Fortran 90 で冗長と見なされた一部の言語機能は,Fortran 95 で廃止予定事項として識別されています。
コンパイラ・オプション /stand を指定して,これらの機能にフラグを立てることができます。
以下に示す廃止予定事項については,同じ機能を実現する他の方式が推奨されています。
この機能の置き換えとしては,整数変数を使って呼び出し側プログラムに値を返し,呼び出し側プログラムで CASE 構文を使って値を検証し,演算を実行することをお勧めします。
この機能の置き換えとしては,IF 構文または文を使用することをお勧めします。
この機能の置き換えとしては,以下のいずれかを使用することをお勧めします。
自動文字長関数。関数結果の長さを宣言式の中で宣言します。
関数結果と関数引数に対応する引数を持つサブルーチン。
関数の仮引数は依然として引継ぎ文字長を持つことができます。この機能は廃止されていません。
この機能の置き換えとしては,Fortran 90 の書式で CHARACTER 宣言の中で長さ選択子を使用することをお勧めします (「文字型の宣言文」を参照)。
この機能の置き換えとしては,CASE 構文を使用することをお勧めします。
この機能は FORTRAN 66 のときからサポートされてきましたが,誤りの原因になりやすいと見なされています。
より新しいデータ入力方式が出現したため,このソース形式は誤りの原因になりやすいことから,廃止されました。
推奨されるコーディング方式は,自由形式です。
この機能の置き換えとしては,END DO 文 (「DO 構文の形式」を参照) または CONTINUE 文を使用することをお勧めします。
この機能の置き換えとしては,内部関数を使用することをお勧めします。