NLS 日時書式

NLSGetLocaleInfo (type, outstr) が現在のロケールの日時書式の情報を返す時,outstr に返される値は以下の表に従って解釈することができます。引用符で囲まれた日時文字列中に返されるどのテキストも,その正確な書式で文字列中に残されています。つまり,文字列中のテキストや位置は変更されません。

Day

日は,文字 "d" を使って 4 書式の 1 つで表示することができます。以下の表は 4 書式を示しています。

d 1 桁の日には先行ゼロを付けない数字としての月の日
dd 1 桁の日には先行ゼロを付ける数字としての月の日
ddd 3 文字短縮 (SABBREVDAYNAME) としての週の日
dddd 完全な名前 (SDAYNAME) としての週の日

Month

月は,文字 "M" を使って 4 書式の 1 つで表示することができます。大文字 "M" は,秒と月を区別します。以下の表は 4 書式を示しています。

M 1 桁の月には先行ゼロを付けない数字としての月
MM 1 桁の月には先行ゼロを付ける数字としての月
MMM 文字短縮 (SABBREVMONTHNAME) としての月
MMMM 完全な名前 (SMONTHNAME) としての月

Year

年は,文字 "y" を使って 3 書式の 1 つで表示することができます。以下の表は 3 書式を示しています。

y 最後の 1 桁のみで表す年
yy 最後の 2 桁のみで表す年
yyyy 完全な 4 桁で表す年

Period/Era

期間/時代は,文字 "gg" を使って 1 書式で表示することができます。

gg 期間/時代文字

Time

時刻は,時間を示す文字 "h" または "H",分を示す文字 "m",秒を示す文字 "s",および時刻記号を示す文字 "t" を使って様々な書式の 1 つで表示することができます。以下の表は,時刻書式の様々な書式を示しています。小文字 "h" は 12 時間形式,大文字 "H" は 24 時間形式を示しています。小文字 "m" は分と月を区別しています。

h 1 桁の時間に先行ゼロを付けない時間 (12 時間形式)
hh 1 桁の時間に先行ゼロを付ける時間 (12 時間形式)
H 1 桁の時間に先行ゼロを付けない時間 (24 時間形式)
HH 1 桁の時間に先行ゼロを付ける時間 (24 時間形式)
m 1 桁の分に先行ゼロを付けない分
mm 1 桁の分に先行ゼロを付ける分
s 1 桁の秒に先行ゼロを付けない秒
ss 1 桁の秒に先行ゼロを付ける秒
t 1 文字の時刻記号文字
tt 複数文字の時刻記号文字

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

NLSFormatDateNLSFormatTimeNLSGetLocaleNLSSetLocale

	USE DFNLS
	INTEGER(4) strlen
	CHARACTER(40) str
	strlen = NLSGetLocaleInfo(NLS$LI_SDAYNAME1, str)
	print *, str			!月曜日 を印字
	strlen = NLSGetLocaleInfo(NLS$LI_SDAYNAME2, str)
	print *, str			! 火曜日 を印字