LINETO, LINETO_W

グラフィックス関数：現在のグラフィックス位置から終点まで線を描画します。

モジュール：USE DFLIB

形式

result = LINETO (x, y)
result = LINETO_W (wx, wy)

x, y
(入力) INTEGER(2)。終点のビューポート座標。

wx, wy
(入力) REAL(8)。終点のウィンドウ座標。

結果

結果の型は INTEGER(2) です。成功すれば，結果は非ゼロで，そうでなければ 0 です。

線は，現在のグラフィックス色，論理書き込みモード，および線種を使って描画されます。グラフィックス色は SETCOLORRGB で，論理書き込みモードは SETWRITEMODE で，線種は SETLINESTYLE で設定されます。

エラーが発生しなければ，LINETO は現在のグラフィックス位置をビューポート座標点 (x, y) に，LINETO_W は現在のグラフィックス位置をウィンドウ座標点 (wx, wy) に設定します。

LINETO で描かれた囲まれた図形を塗り潰すために FLOODFILLRGB を使う場合，図形は実線の線種で描画されなければなりません。線種の基本設定は実線で，SETLINESTYLE で変更することができます。

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注意：ここで説明している LINETO ルーチンは，QuickWin ルーチンです。DFWIN モジュールをインクルードして Win32 SDK バージョンの LineTo ルーチンを使用する場合，MSFWIN$LineTo という名前でルーチンを指定する必要があります。詳細は，「特定の QuickWin と Win32 グラフィックス・ルーチンの特別な名付け規約」を参照してください。

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互換性

STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS

関連情報

GETCURRENTPOSITION，GETLINESTYLE，GRSTATUS，MOVETO，POLYGON，SETLINESTYLE，SETWRITEMODE

例

このプログラムは以下の図を描画します。

	! QuickWin または Standard Graphics アプリケーションでビルドします。
	USE DFLIB
	INTEGER(2) status
	TYPE (xycoord) xy

	CALL MOVETO(INT2(80), INT2(50), xy)
	status = LINETO(INT2(240), INT2(150))
	status = LINETO(INT2(240), INT2(50))
	END

プログラム LINETO.FOR の出力図