/[no]include

構文:

/include[:path...]/noinclude,または /Ipath

/include または /I オプションは,モジュール・ファイル (USE 文) とインクルード・ファイル (INCLUDE 文) を検索するディレクトリ (パス) を 1 個以上指定します。

ビジュアル開発環境では,「Fortran」タブの「Preprocessor」カテゴリの「Custom INCLUDE and USE Path」を指定します。

モジュールまたはインクルード・ファイルの名前が装置またはディレクトリ名で始まらない場合,ディレクトリは次のように検索されます。

  1. 最初のソース・ファイルを含んでいるディレクトリ,または現在のディレクトリ (/assume:source_include が指定されているかどうかによる)。

  2. コンパイルが行われている現在の基本ディレクトリ。

  3. 指定されている場合,/include:path または /Ipath オプションで指定されたディレクトリ。複数のディレクトリを検索するときには,指定された並び中で左から右の順番で検索が行われます。

  4. INCLUDE 環境変数で指定されたディレクトリ。

コンパイラに,現在のディレクトリの代わりに,ソース・ファイルが置かれているディレクトリを最初に検索させるには,/assume:source_include を指定します。

/noinclude (またはパスなしの /include/I) を指定すると,INCLUDE 環境変数で指定された標準ディレクトリでの検索が行われなくなります。