以下の表では,第 1 列に,エラーが検知された時に返されるエラー番号を一覧表示しています。第 2 列の第 1 行は,メッセージ・テキストを示しています。第 2 列の第 2 行目以降は,メッセージの説明を示しています。
番号 | メッセージ・テキストと説明 |
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LNK1000 | unknown error; consult documentation for technical support options
エラーの環境をメモし,問題個所を特定し,問題が再現できるテスト・プログラムを作成し,技術サポートにご連絡ください。 |
LNK1101 | incorrect MSPDBxx.DLL version; recheck installation of this product
お使いのシステムで利用可能な MSPDBxx.DLL のバージョンが,このツールが要求するバージョンと一致していません。 |
LNK1102 | out of memory
このツールを実行するために十分なメモリーがありませんでした。ページ・ファイルが利用可能なディスク空間を越えているものと思われます。ディスク空間の不足がこの問題を引き起こしたのではない場合,エラーの環境をメモし,問題個所を特定し,問題が再現できるテスト・プログラムを作成し,技術サポートにご連絡ください。 |
LNK1103 | debugging information corrupt; recompile module
正しいオブジェクト・ファイルが作成される前に,コンパイルが終了させられたものと思われます。問題のオブジェクト・ファイルを再コンパイルしてください。再コンパイルでもこの問題が修正されない場合,エラーの環境をメモし,問題個所を特定し,問題が再現できるテスト・プログラムを作成し,技術サポートにご連絡ください。詳細は,「壊れたオブジェクト・ファイル」を参照してください。 |
LNK1104 | cannot open file "filename"
ツールが指定された filename を開けませんでした。以下の 1 つが原因と考えられます。
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LNK1105 | cannot close file "filename"
ツールが与えられた filename を閉じることができませんでした。ディスク容量が不足しているためと思われます。 |
LNK1106 | invalid file or disk full: cannot seek to location
ツールがメモリーにマップされたファイルの場所に書き込みまたは読み取りができませんでした。
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LNK1107 | invalid or corrupt file: cannot read at location
ツールがファイルを読めませんでした。ファイルを再作成してください。 |
LNK1108 | cannot write file at location
ツールがファイルを書けませんでした。以下の 1 つが原因と考えられます。
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LNK1109 | cannot remove file "filename"
LIB が与えられた filename を削除できませんでした。LIB がライブラリーの新しいバージョンを書き出す前に,LIB は既存のライブラリー・ファイルを削除します。以下の 1 つが原因と考えられます。
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LNK1110 | cannot rename file "filename"
LIB が与えられた filename の名前を変更できませんでした。LIB がライブラリーの新しいバージョンを作成する時,LIB は一時ファイルを作成し,ファイルの名前を変更します。以下の 1 つが原因と考えられます。
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LNK1111 | invalid /BASE argument "argument"
/BASE オプションが不正に指定されました。引数が指定されなかったか,引数が数字ではなかったの何れかです。 |
LNK1112 | module machine type "type1" conflicts with target machine type "type2"
入力として指定されたオブジェクト・ファイルが異なったマシン・タイプとしてコンパイルされていました。 |
LNK1113 | invalid machine type
オブジェクト・ヘッダで指定されているマシン・タイプが不正です。おそらくファイルが壊れています。オブジェクトを再ビルドしてください。詳細は,「壊れたオブジェクト・ファイル」を参照してください。 |
LNK1115 | /MACHINE option required
LINK または LIB は,ライブラリーから完全に提供されるオブジェクトのマシン・タイプが決定できません。適切なマシン・タイプで /MACHINE オプションを指定するか,入力に少なくとも 1 つのオブジェクト・ファイルを指定します。 |
LNK1117 | syntax error in option "option"
与えられた option が正しく指定されていませんでした。 |
LNK1118 | syntax error in keyword statement
与えられたモジュール定義文が正しく指定されていませんでした。 |
LNK1119 | invalid ordinal number "argument"
序数の指定でアットマーク (@) の次の引数が,正しい数字ではありませんでした。序数は,LINK または LIB コマンドの /EXPORT オプションまたはモジュール定義ファイルの EXPORTS 文の省略可能引数です。これは,エクスポート・テーブルへの指標です。数字は,整数で範囲 1 ~ 65535 になければなりません。 |
LNK1120 | number unresolved externals
エラー LNK1120 は,このリンクでの未解決の外部参照の個数を示しています。未解決の外部参照が発生する条件は,エラー LNK2001 (詳細は,「リンカー・エラー:LNK2001 ~ LNK2014」を参照) で説明しています。エラー LNK2001 は,このエラー・メッセージよりも前に表示されます (未解決の外部参照毎に表示されます)。 |
LNK1121 | duplicate ordinal number "number"
与えられた序数 number が,LINK または LIB コマンドの /EXPORT オプションまたは,モジュール定義ファイルの EXPORTS 文で 1 度以上指定されました。序数は,ユニークな整数で範囲 1 ~ 65535 でなければなりません。 |
LNK1123 | failure during conversion to COFF: file invalid or corrupt
オブジェクトまたはリソースが COFF に変換できませんでした。このツールは,すべての入力ファイルの書式が COFF であることを要求します。入力ファイルが COFF ではない場合,ツールは変換ツール,CVTOMF (32 ビット OMF オブジェクトを変換) または CVTRES (リソース・ファイルを変換),を実行します。このエラーは,変換ツールが生成したエラーまたは警告です。以下の 1 つが原因と考えられます。
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LNK1127 | library is corrupt
ライブラリー・ファイルが壊れています。ライブラリーを再ビルドしてください。 |
LNK1129 | cannot find resolution for weak extern symbol
与えられた弱い外部参照シンボルが基本解決を持っていません。おそらくシンボル・テーブルが壊れています。オブジェクト・ファイルを再ビルドしてください。詳細は,「壊れたオブジェクト・ファイル」を参照してください。 |
LNK1130 | Linker miscalc (base relocations off by number)
基本再配置を書き込むための十分な容量が実行形式ファイルにありませんでした。 |
LNK1131 | no library file specified
LIB /EXTRACT コマンドは入力としてライブラリーを要求しましたが,ライブラリー・ファイル名が指定されませんでした。 |
LNK1132 | invalid format for MS-DOS stub file "filename"
/STUB オプションで指定された filename が,正しい MS-DOS 実行形式 (.EXE) ファイルではありませんでした。 |
LNK1136 | invalid or corrupt file
入力ファイルが壊れたヘッダを持っているか,大きさがゼロか,異常に小さいかです。詳細は,「壊れたオブジェクト・ファイル」を参照してください。 |
LNK1137 | invalid argument specified with /SECTION
/SECTION の名前または属性引数のどちらかが不正に指定されています。 |
LNK1140 | too many modules for program database; relink with /PDB:NONE
プロジェクトが 4096 モジュールよりも多いモジュールを含んでいます。以下の 1 つで解決してください。
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LNK1141 | failure during build of exports file
LINK がエクスポート (.EXP) をビルドできませんでした。このエラーの原因には,メモリー不足のようなシステムの問題,および,オプションまたはモジュール定義文の形式エラーが含まれます。このエラーよりも前に,付加的な情報を与える他のエラーが表示されます。 |
LNK1143 | invalid or corrupt file: no symbol for COMDAT section number
オブジェクト・ファイルが壊れています。ファイルを再ビルドしてください。詳細は,「壊れたオブジェクト・ファイル」を参照してください。 |
LNK1144 | error with LINK_REPRO var; cannot open "filename"
リンカーが filename を作成できませんでした。以下の 1 つが原因と考えられます。
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LNK1145 | /MERGE created circular link for section "section"
セクション section を自分自身にマージしようとしました。/MERGE オプションを確認してください。 |
LNK1146 | no argument specified with option "option"
与えられたオプション option に引数が指定されていませんでした。 |
LNK1147 | invalid number specified with option "option"
与えられたオプション option の引数が不正に指定されました。 |
LNK1148 | failure during conversion to COFF: cannot copy temp file filename
EDITBIN が入力ファイルを COFF に変換できませんでした。EDITBIN がファイルを変換するとき,EDITBIN は一時ファイルを作成し,ファイルをコピーします。以下の 1 つが原因と考えられます。
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LNK1149 | output filename matches input filename "filename"
/OUT または /IMPLIB オプションで指定した出力ファイル名が入力ファイルと同じでした。 |