/real_size

構文:

/real_size:size または /4R8

/real_size または /4R8 オプションは,REALCOMPLEX の宣言,定数,関数,および組込み関数の大きさ (ビット単位) を制御します。

ビジュアル開発環境では,「Fortran」タブの「Fortran Data」カテゴリの「Default Real Kind」を指定します。

次に /real_size のオプションを示します。

/real_size:64 を指定すると,CMPLXFLOATREALSNGL,および AIMAG を含む組込み関数は,引数が明示的に REAL(KIND=4) または COMPLEX(KIND=4) 型として指定されていない限り,REAL(KIND=4) または COMPLEX(KIND=4) の結果に代わり REAL(KIND=8) または COMPLEX(KIND=8) の結果を生成するようになります。たとえば,CMPLX 組込み関数引用は,CMPLX の引数が明示的に REAL(KIND=4)REAL*4COMPLEX(KIND=4),または COMPLEX*8 として指定されていない限り,CMPLX の結果 (COMPLEX(KIND=8)) を生成します。