DLGSENDCTRLMESSAGE

実行時関数：Windows メッセージをダイアログボックス・コントロールに送信します。

モジュール：USE DFLOGM

形式

result = DLGSENDCTRLMESSAGE (dlg, controlid, msg, wparam, lparam)

dlg
(入力) 構造型 DIALOG。ダイアログボックス・パラメタを含みます。構造型 DIALOG の成分は，PRIVATE 属性で定義され，ユーザーが変更したり，個別に参照することはできません。

controlid
(入力) 整数型。ダイアログボックス内のコントロールの識別子を指定します。コントロールに対するシンボル名または識別子番号のどちらでも指定することができます。両方ともインクルード・ファイル (.FD 拡張子) に一覧表示されています。

msg
(入力) 構造型 T_MSG。送信するメッセージをしています。

wparam
(入力) 整数型。付加的なメッセージ固有情報を指定します。

lparam
(入力) 整数型。付加的なメッセージ固有情報を指定します。

結果

結果の型は INTEGER(4) です。値は，メッセージ処理の結果を指定し，メッセージの送信に依存します。

ダイアログボックスは，DLGMODAL または DLGMODELESS の呼び出しで現在活動状態になければなりません。この関数は，メッセージがコントロールに処理されるまで戻りません。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

DLGINIT，DLGMODAL，DLGMODELESS，DLGSETSUB

例

	use dfwin
	use dflogm
	include 'resource.fd'
	type (dialog) dlg
	integer callbacktype
	integer cref
	integer iret

	if (callbacktype == dlg_init) then
	  ! プログレスバーの色を赤に変更します。
	  ! 注意：Internet Explorer 4.0 またはこれ以降がインストールされている場合のみ，
	  !       以下のメッセージが成功します。
	  cref = #FF		! 赤色
	  iret = DlgSendCtrlMessage(dlg, IDC_PROGRESS1, PBM_SETBARCOLOR, 0, cref)
	endif