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インテル® Fortran コンパイラー 17.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

ディレクティブを使用したターゲット固有のコードの記述

このトピックは、インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャーにのみ適用されます。

このトピックは、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー x100 製品ファミリー (開発コード名 Knights Corner) にのみ適用されます。

ターゲット固有の関数を利用するように、ターゲットで実行する関数とオフロードコードのセクションを記述することができます。

コンパイラーは、コプロセッサー向けのコードを生成するとき、対象となるコプロセッサー・アーキテクチャー用のディレクティブを定義します (例えば、インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー x100 製品ファミリー (開発コード名 Knights Corner) の場合は __MIC__)。 !DIR$ if defined __MIC__ セクション内にターゲット固有のコードを記述することができます。

!DIR$ OMP OFFLOAD 文に続く文の内部でディレクティブを使用しないでください。 ただし、ディレクティブから呼び出されるサブプログラムではマクロを使用することができます。

クラス F32vec の実装は CPU とコプロセッサー専用です。 コプロセッサーで実行する場合、オフロードコードで専用バージョンを使用できます。 オフロードに失敗して構造を CPU で実行する場合は、CPU バージョンを使用します。

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