インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
オブジェクトごとに個別の最適化レポートを生成します。 -qopt-report-per-object は、古いオプション -opt-report-per-object の後継オプションです。
Linux* および OS X*: | -qopt-report-per-object |
Windows®: | /Qopt-report-per-object |
なし
オフ |
最適化レポートは生成されません。 |
このオプションは、オブジェクトごとに個別の最適化レポートを生成します。
単一ファイルのコンパイル時にこのオプションを指定すると、作成されるオブジェクト・ファイルまたはアセンブリー・ファイルごとに、拡張子が .optrpt のファイルが生成されます。 複数ファイルのプロシージャー間の最適化 (IPO) のコンパイルでは、コンパイル時に生成される N 個の オブジェクトそれぞれに 1 つのファイルが生成されます。 生成されるオブジェクト・ファイルが 1 つのみの場合、最適化レポートファイルの名前は ipo_out.optrpt になります。 生成されるオブジェクト・ファイルが複数の場合 (N>1)、最適化レポートファイルの名前は ipo_out1.optprt、ipo_out2.optrpt、...、ipo_outN.optrpt のようになります。
.optrpt ファイルは、コンパイル処理のターゲット・ディレクトリーに生成されます。 オブジェクト・ファイルまたはアセンブリー・ファイルが明示的に作成される場合、対応する .optrpt ファイルはオブジェクト・ファイルと同じディレクトリーに生成されます。 オブジェクト・ファイルが一時ファイルであり、実行ファイルが生成される場合、対応する .optrpt ファイルは実行ファイルと同じディレクトリーに生成されます。
このオプションを使用する場合、[q または Q]opt-report オプションを指定する必要はありません。
最適化レポートが有効な場合、デフォルトは -qopt-report-phase=all (Linux* および OS X*) または /Qopt-report-phase:all (Windows®) です。
なし