構文:
/IMPLIB:filename
エクスポートを含んでいるプログラムを LINK がビルドするときに作成するインポート・ライブラリーの名前を設定します。基本名は,主出力ファイルの基本名に拡張子 .LIB を付けることで作られます。プログラムは,次の 1 つ以上が当てはまるときにエクスポートを含んでいます。
ソース・コード中に cDEC$ ATTRIBUTES DLLEXPORT コンパイラ指示文がある。
LINK コマンドに /EXPORT 指定がある。
モジュール定義 (.DEF) ファイルに EXPORTS 文がある。
LINK は,インポート・ライブラリーが作成されないときには /IMPLIB オプションを無視します。エクスポートが指定されていないと,LINK はインポート・ライブラリーを作成しません。ビルド中でエクスポート (.EXP) ファイルが使用されていると,LINK はインポート・ライブラリーがすでに存在するものと仮定し,新たに作成は行いません。インポート・ライブラリーとエクスポート・ファイルについての詳細は,「インポート・ライブラリーとエクスポート・ファイル」を参照してください。