QuickWin 関数:QuickWin ウィンドウにメッセージ・ボックスを表示します。
モジュール:USE DFLIB
形式
result = MESSAGEBOXQQ (msg, caption, mtype)
msg
(入力) CHARACTER*(*)。ヌルで終わる C 文字列。ボックスに表示されるメッセージ。
caption
(入力) CHARACTER*(*)。ヌルで終わる C 文字列。タイトルバーに表示されるタイトル
mtype
(入力) INTEGER(4)。オブジェクト (ボタンとアイコン) とメッセージ・ボックスのプロパティを決定するシンボル定数 (\DF98\INCLUDE サブディレクトリの DFLIB.F90 で定義) 。様々な定数を包含的 OR (IOR または OR) で結合することができます。定数とそれに関連するオブジェクトとプロパティは以下のとおりです。
MB$ABORTRETRYIGNORE - 「Abort」,「Retry」および「Ignore」ボタン。
MB$DEFBUTTON1 - 第 1 ボタンが基本設定。
MB$DEFBUTTON2 - 第 2 ボタンが基本設定。
MB$DEFBUTTON3 - 第 3 ボタンが基本設定。
MB$ICONASTERISK - 青い円アイコンの小文字の i。
MB$ICONEXCLAMATION - 感嘆符アイコン。
MB$ICONHAND - 停止シグナル・アイコン。
MB$ICONINFORMATION - 青い円アイコンの小文字の i。
MB$ICONQUESTION - 疑問符アイコン。
MB$ICONSTOP - 停止シグナル・アイコン。
MB$OK - 「OK」ボタン。
MB$OKCANCEL - 「OK」と「Cancel」ボタン。
MB$RETRYCANCEL - 「Retry」と「Cancel」ボタン。
MB$SYSTEMMODAL - ボックスがシステム・モーダル。ユーザーが応答するまで,すべてのアプリケーションが停止します。
MB$YESNO - 「Yes」と「No」ボタン。
MB$YESNOCANCEL - 「Yes」,「No」,および「Cancel」ボタン。
結果
結果の型は INTEGER(4) です。メッセージ・ボックスを表示するのに十分なメモリーがない場合,結果はゼロです。そうでなければ,結果はメッセージ・ボックスへのユーザーの応答を示す以下の値の 1 つです。
MB$IDABORT - 「Abort」ボタンが押された。
MB$IDCANCEL - 「Cancel」ボタンが押された。
MB$IDIGNORE - 「Ignore」ボタンが押された。
MB$IDNO - 「No」ボタンが押された。
MB$IDOK - 「OK」ボタンが押された。
MB$IDRETRY - 「Retry」ボタンが押された。
MB$IDYES - 「Yes」ボタンが押された。
互換性
QUICKWIN GRAPHICS LIB
関連情報
ABOUTBOXQQ,QuickWin の使用,SETMESSAGEQQ
例
! QuickWin アプリケーションでビルドします。 USE DFLIB message = MESSAGEBOXQQ('Do you want to continue?'C, & 'Matrix'C, & MB$ICONQUESTION.OR.MB$YESNO.OR.MB$DEFBUTTON1) END