I/O 制御情報並びは以下の 1 つまたは複数を指定します。
この指定子は存在していなくてはなりません。これ以外のものは省略可能です。
データ編集に使用する書式 (明示的または並び)。明示的に指定する場合,キーワード形式でなくてはなりません ([FMT=]format)
対象とする変数群名 ([NML=]group)
探査する記録番号 (REC)
I/O 操作の完了状態が格納される変数名 (IOSTAT)
エラー (ERR),ファイル終了 (END),または記録終了 (EOR) 条件が発生したときに制御を受け取る文の文番号
キー探査記録を探査するためのキー欄 (KEY[con]) とキー参照 (KEYID) (VMS のみ)
前進 I/O と停留 I/O のどちらを使用するか (ADVANCE)
停留 READ 文によって記録から読み取られる文字数 (SIZE)
同じ制御情報指定子は 2 つ以上存在できず,並びは書式指定子と変数群指定子の両方を含むことはできません。
制御情報指定子は以下のいずれかの形式を取ることができます。
I/O 文の中のすべての制御情報並び指定子に対してキーワード形式 (例:UNIT=io-unit) が使用されている場合,指定子は任意の順序で指定することができます。
I/O 文の中のすべての制御情報並び指定子に対して非キーワード形式 (例:io-unit) が使用されている場合,io-unit 指定子は制御情報並び中の最初の項目でなくてはなりません。書式指定子または変数群指定子を使用する場合,io-unit 指定子のすぐ後に指定しなくてはなりません。
I/O 文の中の制御情報並び指定子に対してキーワード形式と非キーワード形式の両方が使用される場合,非キーワード値が先に指定されなくてはなりません。いったんキーワード形式の指定子が使用されたら,その右にあるすべての指定子もキーワード形式でなくてはなりません。
以下の項では,制御情報並び指定子について詳しく説明します。