UNLOCK

:以前の READ 文によってロックされた相対編成または順編成ファイル中の記録を解放します。以下のいずれかの形式を取ります。

形式

UNLOCK ([UNIT=]io-unit [, ERR=label] [, IOSTAT=i-var])
UNLOCK io-unit

io-unit
外部装置指定子。

label
エラーが発生した場合に制御を受け取る飛び先文の文番号。

i-var
エラーが発生した場合には正の整数,エラーが発生しなかった場合にはゼロとして定義されるスカラ整数変数。

ロックされている記録がない場合,UNLOCK 文は効果を持ちません。

関連情報

データ転送 I/O 文飛び先指定子

次の文は,I/O 装置 4 に接続されているファイル中の以前に読み取られ,ロックされたすべての記録を解放します。

	UNLOCK 4

次の文を考えます。

	UNLOCK (UNIT=9, IOSTAT=IOS, ERR=10)

この文は,装置 9 に接続されているファイル中の以前に読み取られ,ロックされたすべての記録を解放します。エラーが発生すると,制御は 10 という文番号の付いた文に移され,変数 IOS には正の整数が格納されます。