インテル® C++ コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
コンパイル時の診断情報の表示を制御します。
Linux* および OS X*: | -diag-type=diag-list |
Windows®: | /Qdiag-type:diag-list |
type |
診断に対して行う処理です。設定可能な値は以下のとおりです。
|
||||||||||||||||||||||||||
diag-list |
診断グループまたは ID の値です。設定可能な値は以下のとおりです。
生成された診断メッセージは、[Q]x、/arch (Windows®) または -m (Linux* および OS X*) などの一部のオプションによる影響を受けます。 |
オフ |
デフォルトでは、コンパイラーは特定の診断メッセージを発行します。 |
このオプションは、コンパイル時の診断情報の表示を制御します。 [Q]diag-file オプションが指定されている場合を除き、診断メッセージは stderr に出力されます。
ベクトル化によって通知される診断情報を制御するには、[q または Q]opt-report と [q または Q]opt-report-phase:vec を指定します。
自動並列化によって通知される診断情報を制御するには、[q または Q]opt-report と [q または Q]opt-report-phase:par を指定します。
Visual Studio®: [Diagnostics (診断)] > [Disable Specific Diagnostics (特定の診断を無効にする)] (/Qdiag-disable:id)
[Advanced (詳細)] > [Disable Specific Warnings (指定の警告を無効にする)] (/Qdiag-disable)
Eclipse*: [Compilation Diagnostics (コンパイル診断)] > [Disable Specific Diagnostics (特定の診断を無効にする)]
Xcode*: [Diagnostics (診断)] > [Disable Specific Diagnostics (特定の診断を無効にする)]
enable vec |
Linux* および OS X*: -qopt-report; -qopt-report -qopt-report-phase=vec Windows®: /Qopt-report; /Qopt-report /Qopt-report-phase:vec |
disable vec |
Linux* および OS X*: -qopt-report=0 -qopt-report-phase=vec Windows®: /Qopt-report:0 /Qopt-report-phase:vec |
enable par |
Linux* および OS X*: -qopt-report; -qopt-report -qopt-report-phase=par Windows®: /Qopt-report; /Qopt-report /Qopt-report-phase:par |
disable par |
Linux* および OS X*: -qopt-report=0 -qopt-report-phase=par Windows®: /Qopt-report:0 /Qopt-report-phase:par |
次の例は、診断 ID 117、230、および 450 を有効にします。
次の例は、ベクトル化診断メッセージを警告に変更します。
警告に変更する前に、ベクトル化診断を有効にする必要があります。
次の例は、すべての自動並列化診断メッセージを無効にします。
次の例は、すべての警告とリマークをエラーに変更します。
次の例は、ベクトル化診断メッセージのみを出力します。