QuickWin 関数:どのウィンドウにフォーカスがあるかを決定します。
モジュール:USE DFLIB
形式
result = INQFOCUSQQ (unit)
unit
(出力) INTEGER(4)。I/O フォーカスを持つウィンドウの装置番号。
結果
結果の型は INTEGER(4) です。成功であれば,結果はゼロで,そうでなければ非ゼロです。フォーカスを持つウィンドウが閉じられた装置番号に結合されていれば,関数は失敗します。
装置番号 0,5,および 6 は,もしプログラムがそれらを明示的に開いていなければ,基本ウィンドウを参照します。これらの装置が開かれ,ウィンドウに接続されていれば,これらが閉じられた時に,自動的にコンソールに再接続されます。
フォーカスを持つウィンドウは,常に前面にあります。フォーカスを持つウィンドウが活動状態ウィンドウ (グラフィックス出力を受け付けるウィンドウ) である必要がないことに注意してください。SETACTIVEQQ を呼び出すことによって,ウィンドウをフォーカスを得ることなしに活動状態にすることができます。
ウィンドウが FOCUSQQ でフォーカスを与えられた時,ウィンドウがマウス・クリックで選択された時,または,ウィンドウ上でグラフィックス操作ではなく I/O 操作が行われた時,ウィンドウが IOFOCUS=.FALSE. で開かれていても,ウィンドウはフォーカスを持ちます。IOFOCUS 指定子は,その装置で I/O 文が実行された時にウィンドウがフォーカスを受け取るかどうかを決定します。たとえば,以下のようにします。
OPEN (UNIT = 10, FILE = 'USER', IOFOCUS = .TRUE.)
子ウィンドウが装置 * として開かれた場合を除いて,基本設定は IOFOCUS=.TRUE. です。IOFOCUS=.TRUE. の場合,子ウィンドウは READ,WRITE,PRINT,または OUTTEXT よりも前にフォーカスを受け取ります。グラフィックス関数 (たとえば,OUTGTEXT と ARC) の呼び出しは,フォーカスの移動を引き起こしません。
互換性
QUICKWIN GRAPHICS LIB
関連情報