装置およびディレクトリ情報ルーチン

装置,ディレクトリ,およびファイルに関する情報は,次表に示したルーチンで取得することができます。ファイル名は,長いファイル名か UNC ファイル名です。パス名に含まれる斜線は,バックスラッシュとして扱われます。すべてのパス名はドライブ指定を含むことができます。

可搬用ルーチン 説明
CHDIR 現在の作業用ディレクトリを変更します。
FSTAT 論理ファイル装置に関する情報を返します。
GETCWD 現在の作業用ディレクトリのパス名を返します。
RENAME ファイル名を変更します。
STAT, LSTAT 指定されたファイルに関する情報を返します。
UNLINK パスからディレクトリ項目を削除します。

Fortran90 標準には,ファイル名または装置番号で指定されたファイルの詳しいファイル情報を返す INQUIRE 文があります。INQUIREFSTATLSTAT,または STAT と等価な文として使用してください。LSTATSTAT は同じ情報を返します。STAT が推奨されるルーチンです。