インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

prof-hotness-threshold、Qprof-hotness-threshold

関数のグループ化と関数の順序設定のホット性しきい値を設定します。

アーキテクチャーの制限

インテル® グラフィックス・テクノロジーをターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャー、または IA-32 アーキテクチャーで実行するインテル® グラフィックス・テクノロジーをターゲットとする場合は利用できません。

構文

Linux*:

-prof-hotness-threshold=n

macOS*:

なし

Windows*:

/Qprof-hotness-threshold:n

引数

n

ホット性しきい値です。n は % で、0 から 100 までの範囲内で指定します。0 を指定すると、関数のグループ化と関数の順序設定のホット性しきい値設定は無効になります。

デフォルト

オフ

コンパイラーのデフォルトのホット性しきい値 10% が有効になります。

説明

このオプションは、関数のグループ化と関数の順序設定のホット性しきい値を設定します。

"ホット性しきい値" は、アプリケーションの関数の比率で、アプリケーションのホット領域に配置されます。ホット領域とは、最も頻繁に実行されるアプリケーションの箇所です。これらの関数を 1 つのホット領域にグループ化することにより、命令キャッシュ中に残る可能性が増加します。これは、アプリケーションのパフォーマンス向上につながります。

このオプションを有効にするには、[Q]prof-use オプションと、次のいずれかを指定します。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし

関連情報