SELECTED_REAL_KIND

変形組込み関数 (総称):実数データ型の種別パラメタ値を返します。

形式

result = SELECTED_REAL_KIND([p] [, r ] )

p
(省略可能,入力) 整数型スカラ。

r
(省略可能,入力) 整数型スカラ。

少なくとも 1 つの引数が宣言されていなければなりません。

結果

結果は基本整数型スカラです。結果の値は,少なくとも p けたの (PRECISION 関数から返される) 精度を持ち,少なくとも r の (RANGE 関数から返される) 10 進指数範囲を持つ実数データ型の種別パラメタ値と等しくなります。

プロセッサーでそのような 種別パラメタが存在しない場合の結果は以下のとおりです。

複数の種別パラメタがその基準を満たす場合,最も小さい 10 進精度を持つ値が返されます (実数モデルの詳細については,「実数データのモデル」を参照してください)。

互換性

CONSOLE STANDARD GRAPHICS QUICKWIN GRAPHICS WINDOWS DLL LIB

関連情報

SELECTED_INT_KIND

SELECTED_REAL_KIND (6, 70)8 になります。

以下に他の例を示します。

	i = SELECTED_REAL_KIND(r=200)	! 8 を返します。
	i = SELECTED_REAL_KIND(13)	! 8 を返します。