/bintext

構文:

/bintext:string または /Vstring

/bintext (または /V) を指定すると,オブジェクト・ファイル (.OBJ) に挿入される文字列がコンパイラによって生成されます。この文字列は実行形式ファイルにも受け継がれます。この文字列にはバージョン番号や著作権情報を格納しておくことができます。

ビジュアル開発環境では,「Fortran」タブの「Code Generation」カテゴリの「Object Text」を指定します。

文字列に空白かタブが含まれている場合,文字列を引用符 (") で囲む必要があります。文字列中に含まれる引用符の前には,バックスラッシュ (\) を付けなくてはなりません。

コマンド行に複数の /bintext または /V オプションが含まれている場合,最後の (一番右の) ものが使用されます。/nobintext を指定して,同じコマンド行の前方で指定されている /bintext または /V オプションを上書きすることができます。