特定のプロセッサーに合わせて最適化されたコードの要求

/tune オプションを使うと,生成される最適化されたコード形式を指定することができます。特定の実装に合わせてチューニングを行うことで,実行時性能を向上させることができます。また,特定の目的に合わせてチューニングされたコードは,他の目的では実行速度が低くなることがあります。

ia32 システムでは,/tune に対してどのキーワードを指定した場合でも,生成されるコードは ia32 アーキテクチャーのすべての実装で正常に動作します。目的のプロセッサーに合った正しい /tune のキーワードを指定すれば,通常は実行時性能がいくらか向上します。

/tune のキーワードについては「/tune」で説明しています。

/tune に対して指定されたキーワードと,使用されるプロセッサー・タイプは,正しいプログラム結果が生成されるかどうかには何の影響も及ぼしません。ia32 アーキテクチャー用命令の特定の組を要求する方法については,「/architecture」を参照してください。