インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

qopt-report-annotate-position、Qopt-report-annotate-position

アノテーション付きソースリスト機能を有効にし、ループの最適化によりインライン展開が行われた場合に最適化メッセージを表示するアノテーション付きソースの位置を指定します。

構文

Linux* および macOS*:

-qopt-report-annotate-position=keyword

Windows*:

/Qopt-report-annotate-position:keyword

引数

keyword

最適化メッセージを表示するアノテーション付きソースの位置を指定します。次のいずれかの値を使用できます。

caller

呼び出し元にメッセージを表示します。

callee

呼び出し先にメッセージを表示します。

both

呼び出し元と呼び出し先の両方にメッセージを表示します。

デフォルト

オフ

アノテーション付きソースリストは生成されません。

説明

このオプションは、アノテーション付きソースリスト機能を有効にし、ループの最適化によりインライン展開が行われた場合に最適化メッセージを表示するアノテーション付きソースの位置を指定します。

[q または Q]opt-report-annotate オプションを有効にします (指定されていない場合)。

アノテーション付きソースリストが有効な場合にこのオプションがコンパイラーに渡されないと、ループの最適化はデフォルトで呼び出し元に表示されます。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし

関連情報