構成のソース・ブラウザ情報

ソース・ブラウザは,プログラムに含まれるすべてのシンボル一覧を生成します。この情報は,デバッグが必要になったときや,単に大量のわかりにくいコードを保守するのに役立ちます。ソース・ブラウザは,ソース・コード中で,プログラムが名前を宣言し,定義し,使用している場所を追跡します。プロジェクト中のいずれかのファイルを選択し,「Browse」ツールバーの「Go to Definition」または「Go to Reference」ボタンを使用することで,主プログラムと,それが呼び出しているすべての副プログラム中の変数または手続引用を見つけることができます。ソース・ブラウザ情報は,ビルドに成功してからでないと生成できません。

ブラウザ情報は,プロジェクトの基本設定としては生成しない (オフ) ようになっていますが,必要ならば生成する (オン) ようにすることもできます。現在の構成のブラウザ・オプションを設定するには,次の操作を行います。

ブラウザ・オプションがオンになっていると,コンパイラは .OBJ ファイルを作成するときに,中間ファイルの .SBR ファイルを作成します。リンク時には,プロジェクトのすべての .SBR ファイルが 1 つの .BSC ファイルにまとめられます。これらのファイルは 2 進形式で,内容を見ることはできませんが,ユーザーが「Browse」ツールを通して参照するときに使用されます。