グラフィックス・サブルーチン:現在のグラフィックス位置を指定した点に移動します。描画は発生しません。
モジュール:USE DFLIB
形式
CALL MOVETO (x, y, t)
CALL MOVETO_W (wx, wy, wt)
x, y
(入力) INTEGER(2)。新しいグラフィックス位置のビューポート座標。
wx, wy
(入力) REAL(8)。新しいグラフィックス位置のウィンドウ座標。
t
(出力) 構造型 xycoord。以前のグラフィックス位置のビューポート座標。xycoord 構造型 (DFLIB.F90 に定義) は,以下のようになります。
TYPE xycoord INTEGER(2) xcoord ! x-coordinate INTEGER(2) ycoord ! y-coordinate END TYPE xycoord
wt
(出力) 構造型 wxycoord。以前のグラフィックス位置のウィンドウ座標。wxycoord 構造型 (DFLIB.F90 に定義) は,以下のようになります。
TYPE wxycoord REAL(8) wx ! x-coordinate REAL(8) wy ! y-coordinate END TYPE wxycoord
MOVETO は,現在のグラフィックス位置をビューポート座標 (x, y) に設定します。MOVETO_W は,現在のグラフィックス位置をウィンドウ座標 (wx, wy) に設定します。
MOVETO と MOVETO_W は,以前のグラフィックス位置の座標をそれぞれ t と wt に割り当てます。
互換性
STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS
関連情報
GETCURRENTPOSITION,LINETO,OUTGTEXT
例
! QuickWin または Standard Graphics アプリケーションでビルドします。 USE DFLIB INTEGER(2) status, x, y INTEGER(4) result TYPE (xycoord) xy RESULT = SETCOLORRGB(#FF0000) ! 青色 x = 60 ! 一連の線を描画します。 DO y = 50, 92, 3 CALL MOVETO(x, y, xy) status = LINETO(INT2(x + 20), y) END DO END