インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
プロファイル情報が有効な場合、関数の順序設定を有効/無効にします。
Linux*: | -prof-func-order -no-prof-func-order |
macOS*: | なし |
Windows*: | /Qprof-func-order /Qprof-func-order- |
なし
-no-prof-func-order |
関数の順序設定を無効にします。 |
このオプションは、プロファイル情報が有効な場合、関数の順序設定を有効/無効にします。
このオプションを有効にするには、次のことを行います。
インストルメンテーション・コンパイルには、[Q]prof-gen setting srcpos オプションを指定します。
フィードバック・コンパイルには、[Q]prof-use オプションを指定します。[Q]ipo や [Q]ipo-c などのオプションで、複数ファイルの最適化を行ってはなりません。
[Q]prof-use オプションによりプロファイル情報が有効な場合、[Q]prof-func-groups オプションが設定され、関数のグループ化が有効になります。しかし、明示的に [Q]prof-func-order オプションを有効にすると、関数のグループ化の代わりに、関数の順序設定が行われます。
Linux* システムでは、このオプションは Linux* リンカー 2.15.94.0.1 またはそれ以降でのみ利用可能です。
関数のグループ化および関数の順序設定のホット性しきい値を設定するには、[Q]prof-hotness-threshold オプションを指定してください。
なし
次の例は、Windows* でこのオプションを使用する方法を示します。
icl /Qprof-gen:globdata file1.c file2.c /Fe instrumented.exe ./instrumented.exe icl /Qprof-use /Qprof-func-order file1.c file2.c /Fe feedback.exe
次の例は、Linux* でこのオプションを使用する方法を示します。
icc -prof-gen:globdata file1.c file2.c -o instrumented ./instrumented.exe icc -prof-use -prof-func-order file1.c file2.c -o feedback