インテル® Fortran コンパイラー 19.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

fpp

コンパイル前にソースファイルで Fortran プリプロセッサーを実行します。

構文

Linux* および macOS*:

-fpp

-nofpp

Windows*:

/fpp

/fpp[:"fpp_option"]

/nofpp

引数

fpp_option

Fortran プリプロセッサー (fpp) オプション。スラッシュ (/) で始まり、引用符で囲む必要があります。この引数は Windows* システムでのみ利用できます。

デフォルト

nofpp

コンパイル前に、Fortran プリプロセッサーを実行しません。

説明

このオプションは、コンパイル前に Fortran ソースファイルで Fortran プリプロセッサーを実行します。

fpp オプションは、次のいずれかの方法で Fortran プリプロセッサーに渡すことができます。

すべての fpp オプションのリストを表示するには、コマンドラインで次のいずれかを指定します。

fpp -help     ! Linux* および macOS*
fpp /help     ! Windows*

IDE オプション

Visual Studio*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocess Source File (プリプロセス・ソース・ファイル)]

Eclipse*: なし

Xcode*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Preprocess Source File (プリプロセス・ソース・ファイル)]

代替オプション

Linux* および macOS*: -cpp (これは古いオプション (非推奨) です)

Windows*: なし

次の例は、Fortran プリプロセッサーに fpp オプションを渡す推奨する方法を示します。

ifort /fpp /Qoption,fpp,"/macro=no_com"  file.f90        ! コメント内のマクロ展開を無効にする (Windows*)
ifort -fpp –Qoption,fpp,"-undef"  file.f90               ! すべての事前定義マクロを未定義にする (Linux* および macOS*)

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