インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

EH

実行する例外処理モデルを指定します。

構文

Linux* および macOS*:

なし

Windows*:

/EHtype

/EHtype-

引数

type

例外処理モデルを指定します。設定可能な値は以下のとおりです。

a

非同期型 C++ 例外処理モデルを指定します。

s

同期型 C++ 例外処理モデルを指定します。

c

extern "C " 関数から例外がスローされないと仮定します。

r

すべての noexcept 関数のランタイム終了チェックを生成するようにコンパイラーに指示します。noexcept 属性を含むすべての関数でランタイム終了チェックを行います。

c を指定した場合は、a または s も指定する必要があります。

デフォルト

オフ

一部の例外処理は、デフォルトで実行されます。

説明

このオプションは、実行する例外処理モデルを指定します。

オプションの否定形を指定すると、type または最後の type (2 つある場合) の例外処理が無効になります。例えば、/EHsc- を指定すると、/EHs と解釈されます。

/EH オプションの詳細は、Microsoft* のドキュメントを参照してください。

IDE オプション

Visual Studio*: [Code Generation (コード生成)] > [Enable C++ Exceptions (C++ の例外を有効にする)]

Eclipse*: なし

Xcode*: なし

代替オプション

/EHsc

Linux* および macOS*: なし

Windows*: /GX

関連情報