可搬用ライブラリー

Visual Fortran には,各種プラットフォームから PC への移植を容易にしたり,PC で他のプラットフォームとの互換性があるコードを作成できるようにするための関数とサブルーチンが用意されています。頻繁に使用されるルーチンは,DFPORT という名前のモジュールに含まれています。

この章では,可搬用モジュールを使用する方法を示し,次のカテゴリごとに使用可能なルーチンについて説明します。

新規にプログラミングを行う場合,可能な限り (可搬性と性能の理由で) Fortran 90/95 の組込み手続を使用するようにしてください。Fortran 90/95 には,可搬用関数の多くが組込み手続として含まれています。可搬用ルーチンは,Fortran 95 標準への拡張です。