インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー 9.1
Windows* 版
リリースノート
目次
概要
新機能
動作環境
インストール
使用方法
既知の制限事項
テクニカルサポートとフィードバック
ドキュメント
追加情報
著作権と商標について
重要な注意
- 本バージョンをインストールする前に、以前のバージョンのインテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーを必ずアンインストールしてください。詳細は、「インストール」セクションを参照してください。
- 本製品の最新のリリースノートを参照するには、インテル® ソフトウェア開発製品 Web サイトをご覧ください。
|
概要
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーは、IA-32、インテル® 64、および Itanium® プロセッサー・ファミリーのインテル® アーキテクチャー・ベースのプロセッサー上におけるコードのパフォーマンスを解析できる、統合パフォーマンス解析とチューニング環境を提供します。
テクニカルサポートを受けたり、製品のアップデート情報を入手するには、製品の登録が必要です。登録方法は、本リリースノートの「テクニカルサポートとフィードバック」セクションで説明されています。
インテル® ソフトウェア開発製品に関する情報は、http://www.intel.co.jp/jp/software/products/index.htm を参照してください。
新機能
本バージョンには、次のような新機能と拡張された機能が含まれています。
- ランタイムに生成され解釈されるコードのプロファイリングのサポート (JIT プロファイリング API サポート)
- VTune™ アナライザー・リーダー/ライター API (TBRW) のサポート。この API を使用すると、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーと互換性のあるオンディスク・フォーマットのデータを永続的に読み書きできます。詳細は、TBRW.pdf (英語) を参照してください。
- Microsoft* Symbol Server のサポート。標準規則を使用して、Microsoft Symbol Server へのパスを指定できるようになりました。システムモジュールのシンボルをデバッグする必要がある場合は、この機能を使用してください。
- GNU* debuglink のサポート。VTune™ アナライザーは、モジュールとともに、または個別ファイルとして保存された、Linux* OS モジュールのデバッグ情報をサポートします。デバッグ情報ファイルを対応するモジュールとともに格納するか、またはシンボルファイルの検索ディレクトリー・リストにデバッグ情報ファイルを含むディレクトリーへのパスを指定できます。
- 対応プロセッサー (ローカル解析と制御システムおよび制御 Linux システム用):
- 45nm インテル® Core™2 プロセッサー・ファミリー
- インテル® Core™2 Duo プロセッサー
- インテル® Core™2 Quad プロセッサー
- インテル® Xeon® プロセッサー 5100 番台
- インテル® Xeon® プロセッサー 5300 番台
- インテル® Xeon® プロセッサー 7100 番台
- インテル® Pentium® D プロセッサー 900 番台
- インテル® Xeon® プロセッサー 5000 系
- インテル® Xeon® プロセッサー 7000 系
- インテル® Itanium® プロセッサー 9000 系
- インテル® Xeon® プロセッサー LV
- インテル・クアッドコア・プロセッサーのサポート
-
Microsoft Windows Vista* の 32 ビット/ 64 ビット・システムのサポート
-
Microsoft Windows Server* 2008 の 32 ビット/ 64 ビット・システムのサポート
-
Microsoft Visual Studio* 2005 と統合された 32 ビットおよび 64 ビット・プロファイリング
-
Microsoft Visual Studio 2008 と統合された 32 ビットおよび 64 ビット・プロファイリング
-
Microsoft .NET 3.0 サポート
-
リモートデータ収集に最新の Linux オペレーティング・システムをサポート
-
インテル® プロセッサー搭載システムのリモート・プロファイリング用にインテル® プロセッサー以外のプロセッサー搭載システムへのインストールが可能
-
マルチコア・プロセッサーをチューニングする新しいイベント: スレッド化の向上、バスのマルチコア共有のチューニング、キャッシュライン利用の最適化
-
ローカルシステムのサンプリング時にダブル・バッファリング。サンプリング・バッファーがフルになり、データをディスクに書き出し始めたら、同じサイズの 2 番目のバッファーが動作します。これにより、サンプルを失わず、またサンプリング・データの精度が向上します。
- 最新の JDK*: SUN* JDK 1.6.0、BEA* JDK 1.6.0、IBM* JDK 1.5.0 のサポート
-
64 ビットのオペレーティング・システムで実行される 32 ビット・アプリケーションのコールグラフ・プロファイリング
-
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー Linux 版のバージョン 9.0 (およびそれ以降) との Linux リモート・データ・コレクターとの互換性
動作環境
このセクションでは、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーのシステム要件を示します。対応している開発環境については、この後のサブセクションでも詳しく説明します。
注意:
VTune™ アナライザーは、ローカルとリモートの 2 つのモデルをサポートしています。ローカルモデルは、解析が行われるシステムと解析を行うシステムが同じである、単一システム用です。リモートモデルでは、データコレクターが 1 つのシステム上にインストールされ (解析するリモートシステム)、 VTune™ アナライザーが制御システムにインストールされます。 リモートシステム上でデータが収集された後、その出力が制御システムに送られ、そこで表示することができます。
次のセクションでは、両モデルシステムのシステム要件を示します。
以下のハードウェア要件は、ローカル 解析の単一システムに適用されます。
また、リモート 解析に別のシステムを使用している場合、その制御 システムにも適用されます。どちらの場合も、VTune™ アナライザーがインストールされるシステムを指します。
対応プロセッサー:
- サーバー:
-
45nm インテル® Core™2 プロセッサー・ファミリー
-
インテル® Xeon® プロセッサー 7xxx 番台と 5xxx 番台
- インテル® Xeon® プロセッサー 5100 番台
- インテル® Xeon® プロセッサー 5000 系
- インテル® Xeon® プロセッサー 7100 番台
- インテル® Xeon® プロセッサー 7000 系
- インテル® Xeon® プロセッサー LV
- インテル® Xeon® プロセッサー MP
- インテル® Xeon® プロセッサー
- インテル® Itanium® プロセッサー 9000 系
- 低電圧版 インテル® Itanium® プロセッサー
- インテル® Itanium® プロセッサー
デスクトップ:
-
45nm インテル® Core™2 プロセッサー・ファミリー
-
インテル® Core™2 Quad プロセッサー
- インテル® Core™2 Extreme プロセッサー
- インテル® Core™2 Duo プロセッサー
- インテル® Core™ Duo プロセッサー
- インテル® Core™ Solo プロセッサー
- インテル® Pentium® D プロセッサー 900 番台
- インテル® Pentium® D プロセッサー
- インテル® Pentium® 4 プロセッサー・エクストリーム・エディション
- インテル® Pentium® プロセッサー・エクストリーム・エディション
- インテル® Pentium® 4 プロセッサー
モバイル:
- モバイル インテル® Pentium® 4 プロセッサー - M
- インテル® Pentium® M プロセッサー
- インテル® Celeron® M プロセッサー
- インテル® Celeron® D プロセッサー
- インテル® Celeron® プロセッサー
- モバイル インテル® Celeron® プロセッサー
注意: 次のプロセッサーを搭載しているシステムは、対応プロセッサー搭載システム上のデータをリモートで収集したり、対応プロセッサー上で収集されたデータを表示するホストになることができます。
-
IA-32 アーキテクチャー・ベースのプロセッサー - インテル® Pentium® 4 プロセッサーと同等またはそれ以上
-
インテル® 64 アーキテクチャー・ベースのプロセッサーまたは同等のプロセッサー
-
インテル® Itanium® プロセッサー
-
AMD* Athlon* または Opteron* プロセッサー
システムメモリー:
RAM 128MB 以上空きディスク容量:
- ローカルドライブ: 105MB 以上。
- システム・ディレクトリーを含むドライブ (例えば
C:\
): 20MB (システムファイル用)。
注意:
この追加の空き容量は、システム・ディレクトリーに配置される DLL と OCX のアップデートやインストールに必要です。システム・ディレクトリーが含まれないドライブ に VTune™ アナライザーをインストールする場合、システム・ディレクトリーのあるドライブ に最低 20MB の空きディスク容量があることを確認してください。
以下のソフトウェア要件は、ローカル 解析の単一システムに適用されます。
また、リモート 解析に別のシステムを使用している場合、その制御 システムにも適用されます。どちらの場合も、VTune™ アナライザーがインストールされるシステムを指します。
これらのオペレーティング・システムのバージョン:
注意:
以下のすべてのケースで、仮想メモリーのページング・ファイル・サイズを Microsoft Windows で推奨されるサイズ以上に設定してください。推奨サイズ未満のサイズが設定された場合、VTune™ アナライザーが正常に動作しなくなることがあります。
IA-32 プロセッサーをサポートしている 32 ビット・オペレーティング・システム:
- Microsoft Windows XP Professional (Service Pack 3 まで)
-
Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition Service Pack 1
- Microsoft Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition
- Microsoft Windows Server 2008
- Microsoft Windows Vista SP1
インテル® 64 対応プロセッサーをサポートしている 64 ビット・オペレーティング・システム:
- Microsoft Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 1
- Microsoft Windows Server 2003 Enterprise x64 Edition Service Pack 1
- Microsoft Windows Server 2003 R2 Enterprise x64 Edition
- Microsoft Windows Server 2008
- Microsoft Windows Vista SP1
Itanium® プロセッサーをサポートしている 64 ビット・オペレーティング・システム:
- Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition Service Pack 1
- Microsoft Windows Server 2008
このサブセクションでは、リモート・サンプリングおよびリモート・コールグラフ・プロファイリングを行う 2 つ目 のシステム (リモート・エージェント・システム) の要件について説明します。
リモート マシンのハードウェア要件:
- RAM 128MB 以上
- ローカルドライブ: 20MB 以上。
リモート・エージェント・システムのハードウェア要件
サポートされる制御 システムと同じハードウェア要件を満たすシステム。上記の「ハードウェア要件」を参照してください。
リモート・エージェント・システムのオペレーティング・システム要件
このセクションでは、Linux リモート・データ・コレクターのオペレーティング・システム要件について説明します。
注意:
以下に示すサポートされている Red Hat* と SuSE* ディストリビューション上でデフォルトのカーネルを使用していない場合は、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー・ドライバー・キットを使用して、カスタムカーネル環境で利用できるドライバーをコンパイルしてください。インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー・ドライバー・キットは、VTune™ アナライザーに含まれていますが、インテル® プレミアサポートから入手することもできます。インテル® プレミアサポートについての詳細は、「テクニカルサポートとフィードバック」セクションを参照してください。
対応 Linux ディストリビューション
リモートコレクター Linux 版は、次の Linux ディストリビューションをサポートしています。Linux システムでサポートされているカーネルバージョンは、特に明記されている場合を除いて、ユニプロセッサー・システム (UP) とマルチプロセッサー・システム (SMP) の両方で利用可能です。
オペレーティング・システム |
カーネルバージョン |
IA-32 |
インテル® 64 アーキテクチャー |
Itanium® ベース・システム |
Red Hat Enterprise Linux* 3 Update 9 |
2.4.21-50.EL |
+ |
+ |
+ |
Red Hat Enterprise Linux 4 Update 7 |
2.6.9-78.EL |
+ |
+ |
+ |
Red Hat Fedora* 8 および 9 |
2.6.25-14.fc9 |
+ |
+ |
|
Red Hat Enterprise Linux 5 Update 2 |
2.6.18-92.el5 |
+ |
+ |
+ |
SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9.0 (Service Pack 4 まで) |
2.6.5-7.308 |
+ |
+ |
+ |
SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 10.0 (Service Pack 2 まで) |
2.6.16.60-0.21 |
+ |
+ |
+ |
SGI* Pro Pack* 4.0 (Service Pack 3 まで) |
2.6.5-7.244-sn2 |
|
|
+ |
SGI Pro Pack 5.0 |
2.6.16.21-08 |
|
|
+ |
Ubuntu* 7.10 および 8.04 |
2.6.24-16-generic |
+ |
+ |
|
Debian* 4 |
2.6.18-4 |
+ |
+ |
+ |
Turbo Linux* 11 |
2.6.18-8.2 |
+ |
+ |
+ |
Asianux 3.0 |
2.6.18-8.10AX |
+ |
+ |
+ |
MontaVista* Linux Carrier Grade Edition 4* |
2.6.10 |
+ |
|
|
異なるプラットフォームでのコールグラフ・サポート
|
ローカル収集 |
Linux リモート・データ・コレクター |
IA-32 プロセッサーをサポートしている 32 ビット・オペレーティング・システム |
○ |
○ |
インテル® 64 対応プロセッサー搭載システム上の 64 ビット・オペレーティング・システム |
64 ビット・アプリケーション |
○ |
○ |
32 ビット・アプリケーション |
○ |
○ |
Itanium® プロセッサーをサポートしている 64 ビット・オペレーティング・システム |
64 ビット・アプリケーション |
○ |
○ |
32 ビット・アプリケーション |
○ |
|
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーは、次のコンパイラーと開発環境で生成されるアプリケーションをサポートします (詳細は、VTune™ アナライザーのオンラインヘルプを参照してください)。
注意:
ソースレベルのチューニング・アシスタントは、デフォルトで無効になっています。有効にするには、メインメニューから
[Configure] > [Options] を選択して、オプションツリーから
[Intel(R) Tuning Assistant] > [Source Information] を選択し、
[Disable source-based tuning advice] オプションのチェックを外します。
コンパイラー環境 |
IA-32 開発環境 |
インテル® Itanium® プロセッサー・ファミリー開発環境 |
インテル® 64 対応プロセッサー開発環境 |
ソースレベルのチューニング・アシスタント |
Microsoft Visual C++* 6.0 / .NET 2003 / 2005 / 2008 |
+ |
+ |
+ |
IA-32 のみ |
Microsoft .NET Framework* 1.1/ 2.0/3.0 |
+ |
+ |
+ |
- |
Microsoft Platform SDK October 2003 |
- |
+ |
+ |
Itanium® プロセッサー・ファミリーおよびインテル® 64 対応プロセッサーのみ |
Microsoft Visual C#* .NET 2003 / 2005 / 2008 |
+ |
- |
- |
- |
Microsoft Visual J#* |
+ |
- |
- |
- |
インテル® C++ コンパイラー |
+ |
+ |
+ |
Itanium® プロセッサー・ファミリーおよびインテル® 64 対応プロセッサーのみ |
インテル® C++ コンパイラー Linux 版 |
+ |
+ |
ソースビューのみ |
- |
GNU Project C/C++ コンパイラー Linux 版 |
+ |
- |
- |
- |
Microsoft Visual Basic* 6.0 / .NET 2003 / 2005 / 2008 |
+ |
- |
- |
- |
Borland* C++ Builder* 5.0 |
+ |
- |
- |
IA-32 のみ |
Borland C++ Builder 6.0 |
ソースビューのみ |
- |
- |
- |
Delphi* 5.0 / 6.0 |
+ |
- |
- |
- |
IBM JDK 1.4.2 / 1.5.0 (Windows および Linux) |
+ |
- |
- |
- |
Sun JDK 1.4.2 / 1.5.0 / 1.6.0 |
+ |
Linux のみ |
Sun JDK 1.5.0 / 1.6.0 |
- |
BEA WebLogic JRockit* 1.4.2 / 1.5.0 / 1.6.0 (Linux および Windows) |
+ |
BEA JRockit 1.5.0 |
BEA JRockit 1.5.0 / 1.6.0 |
- |
インテル® Fortran コンパイラー |
+ |
+ |
- |
IA-32 および Itanium® プロセッサー・ファミリーのみ |
インテル® Fortran コンパイラー Linux 版 |
+ |
+ |
- |
- |
インストール
重要な注意
本バージョンをインストールする前に、すべてのバージョンのインテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーを必ずアンインストールしてください。リモートデータ収集用に Linux ベースのシステム上にインストールされたデータコレクターもアンインストールする必要があります。詳細は、「VTune™ アナライザーのアンインストール」セクションを参照してください。
|
インストール全般
- Linux リモート・データ・コレクター (
vtserver
) を使用して、ファイアウォール環境でアプリケーションのプロファイルを行うには、次の操作を行います。
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーを実行する前に
VTUNE_RDCPORT_IN
環境変数を設定します。
例: set VTUNE_RDCPORT_IN=55555
vtserver は、設定されたポートとその上の 9 つのポートに対してのみ callback 接続を行います。
- ネットワーク管理者は、外部接続用に 10 ポートを確保しなければなりません。この例では、次のポートを使用しています: 55555-55564
- カウント式ライセンスで VTune™ アナライザーをインストールする場合、許可されている数の VTune™ アナライザーをすでに実行していると、インストール中にライセンスが無効であることを知らせるメッセージが表示されます。この問題を解決するには、システムで実行されている VTune™ アナライザーの 1 つを終了してから、インストールをやり直してください。[SCR #17508]
- マルチユーザー・システムで、そのマシンの別のユーザーの VTune™ アナライザーの評価期限が切れていると、他のユーザーが評価版を実行した場合にも、評価期限が切れたことを知らせるメッセージが表示されます。この問題の解決方法は、インテル® プレミアサポート https://premier.intel.com までお問い合わせください。
- 以前のバージョンの VTune™ アナライザーで変更したグローバル設定を使用するには、(以前のバージョンの
...shared\bin\<username>
ディレクトリーにある) vtenv.stg
ファイルを %APPDATA%\VTune
にコピーします。
- VTune™ アナライザーは、ネットワーク・ドライブにはインストールできません。
- ターミナル・サーバー・クライアントを使用して、Microsoft Windows Server 2003 システムに VTune™ アナライザーをインストールし、インストール・プログラムの指示に従ってシステムを再起動しない場合、ログオフしてから、システムに再ログインしてください。 この操作を行わないと、VTune™ アナライザーのライセンスファイルが正しく認識されません。
- VTune™ アナライザーは、Itanium® プロセッサーを使用しているシステムの
%WINDIR%\System32
および %WINDIR%\SysWOW64
システム・ディレクトリーにはインストールできません。[SCR #11705]
- [管理者として実行] を使用して非管理者ユーザーによって VTune™ アナライザーがインストールされた場合や、ユーザーを Administrators グループに追加して、VTune™ アナライザーをインストールした後、ログアウトと再ログインをせずに実行した場合、VTune™ アナライザーは正しく動作しないことがあります。[SCR#31422]
ファイアウォールに関する問題
Windows ファイアウォール (Windows XP SP2 で追加) を有効にすると、VTune™ アナライザーのネットワーク・アクセスに関して次の問題が発生します。
- Windows ファイアウォールが有効な Windows システムに VTune™ アナライザーをインストールした場合、VTune™ アナライザーのリモートデータ収集がブロックされます。
- Windows ファイアウォールが有効な Windows システムにライセンスサーバーがある場合、VTune™ アナライザーの (フローティング・ライセンス用の) ライセンスサーバー検索がブロックされます。
VTune™ アナライザーの実行ファイルがファイアウォール設定の例外リストに追加されていない場合、特定のプログラムをブロックするかどうかを確認するセキュリティー・ダイアログが表示されます。このダイアログが表示された場合は、[ブロックを解除する] を選択して、リモートデータ収集を許可してください。ブロックされるプログラムを次にリストします。
- Linux 上にインストールされている VTune™ アナライザーのリモート・エージェントに接続する場合:
VTune™ パフォーマンス環境、ATLBistroController モジュール、および CGExeCtrl モジュール。
- Microsoft Visual Studio 環境内からデータをリモートに収集する場合:
Microsoft Visual Studio。
次に、例外がファイアウォールに追加されていないのに、セキュリティー・ダイアログが表示されないケースについて説明します。
- リモート・エージェントを実行するシステムのファイアウォールに例外が追加されていない場合、セキュリティー・ダイアログは表示されず、リモート収集は実行されません。
- ライセンスサーバーが使用中の場合、ファイアウォールが有効な Windows システムにライセンスサーバーがインストールされていると接続できないことを知らせるエラーメッセージが表示され、VTune™ アナライザーは起動されません。
ファイアウォールの例外リストにプログラムが追加されていないために、操作がセキュリティー・ダイアログで終了または停止しないようにするには、次のように手動で例外を追加します。
[コントロール パネル] で、[Windows ファイアウォール] をダブルクリックして、[例外] タブを選択し、下記にリストされているプログラムを例外として追加します。
<VTuneDir>
は、VTune™ アナライザーをインストールしたディレクトリーです。
<VSNetDir>
は、Microsoft Visual Studio をインストールしたディレクトリーです。
%CommonProgramFiles%
は、標準の Windows 環境変数で、通常は "C:\Program Files\Common Files
" に設定されます。
VTune™ アナライザーのライセンスがライセンスサーバーにある場合、ライセンスサーバーを実行しているシステムで、次のプログラムを例外として追加します。
%CommonProgramFiles%\Intel\FLEXlm\INTEL.exe
%CommonProgramFiles%\Intel\FLEXlm\lmgrd.intel.exe
リモートデータを収集する場合、VTune™ アナライザーを実行している Windows システムで、次のプログラムを例外として追加します。
<VTuneDir>\Shared\Bin\VTuneEnv.exe
<VTuneDir>\Shared\Bin\FileCopier.exe
Linux システムからリモートデータを収集する場合、VTune™ アナライザーを実行している Windows システムで、次のプログラムを例外として追加します。
<VTuneDir>\Shared\Bin\VTuneEnv.exe
<VTuneDir>\Analyzer\Bin\ATLBistroController_LINUX.exe
<VTuneDir>\Analyzer\Bin\CGExeCtrl_LINUX.exe
Microsoft Visual Studio 内に統合された VTune™ アナライザーを使用してリモートデータを収集する場合、上記の例外に加えて、Microsoft Visual Studio を実行している Windows システムに、次のプログラムを例外として追加します。
<VSNetDir>\Common7\IDE\devenv.exe
例外リストに追加された後、これらのプログラムにチェックマークが付けられていることを確認してください。
VTune™ アナライザーのアンインストール
VTune™ アナライザーをアンインストールする方法は 2 つあります。
方法 1:
- [スタート] ボタンをクリックして、[プログラム] を選択し、[Intel(R) Software Development Tools] > [Intel(R) VTune(TM) Performance Analyzer] > [Add or Remove Components] を選択します。
- セットアップ・ウィザードで、[Remove] オプションを選択します。
方法 2:
- [コントロール パネル] を開きます ([スタート] > [設定] > [コントロール パネル])。
-
[プログラムの追加と削除] を選択します。
-
[Intel(R) VTune(TM) Performance Analyzer] を選択してから、
[削除] ボタンを選択します。
- 削除の確認で、[はい] をクリックします。VTune™ アナライザーがインストールしたファイルが削除されます。データベース・ファイル (
*.ldb
および *.mdb
)、サンプリング出力ファイル、およびコールグラフ・インストルメンテーション・ファイルなどのインストール後に作成されたファイルは削除されません。
注意:
インストール中に、特定の VTune™ アナライザー・ファイル (DLL、EXE、および OCX) が登録されます。登録により、さまざまなエントリーが Windows レジストリーに追加されます。アンインストール中に、使用されていないファイルの情報はレジストリーから削除されますが、 いくつかの不要なレジストリー・エントリーが残ってしまうことがあります。これらのレジストリー・エントリーは残ったままでも特に問題はありません。どうしても削除したい場合は、手動で削除してください。ただし、[レジストリ エディタ] の使用を誤ると、重大な問題が発生する可能性があるため、Microsoft は、[レジストリ エディタ] は自らの責任で使用するように警告しています。詳細は、Microsoft Knowledge Base Article 256986
を参照してください。
使用方法
全般
-
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーの多くの機能をコマンドラインから利用できます。 使用方法については、オンラインヘルプを参照してください。
-
ローカルまたはリモートでサンプリングを実行する場合、
プロジェクト・ディレクトリーはローカルドライブになければなりません。VTune™ アナライザーは、ネットワーク上またはマップされたドライブ上のサンプルは記録できません。[SCR #17179]
- DBG ファイルの代用シンボルパスを使用するには、環境変数
_NT_SYMBOL_PATH
を定義します。例えば、ファイルが
D:\support\debug\i386\symbols\dll\*.dbg
の場合、
_NT_SYMBOL_PATH
を D:\support\debug\i386
に設定します。[Configure] > [Options] > [Directories] プロパティー・ページを使用して、追加のシンボル・ディレクトリーを指定することもできます。 - プロセッサー・イベントと命令の説明は、VTune™ アナライザーのオンラインヘルプに含まれています。イベントの説明を表示するには、次の操作を行います。
- [スタート] ボタンをクリックして、[プログラム] (Windows Vista の場合は [すべてのプログラム]) を選択します。
- [Intel(R) Software Development Tools] > [Intel(R) VTune(TM) Performance Analyzer] > [Reference] を選択します。
- サンプリング・オーバー・タイム・ビューを使用するには、[Sampling Configuration] ダイアログボックスで [Display sampling results over time] オプションをチェックしてください。このオプションはデフォルトでチェックされています。
- Pause/Resume API は、マルチスレッド・アプリケーションはサポートしていません。
VTune™ アナライザーに必要なユーザー権利の最小要件
権利の手動設定
- サンプリングを実行するには、ユーザーアカウントまたはユーザーアカウントが属するグループに [システム パフォーマンスのプロファイル] ユーザー権利が必要です。ユーザーアカウントまたはユーザーグループにユーザー権利を追加するには、次の操作を行います。
- [スタート] ボタンをクリックして、[ファイル名を指定して実行] をクリックし、secpol.msc と入力して、
[OK] をクリックします。
- [ローカル ポリシー] を展開して、[ユーザー権利の割り当て] をクリックします。
- 右側のペインで、追加するユーザー権利を選択して、ダブルクリックします。
- ユーザー権利を持たせるユーザー名またはユーザーグループがリストされていることを確認してください。
- [OK] をクリックします。
Linux リモート・データ・コレクターの使用
このバージョンの VTune™ アナライザーは、インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー 9.0 Linux 版 (およびそれ以降) のリモート・データ・コレクターと互換性があります。リモートのアクティビティーを構成するには、[Remote Target Configuration] ダイアログボックスを使用し、リモート・ターゲット・システム (ホスト、ユーザー、パスワード、ポート) を指定してください。詳細は、オンラインヘルプの「Remote Target Configuration Dialog Box」のトピックを参照してください。
[Remote Target Configuration] ダイアログボックスで、リモート・ターゲット・システムの IP アドレスのみを指定する場合、 VTUNE_RDC_DEFUSER 環境変数にリモートシステムのユーザー名が設定されていることを確認してください。リモート Linux システムのユーザー名を特定するため、VTune™ アナライザーは VTUNE_RDC_DEFUSER 環境変数を確認し、設定されていない場合はローカル (Windows) アカウント名を使用します。
Marvell PXA* ファミリー・プロセッサー情報
2006 年 11 月 8 日付けで Intel® Cellular Handheld Group は Marvell 社に合併されました。このため、Intel XScale® テクノロジーをベースとした Marvell PXA プロセッサー・ファミリーのサポートは、Marvell 社より提供されます。引き続き、VTune™ アナライザーを Marvell PXA プロセッサーのパフォーマンス解析に使用できますが、2 点変更があります。
まず、Marvell PXA コレクターとドキュメント・パッケージは別途ダウンロードする必要があります。最終的には、コレクターは Marvell 社がホストしている Web サイトに移動される予定ですが、現時点では、インテル® レジストレーション・センターのリモート・エージェントのリンク下の VTune™ アナライザー 9.0 Windows 版製品のダウンロード・エリアで入手可能です。(これらのコレクターは VTune™ アナライザーを使用して、Marvell PXA プロセッサーをチューニングする場合にのみ必要です。非 PXA プロセッサーのみをチューニングする場合は、PXA コレクターをダウンロードする必要はありません)
次に、PXA プロセッサー解析のサポートは Marvell 社から提供されます。サポートアカウントを入手するには、お手数ですが、account_req@support.marvell.com まで電子メールにて英語でお問い合わせください。 ログイン情報を入手したら、Marvell サポート Web サイト https://support.marvell.com にログインしてください。
Java* のサポート
- VTune™ アナライザーは、同じコールグラフで Win32* 関数と Java 関数を同時に表示できます。サポートされている Java 環境のバージョンは、上記の表の、「対応コンパイラーと開発環境」を参照してください。
- Itanium® ベースの Linux システムにおけるリモートでの Java プロファイリングがサポートされました。プロファイリングは、ウィザードの
[Remote] ダイアログボックスから行います。
- IBM JDK 1.5.0 は、JAVA_TOOL_OPTIONS 環境変数をサポートしていません。ウィザードでアクティビティーを設定する際に、手動で -agentlib:javaperf (サンプリング用) または -agentlib:javaperf=cg (コールグラフ用) オプションを Java コマンドラインに追加する必要があります。[SCR #30763]
-
IBM JDK バージョン 1.4 または 1.5 を使用して、サンプリング・データやコールグラフ・データから Java ソースコードにドリルダウンする際、ソースビューは、行に関連付けられているすべてのデータとともに、メソッドの最後の行で開きます。この動作は、JVM により VTune™ アナライザーに不完全な行情報が渡されるために起こります。[SCR #30826]
-
IBM または Sun JDK バージョン 1.5 を使用して、サンプリング・データやコールグラフ・データから Java ソースコードにドリルダウンする際、"Line number information is not available for this module.Only Disassembly view will be available.Do you want to continue?" というエラーメッセージが表示されることがあります。これは、一部のメソッドでは、JIT された (例: ネイティブ) コードからマネージド (例: Java) コードへのマッピングが、JVM により提供されていないことが原因です。そのため、VTune™ アナライザーではディスアセンブリー命令しか表示できません。[SCR#31305]
-
Java アプリケーションで収集されたサンプリング・データを表示する際、明らかなサンプルの損失がみられるという既知の問題があります。これは、Java Virtual Machine (JVM) がメソッドを再度 JIT し、そのためにアプリケーションのライフタイム中に、実際には複数のメソッドのインスタンスが存在することが原因で発生します。"Grouped by Function" で Hotspot を参照中、Hotspot ビューからソースにドリルダウンすると、ソースビューで表示されるメソッドのサンプル合計数と Hotspot ビューで表示される数とが異なることがあります。この問題が発生した場合は、"Grouped by RVA" で Hotspot を表示してから、"Function Name" 列を確認し、メソッド名を参照してください。"Grouped by RVA" での Hotspot ビューからドリルダウンすることにより、JIT されたメソッドの各インスタンスを確認することができます。[SCR#30827]
Microsoft Visual Studio のサポート
- VTune™ アナライザーは、Microsoft Visual Studio の次のバージョンにプラグインされます。
- Microsoft Visual Studio .NET 2002
- Microsoft Visual Studio .NET 2003
- Microsoft Visual Studio 2005
- Microsoft Visual Studio 2008
- Visual Studio 2008 統合は、64 ビット版の Windows Vista およびインテル® 64 対応プロセッサー上の Windows Server 2008 を除く、すべてのサポートされているプラットフォームで利用できます。VTune™ アナライザーは Windows Vista 64 ビット上のVisual Studio 2005 に統合し、またインテル® 64 対応プロセッサー上でスタンドアローンで動作します。Windows Vista 64 ビット上の Visual Studio 2008 との統合は今後のバージョンで予定されています。
- データ収集を、Microsoft Visual Studio IDE から直接起動できます。VTune™ アナライザーも、独立したツールとして、IDE から起動できます。
Microsoft Symbol Server のサポート
標準規則を使用して Microsoft Symbol Server へのパスを指定できるようになりました。例えば、シンボルファイルの [Configure] > [Options] > [Directories] プロパティー・ページ、または _NT_SYMBOL_PATH 環境変数で "SRV*c:\websymbols*http://msdl.microsoft.com/download/symbols" のように指定します。システムモジュールのシンボルをデバッグする必要がある場合は、この機能を使用してください。
Microsoft Symbol Server についての詳細は、次の Web サイトを参照してください:
http://www.microsoft.com/whdc/devtools/debugging/debugstart.mspx
- コールグラフ・インストルメンテーションには影響しません。
- Microsoft Symbol Server のパスを指定すると、次の操作、特にインターネットへの接続が遅くなることがあります。
- サンプリングの Hotspot ビューを開く
- ソースビューのドリルダウン
- コールグラフのシンボル解決
- スタティック・モジュール・ビューア
JIT プロファイリング API サポート
-
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーの JIT (Just-In-Time) プロファイリング API は、実行時に生成されたコードをプロファイルする機能を提供します。この API により、実行時に生成されたコードを、VTune™ アナライザーで利用可能なサンプリングとコールグラフ両方のプロファイラーで解析することができます。API の詳細は、jit_profiling_API.pdf (英語) を参照してください。
-
JIT プロファイリング・サポートを有効にするには、環境変数
ENABLE_JITPROFILING=1
を設定してください。
-
リモート Linux OS システムで JIT プロファイリングを実行するには、vtserver を起動するシェルで
BISTRO_COLLECTORS_DO_JIT_PROFILING
環境変数を定義してください。
例: export BISTRO_COLLECTORS_DO_JIT_PROFILING=1
既知の制限事項
このセクションでは、既知の制限事項について次のカテゴリー別 - 全般、サンプリング、Linux リモート・サンプリング、Windows 上のコールグラフ、Linux リモート・コールグラフ、コマンドライン・インターフェイス、カウンターモニター、スタティック解析、およびチューニング・アシスタント - に説明します。
全般
Windows Vista および Windows Server 2008:
- このリリースでは、非管理者権限での動作はサポートしていません。このため、VTune™ アナライザーを実行するには、ローカルの管理者でなければなりません。
- コールグラフ・プロファイリングは、Itanium® アーキテクチャー・システムで実行している Windows Server 2008 では動作しません。[SCR #31633]
Itanium® プロセッサーを使用しているシステム:
- アプリケーションを起動して [Terminate application when Activity ends] 設定 (データコレクターの設定ページからアクセスできます) のチェックを外し、サンプリングやカウンターモニター・データ・コレクターを含むアクティビティーを実行している場合、
アクティビティーの実行が終了する前に手動でアプリケーションを停止しないと、VTune™ アナライザーに関連する一部のプロセスは
VTune™ アナライザーを終了した後も終了しません。これらのプロセスは、Windows タスク マネージャを使用して安全に終了することができます。タスク マネージャで、次の名前のプロセス -
FileDialogW64.exe.exe
、FileSvr64.exe
、StandardExeCtrl64PT.exe
、vtunecca.exe
、VTuneEnv.exe
- を終了してください。
- Itanium® プロセッサー上での 32 ビット Java 仮想マシンや 32 ビット .NET 実行のサンプリングは、本リリースではサポートされていません。
- スタティック解析は、Itanium® プロセッサーではサポートされていません。[SCR #12400]
- vtl グローバル・オプション symbol_search_dirs は、64 ビット・オペレーティング・システムを実行する Itanium® プロセッサーまたはインテル® 64 対応プロセッサー搭載のシステムでは動作しません。[SCR #20983]
- Itanium® プロセッサー上での 32 ビット・アプリケーションのサンプリングは "Other64" に分類されるため、Hotspot にドリルダウンできません。[SCR #31392]
- JIT プロファイリング API は、Itanium® プロセッサーを使用しているシステムではサポートされていません。
インテル® Pentium® 4 プロセッサーを使用しているシステム:
イベント "Streaming SIMD Extensions Input Assists (TI)" をモニターする場合、アシストに対するすべての要求が実際に処理されるとは限らない点に注意してください。このイベントは、オーバーカウント として知られ、 パフォーマンスのペナルティーが発生しない、リタイアされていないパスの命令から、アシストに対する要求をカウントします。
サンプリング
Windows サンプリング:
Linux リモート・サンプリング:
コールグラフ
Windows 上のコールグラフ:
- VTune™ アナライザーの以前のバージョンで設定されたアクティビティーからコールグラフ・アクティビティーを設定することはできません。IA-32 ベース・システムの場合は
C:\Documents and Settings\<user_name>\Application Data\VTune\MasterProjects32 から <Install Dir>/Analyzer/Bin にファイルをコピーしてください。Itanium® ベース・システムの場合は C:\Documents and Settings\<user_name>\Application Data\VTune\MasterProjects64 から <Install Dir>/Analyzer/Binにファイルをコピーしてください。[SCR #28120]
- インテル® 64 対応システムで 64 ビット・オペレーティング・システムを使用している ASP .NET アプリケーションのコールグラフ・プロファイリングを実行すると、オペレーティング・システムが再起動することがあります。 この問題は、収集が完了した後に VTune™ アナライザーが一部の IIS 関連のサービスをシャットダウンしようとするために発生します。この問題を解決するには、ASP .NET アプリケーションのコールグラフ・セッションを実行するときプロセス/サービスの終了に同意しないようにしてください。[SCR # 25710]
- ASP .NET アプリケーションのコールグラフ・プロファイリングは、.NET CLR 2.0 ベータ 2 がインストールされているシステムでは動作しません。本バージョンの .NET CLR は、デフォルトでは、Windows Vista ベータ 1 および Windows Longhorn Server ベータ 1 で利用できます。アプリケーションは開始せず、Internet Explorer がエラー "Server Application Unavailable" を表示します。 この問題は .NET CLR 2.0 のリリースバージョンでは発生しないため、問題を解決するには、ベータ 2 バージョンをリリースバージョンにアップグレードしてください。[SCR #25440]
-
混合モードでの ASP .NET アプリケーションのコールグラフ・プロファイリングは、インテル® 64 対応システムおよび Itanium® アーキテクチャー・システムで実行している 64 ビット・オペレーティング・システム上でネイティブモジュールをインストルメントしません。このため、jit モジュールの結果のみ表示されます。[SCR #25819]
- コールグラフのサポートは、バイナリー・インストルメントに基づきます。関数がインストルメントされない理由はいくつかあります。
- バイナリー中の関数のシンボルがない。
- 最適化コンパイラーが (関数呼び出しの代わりに) 別の関数への呼び出しにジャンプを使用している、または同じ関数に複数のエントリーポイントがある。この場合、2 つの関数は 1 つの関数としてみなされ、1 つのエントリーポイントのみインストルメントされます。
- 関数の最初の基本ブロックが 5 バイトより小さい。
- インテル® 64 対応プロセッサーで実行されている 64 ビット・オペレーティング・システムでは、モジュールにインストルメント・コードを挿入するスペースがない。
- VTune™ アナライザー 6.1 で作成されたコールグラフ・アクティビティーは、本バージョンの VTune™ アナライザーで再実行できません。結果を開いて解析することはできますが、新しい結果を得るには、アクティビティーを再度作成する必要があります。
- Cygwin* でビルドされたアプリケーションはサポートされていません。[SCR #26059]
-
コールグラフで Microsoft Windows のスクリーンセーバー (
*.scr
) をプロファイルすることはできません。[SCR #13858]
- coff 形式のデバッグ情報を含むバイナリーのプロファイリングは推奨しません。この種のバイナリーは、
/debugtype:coff
リンカーオプションを使用して生成されます。このデバッグ情報が正確でないために、インストルメントされたアプリケーションが実行中にクラッシュする可能性があります。[SCR #14226, 14238, 14242]
- Windows のサービスをプロファイリングする場合、no-application-to-launch または external launcher モードを使用して、VTune™ アナライザーの外でアプリケーションを起動してください。サービスのログオン情報が正しく設定され、プロファイリングを行うユーザーのアカウントが使用されていることを確認してください。次の操作を行います。
-
[コントロール パネル] > [管理ツール] > [サービス] を選択します。
-
[サービス] を右クリックして、[プロパティ] を選択します。
[<サービス名> のプロパティ] ダイアログボックスが表示されます。
-
[ログオン] タブを選択します。
-
[アカウント] オプションを選択して、プロファイリングするユーザーのアカウントを指定します。
Visual Test などのテスト環境から起動されたプロセス外の COM サーバーや実行ファイルをコールグラフでプロファイルするには、[No application to launch] または他の起動アプリケーションを選択 (対象となるモジュールから起動アプリケーションを削除) して、[Configure Call Graph] ダイアログボックスでプロファイルする実行ファイルの [Force Instrumentation] カラムで [Yes] を選択します。
- no-application-to-launch モードまたは external launcher モードを使用すると、オペレーティング・システムとバージョンによっては、システムの実行ファイルをインストルメントできません。これは、オペレーティング・システムが、システムの実行ファイルの変更を検出して、それらのファイルをオリジナルの状態に復元するためです。
- コールグラフ・プロファイリングは、64 ビット・オペレーティング・システムを実行する、Itanium® プロセッサーまたはインテル® 64 対応プロセッサー搭載のシステムでは、COM メソッドのプロファイリングをサポートしていません。
- ネイティブ関数がマネージド・コードから呼び出されると、すべてのネイティブ関数の呼び出し先が、オリジナルのマネージド関数の呼び出し先として表示されます。[SCR #14743]
-
ファイバーと COM アクティビティーは、stand-alone-dll モード (対象となるモジュール中の dll モジュールのみ) で DLL をプロファイリングする場合はサポートされません。
- Itanium® プロセッサーを搭載したシステムで 32 ビット・アプリケーションをプロファイリングしてコールグラフを実行するとき、実行ディレクトリーと
%WINDIR%\System32
ディレクトリーの両方に同じ Microsoft DLL のコピーがあると、エラーが発生します。このエラーが発生しないようにするには、%WINDIR%\System32
にある DLL が使用されるように、実行ディレクトリーにある Microsoft DLL のすべてのコピーを削除してください。[SCR #11173] - VTune™ アナライザーのコールグラフ・テクノロジーは、バイナリーまたは実行ファイルのディスクイメージを変更します。OS またはシステムで、Windows Server 2003 の Windows ファイル保護 (WFP) サービスのような、バイナリーおよびファイルへの変更を防ぐ特別な保護機能が有効になっている場合、コールグラフ・テクノロジーは動作しません。この場合、VTune™ アナライザーはアプリケーションをプロファイルできません。現時点でこの問題を回避する唯一の方法は、OS の以前のリリースを利用することです。[SCR#31701]
- ISAPI 拡張プログラムをプロファイルするには、以下の点を確認してください。
- オリジナルのインストルメントされていない拡張プログラムが開始前にアンロードされる。
- VTune™ アナライザーが生成した、インストルメントされた拡張プログラムが終了後にアンロードされる。次の手順を実行します。
- コマンドライン・ウィンドウを開いて、iisreset コマンドを実行し、IIS サーバーを再起動してすべてのロードされている拡張プログラムをアンロードします。
- VTune™ アナライザーを実行して、[No application to launch] で、対象となるモジュールとしてすべての拡張プログラム DLL を選択し、コールグラフ・プロジェクトを作成します。
-
プロジェクトを実行します。
- ベンチマークを実行します。
-
ベンチマークが終了した後に、コマンドライン・ウィンドウを開いて、
iisreset
コマンドを実行し、IIS サーバーを再起動してすべてのロードされている拡張プログラムをアンロードします。 - VTune™ アナライザーで [Stop] ボタンを押して、プロファイリングを停止し、収集されたプロファイル・データを表示します。
- VTune™ アナライザーの Windows コマンドライン・インターフェイスを使用したコールグラフ・データの収集は、現在サポートされていません。コールグラフ・データを収集するには、VTune™ アナライザーの GUI を使用してください。
- Windows 互換モードでのアプリケーションのプロファイリングはサポートされていません。[SCR #20704]
- 署名された Windows バイナリーイメージをコールグラフでインストルメントすると、VTune™ アナライザーは次のメッセージを表示します。
<your_app.exe> - Bad Image
<binary_image_of_some_file> is either not designed to run on Windows or it contains an error. Try installing the program again using the original installation media or contact your system administrator or the sofware vendor for support.
[OK] をクリックして続行します。アプリケーションは正しく動作しますが、影響のあるイメージに関するプロファイリング・データは収集されません。インタラクティブ・メッセージ (例えば、テスト、スクリプト、コンソール・アプリケーションの自動化) が表示されないように、影響のあるイメージのインストルメンテーション・レベルを "Minimal" に変更することを推奨します。[SCR#32326]
Linux リモート・コールグラフ:
コマンドライン・インターフェイス
- VTune™ アナライザーのコマンドを使用するとき、パス名とファイル名の長さは合計 250 文字以下でなければなりません。これは、データベースの制限です。[SCR #15423]
- vtl グローバル・オプション symbol_search_dirs は、64 ビット・オペレーティング・システムを実行する Itanium® プロセッサーまたはインテル® 64 対応プロセッサー搭載のシステムでは動作しません。[SCR #20983]
カウンターモニター
- Windows Server 2003 で、Power Users グループに所属しているアカウントでカウンターモニターを実行しようとすると、"The performance system on this computer does not work properly; some performance objects can’t be initialized. Registry corruption could be a possible reason." というエラーが表示され、カウンターモニターを実行できません。このエラーが表示された場合、Administrators グループに所属しているアカウントでカウンターモニターを実行してください。
スタティック解析
- スタティック解析は、Itanium® プロセッサーではサポートされていません。[SCR #12400]
- Microsoft .NET Common Language Runtime 関数を含むバイナリーを、スタティック・モジュール・ビューで表示すると、関数とソースファイルの組み合わせが一致しないことがあります。[SCR #11650]
-
ソースビューのスタティック解析では、アクティビティー結果のプロセッサーではなく、[Change Processor] コンテキスト・メニューに表示されるデフォルト・プロセッサーが使用されます。デフォルト・プロセッサーは、ホスト・プロセッサー・タイプとして設定されます。モジュールが、ホストのプロセッサー・アーキテクチャーと異なるプロセッサー・アーキテクチャー用である場合、デフォルト・プロセッサーは、そのアーキテクチャー・ファミリーで最新のプロセッサーとして設定されます。[SCR #14267] [SCR #12407]
チューニング・アシスタント
- チューニング・アシスタントは、次のプロセッサーのチューニング・アドバイスのみをサポートしています。
- インテル® Pentium® 4 プロセッサー
- インテル® Pentium® M プロセッサー
- インテル® Core™ Solo プロセッサー
- インテル® Core™ Duo プロセッサー
- インテル® Core™2 Duo プロセッサー
- インテル® Xeon® プロセッサー 5100 番台
- インテル® Itanium® プロセッサー
- チューニング・アシスタントは、ソースコードで Microsoft Visual C++ .NET の高度な機能が使用されているときに、ソースビューから起動されると、ソースベースのアドバイス生成に関するエラーを報告します。この問題を解決するには、[Options] (Configure > Options) ダイアログボックスの [Intel(R) Tuning Assistant] > [Source Information] セクションで、[Disable source-based tuning advice] オプションをチェックして、ソースベースのアドバイスを無効にしてください。
- チューニング・アシスタントは、Hotspot またはソースビューでの 2 つの異なるバイナリーの比較をサポートしていません。この場合、チューニング・アシスタントは、エラーメッセージ "A valid comparison cannot be made because the RVA values selected in these views will not correlate to the same functions in the two different binaries." を生成するか、何も表示しません。この問題を回避するには、2 つの異なるバイナリーを比較するときに、プロセスまたはモジュールビューからのみ、アドバイスを要求するようにしてください。
- MOB Replays Retired イベントは、precise モードでは正しいデータを報告しません。このイベントは、デフォルトで precise モードが有効になっています。precise モードを無効にするには、"Select Events" リストにイベントを追加して、[Precise Event] チェックボックスのチェックを外してから、 イベントをダブルクリックしてください。
- サンプリング・ウィザードで [Automatically generate tuning advice] オプションが選択されていると、チューニング・アシスタントが "No Sampling data for the selected context." と報告することがあります。チューニング・アドバイスを自動的に生成している場合、[Tuning Assistant Options for Sampling] ダイアログで [Analyze the current selection] オプションがデフォルトで選択されています。これは、チューニング・アシスタントが、(サンプリング・ウィザードの) [Application to launch] で選択されているプロセスと、(サンプリング・ウィザードの) [modules of interest] リストで選択されているモジュールで収集されたサンプルを解析しようとするためです。このプロセスとモジュールの組み合わせでサンプルが収集されなかった場合、エラーメッセージ "No
Sampling data for the selected context" が表示されます。(例: これは、[Application to launch] が、対象となるモジュールを含む実際のアプリケーションを起動するスクリプトだった場合に発生します)。この場合、サンプリング・データが収集された後に、アドバイスが必要なプロセスやモジュールを選択して、チューニング・アドバイスを手動で起動してください ([F8] キーを押すか、[View] メニューから [Get Tuning Advice] を選択します)。
- サンプリング・オーバー・タイム・ビューで指定された時間の範囲にズームした後、従来のサンプリング・ビューに切り替え、チューニング・アシスタントを起動すると、チューニング・アシスタントは、ズームした時間の範囲ではなく、時間の範囲全体のワークロードに対してレポートを行います。
- インポートした結果に対するチューニング・アドバイスの取得はサポートされていません。[SCR #17452]
テクニカルサポートとフィードバック
インテル® プレミアサポートへの登録
本製品で提供されるツールについてのテクニカルサポートを受けたり、FAQ や製品のアップデート情報を含むテクニカル情報を入手するには、シリアル番号を登録するときに、インテル® レジストレーション・センターで [インテル® プレミアサポート] をクリックして、インテル® プレミアサポート用のアカウントを登録してください。
注意: サポートの登録は、リリース製品かプレリリース製品 (アルファ版、ベータ版など) かによって異なります。http://support.intel.com/ には、リリース製品の情報のみ掲載されています。
パスワードを忘れた場合は、インテル® レジストレーション・センターのサービスでパスワードをリセットしてください。パスワードをリセットできない場合は、テクニカルサポートへのお問い合わせページで "Forgot Password?" リンクをクリックしてください。セキュリティー上の理由により、技術的な問題についてはお答えできませんのでご了承ください。
ヘルプとユーザーフォーラム
インテルでは、チュートリアル、既知の問題点、製品エラッタ、互換性に関する情報や、FAQ への回答をオンラインで提供しています。
インテル® ソフトウェア開発製品のテクニカルサポート:
インテル® ソフトウェア開発製品のテクニカルサポート Web サイト (英語) では、さまざまな情報を提供しています。
http://www.intel.co.jp/jp/software/products/index.htm
質問に対する回答、製品を効率的に使用するための情報にアクセスすることができます。
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーの製品サポート
VTune™ アナライザーの製品サポート Web サイト (英語) では、技術的な問題、FAQ、製品ドキュメントおよび製品エラッタ情報にアクセスすることができます。
http://www.intel.com/cd/software/products/asmo-na/eng/311510.htm
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーのデベロッパー・フォーラム:
VTune™ アナライザーのユーザーは、インテル® デベロッパー・サービス・フォーラム (英語) の、VTune™ アナライザー・ソフトウェアに関するフォーラムに参加することができます。これらのフォーラムでは、技術的ではない内容から高度な内容まで、さまざまな内容をカバーしています。
http://softwareforums.intel.com/ids
フォーラムは管理者によって運営されていますが、機能、使いやすさ、バグへの対処方法、一般的な使用方法など、VTune™ アナライザーに関する内容について発言してかまいません。
問題の送信方法
インテルでは、お客様からのフィードバックを非常に重視しております。インテル® プレミアサポート Web サイトから問題を送信する手順を次に示します。
- ブラウザーで http://www.intel.com/software/products/registrationcenter/index.htm を開いてログインします。問題を送信するには、ブラウザーで Java および Java スクリプトを有効にする必要があります。
- ログイン後、右下の [インテル® プレミアサポート] リンクをクリックします。
- 「Confidentiality Statement (機密保護について)」を読み、[I Accept] ボタンをクリックします。
- 左側のナビゲーション・バーの [Submit Issue] リンクをクリックします。
- [Product Type] ドロップダウン・リストから [Initiatives, technologies & tools] を選択します。
- [Product Name] ドロップダウン・リストから [VTune(TM) Performance Analyzer] を選択し、
適切なフィールドでバージョンを指定します。
-
質問を入力します。ウィンドウの残りのフィールドも記入して、問題箇所の送信を完了します。
- 問題、その他ご意見を入力してください。問題の報告の場合は、その問題を再現できるように、できるだけ具体的に説明してください。コンパイラーの問題報告の場合は、できるだけコンパイラー・オプションと簡単なテストコードを追加してください。
-
システム構成情報を入力します。オペレーティング・システムの名前、バージョン、
ビルド番号、インストールしたアプリケーションの名前とバージョンなど、
問題点の特定に役立つと思われるすべての情報が含まれていることを確認してください。
情報を収集するには、vtqfagent.cmd スクリプトファイルを実行します。スクリプトは通常、C:\Program Files\Intel\VTune ディレクトリーに含まれています。スクリプトを実行すると、[マイ ドキュメント] ディレクトリーに vtqfagent_log ディレクトリーが作成されます。[Attach File] リンクを使用して、このディレクトリーの内容を問題に添付します。vtqfagent_log ディレクトリーに作成される情報はすべてテキスト形式です。アップロードする前に、機密情報が含まれていないか内容を確認してください。
テクニカルサポートでは、通常、1 営業日以内に回答をお送りしております。
-
ドキュメント
インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザーWindows 版のドキュメントには次のものが含まれます。
- 本リリースノート
- インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー Linux 版リモート・エージェントのインストール方法
- オンラインヘルプと、[VTune Performance Analyzer] > [Demos] ブックの主な機能のデモ
- 命令セット・リファレンス・マニュアル (PDF)
- 『VTune™ Performance Analyzer Essentials, Measurement and Tuning Techniques for Software Developers』からの抜粋
- VTune™ パフォーマンス・アナライザーを使用したランタイムに生成され解釈されるコードのプロファイリング (PDF)
オンラインヘルプ
VTune™ アナライザーのオンラインヘルプには、VTune™ アナライザーの使用に関するすべての情報が含まれています。このヘルプは HTML ヘルプ 1 形式で、HTML ヘルプビューアーで表示することができます。VTune™ アナライザーが Microsoft Visual Studio .NET 環境に統合されている場合、Microsoft Visual Studio .NET ヘルプ・コレクションから、VTune™ Performance Tools という名前の Help 2 モジュールを利用可能です。このモジュールは、主要な VTune™ アナライザーの概念をカバーし、HTML ヘルプ 1 形式のオンラインヘルプ中のトピックへのリンクが含まれています。
オンラインヘルプを表示するには、[Help] メニューの項目を選択します。また、次のいずれかの方法で、状況依存ヘルプを表示することもできます。
- アクティブな VTune™ アナライザー・ウィンドウで [F1] キーを押す。ダイアログボックスに [Help] ボタンが含まれている場合は、[Help] ボタンをクリックすると、そのダイアログボックスのヘルプトピックが表示されます。
- [スタート] > [プログラム] > [Intel® Software Development Tools] > [Intel® VTune™ Performance Analyzer] を選択し、プログラムグループで利用可能なヘルプファイルを選択する。
- ダイアログボックスまたはビューの項目を右クリックして、[What's This?] を選択する。
-
追加情報
関連製品とサービス
インテル® ソフトウェア開発製品に関する情報は、http://www.intel.co.jp/jp/software/products/index.htm を参照してください。その他の情報は、次の製品関連サイトを参照してください。
著作権と商標について
本資料に掲載されている情報は、インテル製品の概要説明を目的としたものです。本資料は、明示されているか否かにかかわらず、また禁反言によるとよらずにかかわらず、いかなる知的財産権のライセンスも許諾するものではありません。製品に付属の売買契約書『Intel's Terms and Conditions of Sale』に規定されている場合を除き、インテルはいかなる責を負うものではなく、またインテル製品の販売や使用に関する明示または黙示の保証 (特定目的への適合性、商品性に関する保証、第三者の特許権、著作権、その他知的財産権の侵害への保証を含む) にも一切応じないものとします。
インテルによる書面での合意がない限り、インテル製品は、その欠陥や故障によって人身事故が発生するようなアプリケーションでの使用を想定した設計は行われていません。
インテル製品は、予告なく仕様や説明が変更される場合があります。機能または命令の一覧で「留保」または「未定義」と記されているものがありますが、その「機能が存在しない」あるいは「性質が留保付である」という状態を設計の前提にしないでください。これらの項目は、インテルが将来のために留保しているものです。インテルが将来これらの項目を定義したことにより、衝突が生じたり互換性が失われたりしても、インテルは一切責任を負いません。この情報は予告なく変更されることがあります。この情報だけに基づいて設計を最終的なものとしないでください。
本資料で説明されている製品には、エラッタと呼ばれる設計上の不具合が含まれている可能性があり、公表されている仕様とは異なる動作をする場合があります。そのようなエラッタは、インテルの保証範囲外です。現在確認済みのエラッタについては、インテルまでお問い合わせください。
最新の仕様をご希望の場合や製品をご注文の場合は、お近くのインテルの営業所または販売代理店にお問い合わせください。
本書で紹介されている注文番号付きのドキュメントや、インテルのその他の資料を入手するには、1-800-548-4725 (アメリカ合衆国) までご連絡いただくか、インテルの Web サイトを参照してください。
インテル・プロセッサー・ナンバーはパフォーマンスの指標ではありません。プロセッサー・ナンバーは同一プロセッサー・ファミリー内の製品の機能を区別します。異なるプロセッサー・ファミリー間の機能の区別には用いません。詳細については、http://www.intel.co.jp/jp/products/processor_number/ を参照してください。
Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Core、Intel XScale、Celeron、Itanium、Pentium、VTune、Xeon は、アメリカ合衆国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の表示、商標または登録商標です。
© 2008 Intel Corporation. 無断での引用、転載を禁じます。