DLGSETRETURN

実行時サブルーチン:コールバック・サブルーチン内から DLGMODAL に対する返し値を設定します。

モジュールUSE DFLOGM

形式

CALL DLGSETRETURN (dlg, retval)

dlg
(入力) 構造型 DIALOG。ダイアログボックス・パラメタを含みます。構造型 DIALOG の成分は,PRIVATE 属性で定義され,ユーザーが変更したり,個別に参照することはできません。

retval
(入力) 整数型。DLGMODAL が終了した時に返す値を指定します。

DLGSETRETURN は,retval で基本返し値を上書きします。ダイアログボックスが閉じられた時の条件の意味を示す独自の値を設定することができます。エラー条件の基本返し値は -1 であるため,返し値に -1 を使うことはできません。

DLGSETRETURN は,コールバック・ルーチン内から呼び出されなければなりません。DLGSETRETURN は,「OK」や「Cancel」ボタンをユーザーが選択するよりむしろ,ダイアログボックスをコントロール・コールバックから終了させる DLGEXIT で一般的に使われます。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

DLGEXITDLGMODAL

	SUBROUTINE SETRETSUB (dlg, button_id, callbacktype)
	USE DFLOGM
	INCLUDE "MYDLG.FD"
	TYPE (DIALOG) dlg
	LOGICAL     is_checked, retlog
	INTEGER     return, button_id, callbacktype
	...
	retlog = DLGGET(dlg, IDC_CHECKBOX4, is_checked, dlg_state)
	IF (is_checked) THEN
	   return = 999
	ELSE
	   return = -999
	END IF
	CALL DLGSETRETURN (dlg, return)
	CALL DLGEXIT (dlg)
	END SUBROUTINE SETRETSUB