構文:
/PDBTYPE:{CON[SOLIDATE] | SEPT[YPES]}
デバッグ情報の格納にどのプログラム・データベース (PDB) が使用されるのかを制御します。
コマンド行では,/PDBTYPE オプションは次のいずれかの引数を取ることができます。
デバッグ情報を 1 つの .PDB ファイルに入れるようにリンカーに指示します。これが基本オプションです。このオプションは,/PDB:NONE が指定されているときには使用できません。
デバッグ情報をソース (コンパイラ) .PDB ファイルに分散させたままにするようにリンカーに指示します。このリンカー・オプションを指定するには,「Project Settings」ダイアログボックスの「Link」タブの「Debug」カテゴリで「Separate Types」を選択します。
SEPT[YPES] が指定されていると,リンク速度が大幅に向上することがあります。このオプションには次のような利点があります。
デバッガーの起動時間がいくぶん短縮されることがあります。
データの格納に必要なディスク容量が減ります。
短所として,デバッグの際にデバッガーがデバッグ情報を探すために,より多くのファイルが必要となります。
このオプションは一人でデバッグを行うときに使用します。デバッグ・ビルドを複数のユーザーで使用する場合,このオプションを使用しないようにしてください。