インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
このトピックは、インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャーにのみ適用されます。
ターゲットが CPU のみの実行の場合にビルドされないコードを記述できます。
デフォルトでは、コンパイラーはマクロ __INTEL_OFFLOAD を定義します。 ソースコードを (ヘテロジニアスまたはネイティブに) コプロセッサーで実行するようにカスタマイズしている場合、#ifdef __INTEL_OFFLOAD セクション内にコードを記述できます。
例えば、このマクロを使用してオフロードビルドでのみ実行されるようにホストのコードを保護できます (offload.h の omp_set_num_threads_target ファミリーの API の呼び出しなど)。
ホスト・コンパイラーのセクションは、[Q]offload optional コンパイラー・オプション、Qmic コンパイラー・オプション (Windows®)、または mmic コンパイラー・オプション (Linux*) を指定してコンパイルした場合のみ動作します。
#include <stdio.h>
__declspec(target(mic)) void print()
{
#ifdef __INTEL_OFFLOAD
#ifdef __MIC__
printf("Using offload compiler : Hello from the coprocessor\n");
fflush(0);
#elif __TARGET_ARCH_MIC
printf("Using offload compiler : Hello from the coprocessor\n");
fflush(0);
#else /* !__MIC__ and !__TARGET_ARCH_MIC */
printf("Using offload compiler : Hello from the CPU\n");
#endif /* __MIC__ */
#else /* !__INTEL_OFFLOAD */
printf("Using host compiler : Hello from the CPU\n");
#endif /* __INTEL_OFFLOAD */
}
int main()
{
#pragma offload target(mic)
print();
}