インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

pch-dir

プリコンパイル済みヘッダーファイルの場所をコンパイラーに指示します。

構文

Linux* および macOS*:

-pch-dir dir

Windows*:

なし

引数

dir

プリコンパイル済みヘッダーファイルのパス。パスは存在していなければなりません。

デフォルト

オフ

コンパイラーは、指示がない限り、プリコンパイル済みヘッダーファイルを作成または使用しません。

説明

このオプションは、プリコンパイル済みヘッダーファイルの場所をコンパイラーに指示します。プリコンパイル済みヘッダーファイルの場所と新しい PCH ファイルの配置場所を示します。

このオプションは、-pch-pch-create、および -pch-use オプションとともに使用することができます。

IDE オプション

Visual Studio*: なし

Eclipse*: [Precompiled Headers (プリコンパイル済みヘッダー)] > [Precompiled headers file directory (プリコンパイル済みヘッダーファイルのディレクトリー)]

Xcode*: [Precompiled Headers (プリコンパイル済みヘッダー)] > [Prefix Header (プリフィクス・ヘッダー)]

代替オプション

なし

次のコマンドラインについて考えてみます。

icpc -pch -pch-dir /pch source32.cpp

次の出力を表示します。

"source32.cpp": プリコンパイル済みヘッダーファイル /pch/source32.pchi を作成しています。

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