内部 WRITE 文の形式と規則

内部 WRITE 文は,内部ファイルに出力データを転送します。

内部 WRITE 文には書式付きのものしかありません。これは書式指定子を含んでいる必要があります (並び書式が使用可能)。変数群書式は使用できません。

内部 WRITE 文は次の形式を取ります。

WRITE (iunit,format[,iostat][,err]) [io-list]

詳細は,「WRITE」を参照してください。

書式付き内部 WRITE 文は,編集のための書式仕様を使用して (存在する場合),データを 2 進形式から文字形式に変換します。変換されたデータは内部ファイルに書き込まれます。

値は組込み型または構造型のオブジェクトから転送することができます。構造型の場合,最終的にこれらの構造化されたオブジェクトを構成する組込み型の構成要素から組込み型の値が転送されます。

記録に書き込まれる文字数が記録の長さよりも短い場合,記録の残りの部分は空白で充填されます。書き込まれる文字数が記録の長さを超えてはなりません。

文字定数はアポストロフィまたは引用符によって区切られず,個々の内部のアポストロフィまたは引用符は,外部でも 1 つのアポストロフィまたは引用符によって表現されます。

次の例は,内部 WRITE 文を示しています。

	INTEGER J, K, STAT_VALUE
	CHARACTER*50 CHAR_50
	...
	WRITE (FMT=*, UNIT=CHAR_50, IOSTAT=STAT_VALUE) J, K

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