この節では,次の 2 つの場合で,プログラムのデバッグを行うための準備について説明します。
Microsoft ビジュアル開発環境で,プログラムのデバッグを行うための準備
ビジュアル開発環境を起動します (「Compaq Visual Fortran 6」プログラム・フォルダの「Developer Studio」をクリックします)。
適切なワークスペースを開きます (「File」メニューの「Open Workspaces」か「Recent Workspaces」)。
「FileView」タブをクリックします。
デバッグ対象のソース・ファイルを編集するには,そのファイル名をダブルクリックします。
「Build」メニューで,「Set Active Configuration」をクリックし,「Debug」構成を選択します。
プロジェクトの設定を検証するには,「Project」メニューの「Settings」をクリックし,「Fortran」タブをクリックします。
コンパイルするソース・ファイルをクリック (選択) します。
「Build」メニューの「Compile filename」をクリックします。
必要ならば,テキスト・エディタでコンパイラ診断メッセージの原因をすべて修正し,再コンパイルします。
アプリケーションをビルドするには,「Build」メニューの「Build file.EXE」をクリックします。
「Squares サンプル・プログラムのデバッグ」の説明に従って,ソース・ファイル中にブレークポイントを設定し,プログラムのデバッグを行います。
コマンド行 (DF コマンド) を使用したプログラムのデバッグを行うための準備
コンパイラとリンカーのエラーをすべて修正します。
DF /debug:full /nooptimize file.f90
Microsoft ビジュアル開発環境を起動します。
「File」メニューの「Open Workspace」をクリックします。デバッグする実行形式ファイル (.EXE) のファイル名を指定します。
「Squares サンプル・プログラムのデバッグ」の説明に従って,ソース・ファイルの中にブレークポイントを設定し,プログラムのデバッグを行います。
「Debug」構成にソース・ブラウザ情報を追加する方法については,「構成のソース・ブラウザ情報」を参照してください。