インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

Qsafeseh

安全な例外処理のために例外ハンドラーを登録します。

アーキテクチャーの制限

IA-32 アーキテクチャーでのみ利用できます。

構文

Linux* および macOS*:

なし

Windows*:

/Qsafeseh[-]

引数

なし

デフォルト

オン

安全な例外処理のために例外ハンドラーを有効にします。

説明

安全な例外処理のために例外ハンドラーを登録します。また、オブジェクトにハンドラーが含まれているかどうかにかかわらず、オブジェクトを "登録された例外処理機能と互換性あり" とマークします。Windows* のリンカーは、イメージにビルドされるすべてのオブジェクトが互換性ありと表記されている場合のみ、"特別に登録された EH テーブル" を生成するので、このオプションは重要です。互換性ありと表記されていないオブジェクトがある場合は、EH テーブルは生成されません。

デジタル署名は安全性を保証します。デバイスドライバーなど、Windows* に付属しているコンポーネントにはデジタル署名が必要です。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし

関連情報