構文:
/DLL
主出力ファイルとして DLL をビルドします。DLL は,通常は他のプログラムから使用できるエクスポートを含んでいます。エクスポートを指定する方法は 3 つあります。次に,これらの方法を推奨される順番に示します。
ソース・コード中の cDEC$ ATTRIBUTES DLLEXPORT コンパイラ指示文
LINK コマンドでの /EXPORT 指定
モジュール定義 (.DEF) ファイル中の EXPORTS 文
1 つのプログラムで複数の方法を組み合わせて使うことができます。
DLL をビルドする別の方法として,LIBRARY モジュール定義文があります。/BASE オプションと /DLL オプションの組み合わせは LIBRARY 文と等価です。
ビジュアル開発環境では,「New Project」ダイアログボックスの「Project Type」で「Dynamic-Link Library」を選択することで,このオプションを設定することができます。