program arg1 arg2...
詳細は、xterm の man ページを参照してください。[SCR #25290]
- 新しいカーネルが採用された 64 ビットの Linux オペレーティング・システムを使用するインテル® 64 対応システムでは、32 ビットの Java アプリケーションのサンプリングはサポートされていません。[SCR #25950]
- VTune™ アナライザー・ドライバー・キットは、Itanium® ベース・システム上の SuSE Linux Enterprise Server 10、Beta 11 ではコンパイルを行いません。
このプラットフォームでのサンプリング・ドライバーのビルドについての詳細は、/opt/intel/vtune/vdk/doc/HOWTO-BUILD-VTUNE-DRIVER
を参照してください。[SCR # 27108]
- MontaVista Linux* ベース・システムでのサンプリング・アクティビティーで、Hotspot のサンプリングが "Other32" に分類されることがあります。これは、サンプリング・ドライバーでは、カーネル・プロファイリング・サポートが有効である必要がありますが、MontaVista Linux カーネルのデフォルト設定では、プロファイリング・サポートが設定されていないためです。この問題を回避するには、プロファイリング・サポートを有効にしてカーネルをビルドするか、またはサンプリング・アクティビティーを開始する前にアプリケーションを開始して、その後、データを収集します。[SCR #25854]
- デスクトップ版の Fedora 8 または Ubuntu 7.10 を 4 つ以上のプロセッサーを搭載する最新のサーバーシステム (例えば、インテル® Core™2 Duo プロセッサー・ベースのインテル® Xeon® プロセッサー・クアッドコア・デュアルプロセッサーまたはデュアルコア/クアッドコア・マルチプロセッサー・プラットフォーム) で実行している場合、サンプリング収集を行うとカーネルパニックが発生することがあります。[SCR #32144]
- Debian および Ubuntu ユーザー: すべてのサードパーティーのカーネルドライバー (VTune™ アナライザーのサンプリング・ドライバーを含む) をビルドしてカーネルにロードするには、正しく設定されたカーネルヘッダーが必要です。通常、"apt-get install linux-headers-`uname -r`" コマンドを実行すると、Debian ミラーサイトから正しいカーネルヘッダーがダウンロードされます。ただし、一部のミラーサイトでは不正な (または正しく設定されていない) カーネルヘッダーがホストされている場合があります。サンプリング・ドライバーはビルドされますが、insmod ユーティリティーの追加チェックでエラーになるため (例えば、insmod で "invalid module format" エラーが表示され、/var/log/messages に "vtune_drv: disagrees about version of symbol struct_module" と表示されます)、ロードされません。この問題が発生した場合は、/usr/src/linux-headers-`uname -r`/.config ファイルにコメント "Linux kernel version : `uname -r` が含まれていることを確認してください。コメントが含まれていない場合、別の Debian ミラーサイトを使用してダウンロードしてください (詳細は、"man apt-get" を参照してください)。[SCR #32229]
コールグラフの制限
その他の回避策は、次のとおりです。
1. 事前に、インテル® MPI アプリケーションをインストルメントし、プロファイリング実行で mpiexec に渡します。
2. mpiexec を使用して、プロファイルされたアプリケーション・パラメーターを MPI デーモンに直接送らないでください。
[SCR #26721]
- アプリケーションの起動方法として、ダイレクト・エグゼキューションとアプリケーション・ランチャーを使用する 2 つのオプションがあります。アプリケーション・ランチャーを使用する場合は、次の操作を実行する必要があります。
-moi
パラメーターを定義します。
- このローダーは、setuid ユーザー・アプリケーションをサポートしていません。
- ランチャー・アプリケーションは、アプリケーションの実行環境を変更することがあります。このため、vtl のプロパティー・ページにあるモジュール情報や GUI ユーザー用の [Advanced Activity Configuration (アクティビティーの詳細設定)] ダイアログボックスは、アクティビティーの実行中に変更されることがあります。
- プロファイルされたアプリケーションが
LD_PRELOAD
環境変数を使用している場合、VTune™ アナライザーは、プロファイルされたアプリケーションの値を VTune™ アナライザーの値の後に保存し、連結します。アクティビティー完了後、元の値が復元されます。
- コールグラフのサポートは、バイナリー・インストルメントに基づいているため、コールグラフ結果では、インストルメントされた関数のみがレポートされます。関数がインストルメントされない理由はいくつかあります。
- バイナリー中の関数へのシンボルがない (イメージがストリップされた)。
- 関数の最初の基本ブロックが 5 バイトより小さい。
- 関数がインライン展開されていて、ライブラリーに存在しない。
- インストルメントされたアプリケーションで
exec()
システムコールを呼び出すと、イメージ・コンテキスト全体が新しいイメージと置換されます。アプリケーションが、インストルメントされたイメージの元の名前で exec()
を呼び出すと、インストルメントされたイメージが使用されます。アプリケーションが対象となるモジュールのリストに含まれていない実行ファイルを呼び出した場合、元の (インストルメントされていない) イメージが呼び出され、この実行ポイントでは結果は生成されません。
-
データセグメントにある関数は、コールグラフ結果には表示されません。これは、コールグラフ結果の呼び出し元関数のクリティカル・パスまたは合計時間には影響しませんが、そのデータセグメントにある関数のコールツリーで関数レベルのコードを解析できなくなります。[SCR #28227]
- Setuid イメージはコールグラフではサポートされていません。setuid メカニズムは、ユーザープロセスに別のユーザーの有効なユーザー ID (通常は root) を与えるために使用されます。setuid 実行ファイルのオーナーと同じユーザーでログインした場合のみ、コールグラフを使用してsetuid 実行ファイルを実行できます。[SCR #13308]
- コールグラフの結果は、プロセスの通常の終了処理中に書き込まれます。つまり、プロセスが正しく終了しなかった場合、コールグラフ結果は生成されません。アプリケーションが正しく終了しない理由はいくつかあります。
- (システム保護違反などの) 終了処理中の異常終了。
- アプリケーション終了シグナルの検出によるアプリケーションの終了。
上記の場合にコールグラフの結果を生成するには、異常終了する前に正しく終了する必要があります。次のいずれかのオプションを使用します。
- ActivityController コマンドを使用してアクティビティーを停止する。アプリケーションも停止します。
- インストルメントされたアプリケーションに特別なシグナルを送る。シグナルの番号は、
_Bistro_Exit_Signal_
環境変数に指定します。デフォルトでは、SIGUSR2 環境変数が使用されます。
- コールグラフは、(Java アプリケーションを除く) アプリケーションが異常終了した際に、処理結果に対する特別なシグナルとして SIGUSR2 を使用します。アプリケーションがこのシグナルを使用している場合、Bistro_Exit_Signal_ 環境変数に別の使用していないシグナル (SIGUSR1 など) を指定してください。
- 静的にリンクされている実行ファイルは、完全にはサポートされていません。特に、C++ 例外処理が行われている場合に問題が発生します。この問題を回避するには、アプリケーションを動的にリンクしてください。
- コールグラフは、標準のローダーと同じ検索アルゴリズムを使用して、実行ファイルと共有オブジェクトを検索しています。このため、検索アルゴリズムが異なるローダーを使用すると、コールグラフは必要なファイルを見つけられません。
- リモートマシンやインテル® 64 対応プロセッサーを使用しているシステムで、コールグラフ・プロファイリングを行う対象となるモジュールを指定する際は、そのモジュールがあることを確認してください。ローカルでコールグラフ・プロファイリングを行う場合は、モジュールの指定時にモジュールがなくても、アクティビティー実行中に生成されます。[SCR #26457]
- IA-32 プロセッサーでは、アプリケーションのコールグラフ情報は、実行中はメモリー中に残っています。デフォルトでは、コールグラフのメモリーバッファーのサイズは、RAM の半分に制限されます。アプリケーションで多くのメモリーを使用している場合、アプリケーションが非常に遅くなります。この問題を解決するには、コールグラフで使用するメモリーバッファーのサイズを減らしてください。バッファーのサイズは、
.ini
ファイルのプロパティー・ページで定義します。コマンドライン・ツールまたは Eclipse により、プロパティー・ページでバッファーサイズに別の値を設定することができます。
Eclipse で値を設定するには、[Window (ウィンドウ)] - [Preferences (設定)] - [VTune(TM) Performance Tools (VTune(TM) パフォーマンス・ツール)] - [Call Graph (コールグラフ)] - [Collector (コレクター)] で、[Limit Collection Buffer Size (収集バッファーサイズの制限)] に値 (KB) を設定します。
- Itanium® プロセッサーでは、アプリケーションが RAM の最大値を超えた場合、前述したようにメモリーにファイルをダンプしません。このため、これらのプロセッサーでプロファイリングを行う場合、データ収集を完了するのに十分なスワップ容量があることを確認する必要があります。[SCR #21908]
- 異なるディレクトリーにある、プロファイルするアプリケーションと対象となるモジュールに同じ略称 (<name>) を使用すると、VTune™ アナライザーは "<name> is not a valid module" というエラーメッセージを表示します。
IA-32 システム上でプロファイリングする場合、エラー・メッセージが表示されますが、データ収集は正常に終了します。インテル® 64 対応システムでは、データ収集は失敗します。
例:
vtl activity -c callgraph -app /tmp/ls -moi /bin/ls
[SCR #25145]
- バッファーサイズの適切な名前は、buffer size です。システムメモリーが 256MB 以上であれば、バッファーサイズはデフォルトで 128MB に設定されます。それ以外の場合、バッファーサイズは物理メモリーの半分に設定されます。設定ファイルの詳細は、VTune™ アナライザー・コマンドライン・インターフェイスのユーザーズ・ガイドを参照してください。デフォルトでは、ユーザーズ・ガイドは、
/opt/intel/vtune/doc/users_guide/index.htm
からアクセスできます。
- コールグラフは、同じ名前の 2 つの異なる共有オブジェクトを使用するアプリケーションをサポートしていません。それらのオブジェクトが別のディレクトリーにある場合でも同様です。アプリケーションで同じ名前の異なる共有オブジェクトが使用されていると、VTune™ アナライザーは異常終了します。[SCR #14986]
- コールグラフは、POSIX* スレッド化方法 (NPTL または linuxthreads のいずれか) をサポートしています。アプリケーションが clone システムコールを直接使用している場合、アプリケーションは POSIX スレッドを無視します。すべての非 POSIX マルチスレッド環境および clone システムコールの直接使用はサポートされていません。[SCR #13552]
- コールグラフは、インストルメントされたアプリケーションをプロファイルするために pthreads ライブラリーをインストルメントされたアプリケーションに追加します。コールグラフ・プロファイリングは、実行可能形式に pthread ライブラリーをリンクできないアプリケーションをサポートしていません。[SCR # 20583]
- コールグラフは、純粋な計算ではなく、ヒューリスティック・モデルを使用して待機時間を測定します。このため、待機時間は、定量的な結果ではなく、近似値として考えるべきです。[SCR #14526]
- インテル® 64 プラットフォームでは、コールグラフ・アクティビティーをパックする際、*.jit ファイルは .vxp ファイルには含まれません。このため、次の例のような未解決のシンボルエラーが、アクティビティーのアンパック時に表示されます。'ERROR: no symbol match for function with RVA = 6C : java.jit. (エラー: RVA = 6C : java.jit の関数に一致するシンボルがありません。)' 回避方法としては、*.jit ファイルを /tmp/vtune_<username>/Cache/ar<number>/JITFiles フォルダーに別途格納し、.vxp ファイルがアンパックされたディレクトリーに配置する方法があります。[SCR #26637]
- コールグラフ・データ収集のオーバーヘッドは、コールグラフのランタイム設定を変更して減らすことができます。オーバーヘッドは、アプリケーションの特性に依存します。例えば、アプリケーションに多くの小さな関数が含まれていると、アプリケーションの実行は遅くなります。コールグラフに関する詳細は、man callgraph man ページ、または VTune™ アナライザーの統合 Eclipse プラットフォーム・ヘルプを参照してください。
- アクティビティーを実行する前に、リモート・コールグラフ・アクティビティーで [Function selection (関数の選択)] を使用すると、Eclipse GUI が不安定になります。この問題を回避するには、この機能を使用する前にアクティビティーを実行してください。[SCR #20191]
オンラインヘルプの制限
テクニカルサポート
インテルでは、お客様からのフィードバックを非常に重視しております。本製品で提供されるツールについてのテクニカルサポートを受けたり、FAQ や製品のアップデート情報を含むテクニカル情報を入手するには、インテル® プレミアサポート用のアカウントを登録してください。
登録は、インテル® レジストレーション・センターで行えます。
サポートリソースのリストは、http://www.intel.com/software/products/support を参照してください。この Web ページから現在利用可能なサポートリソースにアクセスできます。
問題の送信方法
本バージョンのインテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー Linux 版には、ご利用のシステムや VTune™ アナライザー Linux 版の設定に関する情報を収集するユーティリティーが含まれています。これらの情報は、弊社のエンジニアがお客様の問題を解析し、迅速に解決するのに役立ちます。このユーティリティーを実行して生成されるログファイルを、インテル® プレミアサポートに問い合わせる際に添付してください。コマンド /opt/intel/vtune/bin/vtqfagent 入力してユーティリティーを実行します。ユーティリティーの実行後、生成されたログファイルの名前と場所が示されます。
問題の送信手順
- https://premier.intel.com にアクセスします。問題を送信するには、ブラウザーで Java、Java スクリプト、および Cookie を有効に必要があります。
- ログイン名とパスワードを入力します。どちらも大文字と小文字が区別されます。半角英数字と一部の記号のみ使用できます。(インテル® プレミアサポートに登録できない場合や、アカウントにアクセスできない場合は、https://registrationcenter.intel.com/support からお問い合わせください。テクニカルサポートへのリンクはページ下部にあります)。
- [Submit (送信)] ボタンをクリックします。
- 「Confidentiality Statement (機密保護について)」を読み、[I Accept 同意する)] ボタンを押します。
- 左側のナビゲーション・バーの [Submit Issue (問題の送信)] リンクをクリックします。
- [Product Type (製品の種類)] ドロップダウン・リストから [Development Environment (tools,SDV,EAP)(開発環境 (ツール、SDV, EAP))] を選択します。
- /opt/intel/vtune/bin/vtqfagent を実行してログファイルを生成します。このログファイルには、ご利用の環境や VTune™ アナライザー Linux 版の設定に関する情報が含まれています。
- 問い合わせ内容を入力し、ウィンドウの残りのフィールドも記入します。/opt/intel/vtune/bin/vtqfagent
を実行して生成されたログファイルを添付し、問題箇所の送信を完了します。
問題の報告や製品に対するご意見を送信する際のガイドライン
- 問題、その他ご意見を入力してください。
問題を報告する場合は、その問題を再現できるように、できるだけ具体的に説明してください。VTune™ アナライザーの問題を報告する場合は、VTune™ アナライザーの "パックして実行ファイル"、またはテストファイル (小さなもの) を含めるようにしてください。
- システム構成情報を入力します。
オペレーティング・システム、glibc とカーネルのバージョン、インストールされているアプリケーションの名前とバージョンなど、問題点の特定に役立つと思われるすべての情報が含まれていることを確認してください。 - インストールに関連する問題を報告するには、報告にインストールのログファイルの内容を含めてください。インストールのログファイルは、
/var/log/vtune_install.log
に作成されます。
- VTune™ アナライザー Linux 版のインストール時にエラーが発生した場合は、インテル® プレミアサポート Web サイトで、問題のタイプとして、[install error] を選択してください。サポートの登録方法は、このリリースノートの「テクニカルサポート」セクションを参照してください。
ドキュメント
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー Linux 版のドキュメントには次のものが含まれます。
- HTML ファイル - リリースノートおよび本リリースのドキュメントへのリンクを含む doc_index ファイル
- PDF ファイル - 各種リファレンスと入門ガイド
- TXT ファイル - Readme およびインストール情報
- コマンドライン・ヘルプ
- マニュアルページ
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー・リファレンス (HTML)、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー・ユーザーズ・ガイド、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー入門ガイド
- Eclipse との統合環境ヘルプ
既知の問題については、ドキュメントの「オンラインヘルプの制限」を参照してください。
コマンドライン・ヘルプ
- コマンド構文と
vtl
オプションを表示するには、vtl -help
と入力します。
- データの収集に関するヘルプを表示するには、
vtl -help -c <collector_name>
(<collector_name>
は callgraph または sampling のいずれか) と入力します。
- データの表示に関するヘルプを表示するには、
vtl -help -v <view_name>
(<view_name>
は callgraph、sampling または source のいずれか) と入力します。
- ActivityController のコマンド構文とオプションを表示するには、
ActivityController -help
と入力します。
マニュアルページ
VTune™ アナライザーのマニュアルのエントリーを表示するには、次の中から適切なコマンドを入力します。
- man vtl: vtl コマンドのマニュアルページ
- man vtlec: vtlec コマンドのマニュアルページ
- man ActivityController: ActivityController のマニュアルページ
- man sampling: サンプリング・コレクターのマニュアルページ
- man callgraph: コールグラフ・コレクターのマニュアルページ
- man source、man 7 source または、man code: ソースビューのマニュアルページ
注意:
マニュアルページを日本語で表示するには、システム変数の LESSCHARSET と LANG を次のように設定してください。
LESSCHARSET=utf-8
LANG=ja_JP.UTF-8
HTML ドキュメント
VTune™ アナライザーの HTML ドキュメントには次のコンポーネントが含まれています。
- ドキュメント・インデックス。このドキュメントをブラウザーで開くと、利用可能なドキュメントの一覧が表示されます。このドキュメントは、
<
install_dir
>/doc/doc_index.htm です。
- VTune™ パフォーマンス環境ユーザーズ・ガイド。ユーザーズ・ガイドにアクセスするには、
<install_dir>
/doc/users_guide サブディレクトリーから index.htm ファイルを開きます。
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー・リファレンス。リファレンス・ガイドにアクセスするには、
<install_dir>/doc/reference
サブディレクトリーから index.htm ファイルを開きます。
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー入門ガイド。入門ガイドにアクセスするには、
<install_dir>
/training/gs_vtl サブディレクトリーから index.htm ファイルを開きます。
- Java マネージド・ランタイム環境 (MRTE) に関する FAQ。FAQ にアクセスするには、
<install_dir>
ディレクトリーから java_faq.htm
ファイルを開きます。
- 本リリースノート。
ここで、<install_dir> はインストール・ディレクトリです。デフォルトのインストール・ディレクトリーは /opt/intel/vtune です。
HTML ドキュメントの表示
HTML ドキュメントの表示には、HTML 4.0 をサポートしているブラウザーを使用してください。それ以前のバージョンのブラウザー (特に Netscape* および Konqueror*) では、HTML ドキュメントを正しく表示できないことがあります。
Eclipse との統合環境でのドキュメント
統合された Eclipse 環境で、VTune™ アナライザーのドキュメントは Eclipse ユーザー・インターフェイスから利用できます。[Help (ヘルプ)] - [Help Contents (ヘルプ目次)] を選択し、参照するブック (VTune™ パフォーマンス環境、VTune™ パフォーマンス・アナライザー、VTune™ パフォーマンス・アナライザー・リファレンス) をクリックして展開します。
追加情報
関連製品とサービス
インテル® ソフトウェア開発製品に関する情報は、http://www.intel.co.jp/jp/software/products/index.htm を参照してください。
関連製品には次のものが含まれます。
製品と一緒にインストールされる GNU libstdc++ ランタイム・ライブラリー
このバージョンには、製品の正しい実行に必要な、GNU libstdc++ ランタイム・ライブラリーの特別ビルドバージョンが含まれています。これらのライブラリー・バイナリーを複製する必要がある場合は、以下の手順に従ってください。以下の手順は、製品を使用するためには必要ありません。
以下の手順は、gcc-core および gcc-g++ が gcc-3.3.3 でアンパックされ、ビルドが並列ディレクトリー build-3.3.3 で行われ、ビルド設定が既に完了していると仮定しています。
オリジナル tar ファイルで提供された gcc ソースファイル、makefile、その他のファイルや、ビルドプロセス中に生成されるファイルが、以下の手順で開かれたり変更されることはありません。
- ライブラリーをビルドします。
CD build-3.3.3
make bootstrap
- リビルドする前に、デフォルトでリビルドされるファイルのログを保存します。
CD ../gcc-3.3.3/libstdc++/libsupc++
touch tinfo.cc tinfo2.cc # make them rebuild
CD -
make &> out.txt
- out.txt ファイルの、"tinfo.cc" および "tinfo2.cc" を含む 4 行を、build-3.3.3/script.sh ファイルにコピーします。
スクリプトを編集して、各ファイルの "-c" の直後に -D__GXX_WEAK__=0 を追加します。
これらのファイルのビルド方法が変更され、type_info は、ポインターの代わりに文字列で比較されます。
__GXX_WEAK__=0 の定義により __GXX_MERGED_TYPEINFO_NAMES=0 が定義され、type_info::before() および type_info::operator== () が typeinfo で宣言されて、それらの定義が tinfo.cc および tinfo2.cc でコンパイルされます。
- ファイルを再び touch します。
CD ../gcc-3.3.3/libstdc++/libsupc++
touch tinfo.cc tinfo2.cc
CD -
- 作成されたスクリプトを実行します。コンパイラーは、ビルトインのオーバーライドについてメッセージを表示します。
__GXX_WEAK__ の値が、gcc-3.3.3/gcc/cppinit.c によって、コンパイラーにビルトインされます。
次のような警告が表示されます。
# <command line>:1:1: warning: "__GXX_WEAK__" redefined
CD i686-pc-linux-gnu/libstdc++-v3/libsupc++
$OLDPWD/script.sh
- 構築されたファイルの依存関係を再リンクします。
CD -
make
ライブラリーをインストールします。
make install
著作権と商標について
本資料に掲載されている情報は、インテル製品の概要説明を目的としたものです。本資料は、明示されているか否かにかかわらず、また禁反言によるとよらずにかかわらず、いかなる知的財産権のライセンスも許諾するものではありません。製品に付属の売買契約書『Intel's Terms and Conditions of Sale』に規定されている場合を除き、インテルはいかなる責を負うものではなく、またインテル製品の販売や使用に関する明示または黙示の保証 (特定目的への適合性、商品性に関する保証、第三者の特許権、著作権、その他知的財産権の侵害への保証を含む) にも一切応じないものとします。
インテルによる書面での合意がない限り、インテル製品は、その欠陥や故障によって人身事故が発生するようなアプリケーションでの使用を想定した設計は行われていません。
インテル製品は、予告なく仕様や説明が変更される場合があります。機能または命令の一覧で「留保」または「未定義」と記されているものがありますが、その「機能が存在しない」あるいは「性質が留保付である」という状態を設計の前提にしないでください。これらの項目は、インテルが将来のために留保しているものです。インテルが将来これらの項目を定義したことにより、衝突が生じたり互換性が失われたりしても、インテルは一切責任を負いません。この情報は予告なく変更されることがあります。この情報だけに基づいて設計を最終的なものとしないでください。
本資料で説明されている製品には、エラッタと呼ばれる設計上の不具合が含まれている可能性があり、公表されている仕様とは異なる動作をする場合があります。そのようなエラッタは、インテルの保証範囲外です。現在確認済みのエラッタについては、インテルまでお問い合わせください。
最新の仕様をご希望の場合や製品をご注文の場合は、お近くのインテルの営業所または販売代理店にお問い合わせください。
本書で紹介されている注文番号付きのドキュメントや、インテルのその他の資料を入手するには、1-800-548-4725 (アメリカ合衆国) までご連絡いただくか、インテルの Web サイトを参照してください。
インテル・プロセッサー・ナンバーはパフォーマンスの指標ではありません。プロセッサー・ナンバーは同一プロセッサー・ファミリー内の製品の機能を区別します。異なるプロセッサー・ファミリー間の機能の区別には用いません。詳細については、http://www.intel.co.jp/jp/products/processor_number/ を参照してください。
MPEG は、ビデオの圧縮/伸張に関する国際的な規格であり、ISO によって奨励されています。MPEG コーデックまたは MPEG 対応のプラットフォームを実装するには、Intel Corporation をはじめとする各種の団体からライセンスを取得しなければならない場合があります。
本資料で説明されているソフトウェアには、不具合が含まれている可能性があり、公開されている仕様とは異なる動作をする場合があります。現在までに判明している不具合の情報については、インテルのサポートサイトをご覧ください。
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ライセンス契約で許可されている場合を除き、インテルからの文書による承諾なく、本書のいかなる部分も複製したり、検索システムに保持したり、他の形式や媒体によって転送したりすることは禁じられています。
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また、このようなサードパーティに関する但し書きが通常表示される箇所であれば、この但し書きをソフトウェア自体に表示することができます。
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- ソースコードを再配布する場合は、上記の著作権表示、この条項の一覧、下記の免責事項をそのまま掲載する必要があります。
- バイナリー形式で再配布する場合は、配布物と共に提供されたドキュメントや他の資料に記載されている上記の著作権表示、この条項の一覧、下記の免責事項を複製する必要があります。
本ソフトウェアは「現状のまま」提供されるものとし、明示的または黙示的ないかなる保証も致しません。これには、商品性または特定目的への適合性に関する黙示的な保証が含まれますが、これに限りません。REGENTS およびその関連会社は、本ソフトウェアの使用に関連して発生する、一切の直接的、間接的、偶発的、特別、懲戒的、結果的損害につき、代替製品やサービスの調達、使用不能による損失、データの損失、逸失利益、業務停止による損失を含め、かつこれらに限らず、また、かかる責任の発生原因が契約責任、厳格責任、不法行為責任(過失責任などを含む)、またはそれ以外の責任原因であるかどうかを問わず、事前にそれらの損害について知らされていた場合でも、何ら責任を負わないものとします。
- QEucJpCodec
- QJisCodec
- QSjisCodec
- QJpUnicodeConv
Copyright (c) 1996 Daniel Dardailler.
本ソフトウェアの使用、複製、変更、配布、販売は、上記の著作権表示がすべての複製物に明記され、著作権表示とこの許可表示が複製物と共に配布されるドキュメントに明記され、書面による事前の同意なしに「Daniel Dardailler」という名称をこのソフトウェアから派生した製品の宣伝を目的として使用しない場合に限り、いかなる目的においても無料で許可されます。Daniel Dardailler は、いかなる目的においても、本ソフトウェアの適合性に関して言明しません。本ソフトウェアは明示黙示を問わず、”現状のまま”提供されるものとします。
Modifications Copyright 1999 Matt Koss, under the same license as above.
Copyright (c) 2000 Hans Petter Bieker.無断での引用、転載を禁じます。
変更の有無に関わらず、下記条件が満たされている場合に限り、ソースやバイナリー形式での再配布および使用が許可されます。
- ソースコードを再配布する場合は、上記の著作権表示、この条項の一覧、下記の免責事項をそのまま掲載する必要があります。
- バイナリー形式で再配布する場合は、配布物と共に提供されたドキュメントや他の資料に記載されている上記の著作権表示、この条項の一覧、下記の免責事項を複製する必要があります。
本ソフトウェアは「現状のまま」提供されるものとし、明示的または黙示的ないかなる保証も致しません。これには、商品性または特定目的への適合性に関する黙示的な保証が含まれますが、これに限りません。REGENTS およびその関連会社は、本ソフトウェアの使用に関連して発生する、一切の直接的、間接的、偶発的、特別、懲戒的、結果的損害につき、代替製品やサービスの調達、使用不能による損失、データの損失、逸失利益、業務停止による損失を含め、かつこれらに限らず、また、かかる責任の発生原因が契約責任、厳格責任、不法行為責任(過失責任などを含む)、またはそれ以外の責任原因であるかどうかを問わず、事前にそれらの損害について知らされていた場合でも、何ら責任を負わないものとします。
Copyright (c) 2000 TurboLinux, Inc. Written by Justin Yu and Sean Chen.
変更の有無に関わらず、下記条件が満たされている場合に限り、ソースやバイナリー形式での再配布および使用が許可されます。
- ソースコードを再配布する場合は、上記の著作権表示、この条項の一覧、下記の免責事項をそのまま掲載する必要があります。
- バイナリー形式で再配布する場合は、配布物と共に提供されたドキュメントや他の資料に記載されている上記の著作権表示、この条項の一覧、下記の免責事項を複製する必要があります。
本ソフトウェアは「現状のまま」提供されるものとし、明示的または黙示的ないかなる保証も致しません。これには、商品性または特定目的への適合性に関する黙示的な保証が含まれますが、これに限りません。REGENTS およびその関連会社は、本ソフトウェアの使用に関連して発生する、一切の直接的、間接的、偶発的、特別、懲戒的、結果的損害につき、代替製品やサービスの調達、使用不能による損失、データの損失、逸失利益、業務停止による損失を含め、かつこれらに限らず、また、かかる責任の発生原因が契約責任、厳格責任、不法行為責任(過失責任などを含む)、またはそれ以外の責任原因であるかどうかを問わず、事前にそれらの損害について知らされていた場合でも、何ら責任を負わないものとします。
インストール時に必要な設定を行うと、Qt は GIF の読み取りをサポートします (qgif.h をご覧ください)。GIF の読み取りをサポートする場合、"The Graphics Interchange Format (c) is the Copyright property of CompuServe Incorporated. GIF(sm) is a Service Mark property of CompuServe Incorporated." という但し書きを付け加える必要があります。