インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
2D イメージから矩形領域の読み取り、または 2D イメージへの矩形領域の書き込みを行います。このトピックは、インテル® グラフィックス・テクノロジーをターゲットとする場合にのみ適用されます。
void _gfx_read_2d(__gfx_surface_index img, int col, int row, void* dst, int dst_width, int dst_height);
void _gfx_write_2d(__gfx_surface_index img, int col, int row, void* src, int src_width, int src_height);
img |
読み取りまたは書き込みを行う 2D イメージの識別子。ターゲットコードで 2D イメージは __gfx_surface_index 型の変数で表現されます。2D イメージの別の表現方法とホスト側で作成するための API については、「API ベースのオフロード」を参照してください。 |
col、row |
イメージ内の読み取り領域の左上の座標。col はイメージ要素、row は行です。 要素のサイズは、イメージの形式とホスト側での作成方法に依存します。 |
dst |
結果を格納するためのターゲット領域のメモリー位置へのポインター。ターゲット領域は、行ごとに線形に配置されます。 |
dst_width、dst_height |
イメージ内の読み取る領域の幅 (バイト) と高さ (行)。実引数は、コンパイル時定数でなければなりません。 dst_width<=32 でなければなりません。dst_width*dst_height<=256 でなければなりません。 |
src |
ソース領域のメモリー位置へのポインター。ターゲット領域は、行ごとに線形に配置されます。 |
src_width、src_height |
イメージ内の書き込み領域の幅 (バイト) と高さ (行)。実引数は、コンパイル時定数でなければなりません。 src_width<=32 でなければなりません。src_width*src_height<=256 でなければなりません。 |
_gfx_read_2d は、img で識別される 2D イメージから dst で指定されたメモリーへ矩形領域を読み取ります。読み取った領域は、メモリーで行ごとに線形に配置されます。
_gfx_write_2d は、src で指定されたメモリー位置から img で識別される 2D イメージへ矩形領域を書き込みます。
なし