インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
このセクションでは、Visual Studio* のプロジェクトの種類に対応する ifort コマンドオプションを示します。
次に説明されている最初の 4 つのプロジェクトの種類は、メインプログラムが必要なメイン・プロジェクトです。ifort コマンドを使用することで、次のプロジェクトを作成できます。
コンソール・アプリケーション・プロジェクトを作成するには、オプションを指定する必要はありません。(個別にリンクする場合は、link オプション /subsystem:console を指定してください)。これは、デフォルトで作成されるプロジェクトの種類です。
スタンダード・グラフィックス・アプリケーション・プロジェクトを作成するには、キーワード qwins を指定して libs オプションを使用します (このオプションは、特定のリンカーオプションも設定します)。
QuickWin アプリケーション・プロジェクトを作成するには、キーワード qwin を指定して libs オプションを使用します (このオプションは、特定のリンカーオプションも設定します)。
ウィンドウ・アプリケーション・プロジェクトを作成するには、winapp オプションを指定します (このオプションは、特定のリンカーオプションも設定します)。
次のプロジェクトの種類は、メインプログラムのないライブラリー・プロジェクトです。ifort コマンドを使用することで、次のプロジェクトを作成できます。
ダイナミック・リンク・ライブラリー・プロジェクトを作成するには、dll オプションを指定します (このオプションは、libsdll オプションを設定します)。
スタティック・ライブラリー・プロジェクトを作成する方法:
アプリケーションが QuickWin ルーチンまたはスタンダード・グラフィックス・ルーチンを呼び出さない場合、libs:static と c オプションを指定してオブジェクト・ファイルを作成します。
アプリケーションが QuickWin ルーチンを呼び出す場合、libsqwin と c オプションを指定してオブジェクト・ファイルを作成します。
アプリケーションがスタンダード・グラフィックス・ルーチンを呼び出す場合、libsqwins と c オプションを指定してオブジェクト・ファイルを作成します。
LIB コマンドを使用してライブラリーを作成します。