要素別処理組込み関数 (総称):文字列中の部分列の開始位置を返します。
形式
result = INDEX (string, substring [, back] [, kind])
string
(入力) 文字型。
substring
(入力) 文字型。
back
(省略可能,入力) 論理型。
kind
(省略可能,入力) スカラ整数型初期値式。
結果
結果の型は基本整数型です。kind が指定されていると,結果の種別パラメタは kind で指定された種別パラメタになります。指定されていなければ,結果の種別パラメタは基本整数型の種別パラメタになります。プロセッサーが結果の値を結果の種別で表現できない場合,結果は不定になります。
back が指定されていない場合 (または偽の値が指定されている場合),返される値は,string(I : I + LEN (substring) - 1) = substring となる I の最小値です (そのような値がない場合はゼロ)。LEN (string) < LEN (substring) である場合,ゼロが返されます。LEN (substring) = 0 の場合,1 が返されます。
back として真の値が指定されている場合,返される値は,string(I : I + LEN (substring) - 1) = substring となる I の最大値です (そのような値がない場合はゼロ)。LEN(string) < LEN (substring) である場合,ゼロが返されます。LEN (substring) = 0 の場合,LEN (string) + 1 が返されます。
個別名 | 引数の型 | 結果の型 |
---|---|---|
INDEX | CHARACTER | INTEGER(4) |
CHARACTER | INTEGER(8) |
互換性
CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB
関連情報
例
INDEX ('FORTRAN', 'O', BACK = .TRUE.) の値は 2 です。
INDEX ('XXXX', " ", BACK = .TRUE.) の値は 0 です。
以下に他の例を示します。
I = INDEX('banana','an', BACK = .TRUE.) ! 4 を返します。 I = INDEX('banana', 'an') ! 2 を返します。