IRAND, IRANDM

可搬用関数:範囲 0 ~ (2**31)-1 内,または範囲 0 ~ (2**15)-1 内 (引数なしで呼ばれた場合) の乱数を返します。

モジュールUSE DFPORT

形式

result = IRAND ([iflag])
result = IRANDM (iflag)

iflag
(入力) INTEGER(4)IRAND に対しては省略可能。乱数が選択される方法を制御。iflag が省略された場合,0 と仮定され,返される範囲は 0 ~(2**15)-1 です。

結果

結果の型は INTEGER(8) です。iflag が 1 の場合,生成器が再起動され,第 1 乱数値が返されます。iflag が 0 の場合,列の次の乱数が返されます。iflag が 1,0 以外の場合,これが乱数生成器の新しい種子として使われ,新しい第 1 乱数値が返されます。

IRANDIRANDM は等価で,同じ乱数を返します。両方の関数は,これらのどちらかまたは両方を参照する既存のプログラムの互換性を保証するために含まれています。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

RANDOM_NUMBERRANDOM_SEED可搬用ライブラリー

	USE DFPORT
	INTEGER(4) istat, flag_value, r_nums(20)
	flag_value=1
	r_nums(1) = IRAND (flag_value)
	flag_value=0
	do istat=2,20
	  r_nums(istat) = irand(flag_value)
	end do