可搬用関数:通常の Fortran I/O をバイパスして,Fortran 外部装置で指定されたファイルに 1 文字を書き込みます。
モジュール:USE DFPORT
形式
result = FPUTC (lunit, char)
lunit
(入力) INTEGER(4)。ファイルの装置番号。
char
(出力) CHARACTER*(*)。lunit に対応するファイルに書き出す値の変数。
結果
結果の型は INTEGER(4) です。書き込みが成功した場合,ゼロが返され,そうでなければ,以下のようなエラー・コードが返されます。
EINVAL - 指定した装置が不正です (開かれていないか不正な装置番号です)。
WRITE,READ,または他の Fortran I/O 文を lunit で使用する場合,「可搬用ルーチンによる入出力」をよくお読みください。
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
I/O 書式化,ファイル,装置,および I/O ハードウェア
例
use dfport integer*4 lunit, i4 character*26 string character*1 char1 lunit = 1 open (lunit,file = 'fputc.dat') do i = 1,26 char1 = char(123-i) i4 = fputc(1,char1) ! 有効な書き込みを行います。 if (i4.ne.0) iflag = 1 enddo rewind (1) read (1,'(a)') string print *, string